二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【ダンジョン募集】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.114 )
日時: 2015/09/21 09:08
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: VXkkD50w)


・・・・・

「ユウナ選手とマイケル選手のポケモンはお互い1匹づつ一体づつ勝負の行方は一体どうなるんだァアアアア!!!?」

ハイテンションで司会を務めるダン本来の目的を若干忘れているのではないかと思ってしまう。リュウトはラッちゃんを出し。ユウナはキルリアを出した。

ラッちゃんは輪っかのような物を付けて、キルリアは頭にハチマキのような物を巻いているさっきと同じようにお互いアイテムの効果は知らない。

「チャームボイス!」
「すてみタックル!」

キルリアがチャームボイスを放つ前にラッちゃんのすてみタックルがキルリアに決まる!キルリアはすてみタックルの反動で吹き飛び壁に叩きつけられる。

「キ、キルゥゥ〜〜………」

そのまま戦闘不能となったキルリア。あまりの呆気のなさに驚きが隠せないユウナとリュウトそして会場。ダンが資料を渡されそれを読む

「どうやら、キルリアが付けているアイテムは『攻撃のハチマキ』攻撃、特攻が2段階上がるが防御、特防が下がると言うアイテムのようです。元々防御力の低いキルリアに持たせたのがミスでしたね。そしてラッタの持ち物は『先陣の輪』素早さ関係なしに必ず先行が取れるというアイテムです」
「そ、そんなのありなの?」

ダンが二匹の持ち物の解説をするユウナは自分の運の悪さを恨むユウナ。
とりあえず次に進める事になったリュウトよくやったとラッちゃんを撫でる
いい試合だったと握手をするリュウトとユウナ。

「私は一足早くポケモンセンターでハトーボー達を見ておるわ」

そう言い残し会場を後にしポケモンセンターに向かったユウナ。

・・・・・

ーー控え室

「ふう、とにかく勝つ事が出来たな。二匹ともお疲れ様」
「ラッ!」
「フーーン」

改めて控え室で二匹を褒めるリュウト。褒められたラッちゃんとモンモンは嬉しそうにする。

すると、ポンとリュウトの肩にタイヘイが手を置いた

「お疲れ様、マイケルいいバトルだったね」
「・・・・・・・・・・・・どうも。確かてめえの相手は大人のお姉さんだったか?」

タイヘイがニコッと笑いながら先程のバトルを褒める、タイヘイに触れ体がゾクッと震えたリュウト。

「ああ、でも…僕は女は嫌いだ」
「・・・・はぁ!!!!!?」

タイヘイの一言に今世紀最大の衝撃を受けたリュウト。こいつは一体なにを告白しているのか今のリュウトには理解が出来なかった。震えと額からの汗が半端なく噴き出す
抱きしめて来たり、手を強く握って来たりと怪しい部分はいくつかあったがまさか本当にマジモンだったとはこのままではヤられてしまう

「ど、どうしたんだいマイケル?汗が酷いぞ?風邪かい?」
「こっち見んな近づくな!喋り掛けるんじゃあねえええええっ!!!!」

全力疾走でこの場から逃げ出すリュウト。追い掛けるヒメとラッちゃんとモンモン。

「ま、待ってくださ〜い!?」
「ラッ〜!?」
「フーーン!?」
「い、一体どうしたんだ?」

自分のせいと言う事に気がつかないタイヘイだった。

・・・・・

ーー監獄洞窟入り口前

「……ぅ……ん?……あ、あれ!?なんで私洞窟の外にいるんですか!!?」

気絶しており目を覚ましたリム。洞窟の中にいたはずなのにいつの間にか外にいることに驚く、それにシモーナのマルマインの大爆発に巻き込まれた筈なのに。

「目が覚めたのね。爆発した瞬間にユンゲラーのテレポートで脱出したのよ。判断が遅かったら死んでたでしょうね」

目覚めたリムにシモーナが何故外にいるかを説明した。リムは「そうだったんですか」とホッとした。

「ボク〜」
「ボクレーちゃん!」

リムのボクレーがリムに頬ずりしてリムの肩に乗っかる。洞窟の方を見ると入り口が瓦礫で埋まっていた外に出る穴をここしかない為入る事も出る事も不可能になっていた。マルマインの爆発は相当強力だったみたいだ。本当に洞窟から脱出できたのは自分達だけのようだブラック団達は洞窟の中で岩にでも埋もれて死んでいるだろう。

「あっ……シモーナさんのマルマイン…」
「……奴らと一緒に埋もれたでしょうね。だから使いたくなかったのよまあやむ負えなかったから仕方ないわよね。」

自分の手持ちが死んでしまったかも知れないのにけろっとしていて本当に冷たいんだなと思っているリム。

「それより面白い物を拾ったわ。あなたがショウカクにタックルした時モンスターボールだけじゃなくてこんな物も落としたわ」

シモーナがリムに見せたのは車のキーであった。シモーナはその車の鍵でムラサメ達が乗ってきた車のドアを開ける。

「どうするあなたも来る?」
「え、えっと…行かせてもらいます!」
「そう」

シモーナは運転席に座り、リムは助手席に座るシモーナがアクセルを踏み車が走り出す
8番道路に車が飛び出す。

「シモーナさん運転上手ですね〜」
「そうかしら、初めてやったのだけれどやはり才能ある人間は違うのね」
「え?は、初めて?あ、あの……免許とかは?」
「あるわけないでしょ」

まさかの無免許運転…この人はどんだけ傍若無人で破天荒なんだとつくづく思うリム。
しかし彼女は車で何処に向かう予定なんだろうか?

「今から向かうのはムラサメが言っていた『ナナリーシティ』よそこには何か私の求めている物がある気がするの」
「わ、分かりました。ついて行きます」

シモーナ達の次の目的地は『ナナリーシティ』一体そこにはなにがあるのだろうか?

・・・・・

「ふんっ、シモーナめ…アタシ達が死んだとでも思ってるんじゃないかしら?」

その頃監獄洞窟付近には大きな穴が開いていたそこから。ムラサメ、ルミ、ズイカク、ショウカクが出てくる。ムラサメ達は爆発した瞬間ショウカクのハガネールの穴を掘るを使い脱出をしたようだ

「また大量に部下を殺してしまったわ」

どうやら脱出出来たのは彼らだけで他の団員は爆発に巻き込まれ瓦礫の下に埋もれ死亡したようだ。

「ムラサメ様、今ヘリをこちらに呼びます」
「頼むわよ」

ルミが懐からリモコンを取り出しヘリコプーをこちらに呼びブラック団の本部へと戻っていった。また失敗した事をボスに報告する事に気が引けるムラサメであった。

・・・・・

【第35話:END→第36話に続く】

余談
第35話の観覧ありがとうございます。誤字があったら教えて下さい
今回出てきた小説オリジナルアイテムは簡単に説明するとこんな感じです。
こんらんのたま→混乱になる代わりに攻撃、特攻倍増。いばるされた効果と同じ混乱は永続される
いのちのくさり→見た目は緑色のチェーン毎ターン素早さを上げる代わりにHPが削られるいのちのたまの素早さ版
せんじんのわ→素早さ関係なしでかなず先行がとれる。
こうげきのハチマキ→攻撃、特攻倍増の代わりに防御、特防がだだ下がりする。

全てナナイロ地方アルバート社限定商品です。。