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Re: 【ダンジョン募集】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.125 )
日時: 2015/09/23 08:57
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: VXkkD50w)


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「おい…トゲピーやめとけよ…お前の意思はよく伝わったよ…。でもなこれ以上やったら体もたねえだろ?」

リュウトはトゲピーにそう言うトゲピーはガクガクとする足を押さえつけ何とか再び立ち上がる。産まれたばっかりとは思えないとんでもない根性の持ち主だ。

「こんなに根性があるトゲピーま初めてだ。ケンタロス!ふみつけ!」
「モォオオオオッ!!」

再びケンタロスの丸太のような足がトゲピーを襲った。体の卵の殻のような部分にピキィとヒビが入った。それでも何度も立ち上がる

「トゲピー、本当にもう立つんじゃねえよ…お前は本当によくやったよ。おい審判俺はサレンダー…」
「……!!ピィイイイイイイイッ!!!!!!!!」

リュウトがダンに降参を告げようとした時!!トゲピーの体が眩く光り始めた。リュウトとヒメは思わず「えっ?」と漏らす、トゲピーは徐々に姿を変えていった!

「チックゥッ!!」
「し、進化しましたよ!!!?」
「まさか……」

なんと産まれたばかりの筈のトゲピーがドゲチックへと進化した。しかもドゲチックはなつき進化なのだ。産まれたばっかりのトゲピーがリュウトに懐いていたのは驚きだ
リュウトは本当にフェアリータイプに好かれやすい体質のようだ。

「おーっと!まさかの進化だっ!!!!マイケル選手!トゲチックで逆転となるか!?」
「チック!チック!!」
「さっさと指示をしてくれこっちは戦いたくてウズウズしてんだっ!って言ってますよ」
「男らしいな」

リュウトの何気ない一言にカチンと来たトゲチックは「チック!チック!!」と怒った声質でリュウトに対してなにかを訴える

「リュウト〜♀にそれは禁句ですよ〜」
「♀だったのかよ!」

トゲチックの性別が女である事が判明した。♀のトゲピーは実は半分もいない為レアである事はリュウトもヒメもしらない。

「まさか進化するなんて…予想だもしてなかったな、本気で行くよ!ケンタロス!!」
「モオオオオオオオオオオーーーー!!!!」

図鑑の説明通り三本の尻尾で自分の体を叩きながらトゲチックへと突っ込んでくるケンタロス。トゲチックは新しく背中から生えた羽で空中に逃げる。ケンタロスは勢い余って壁に突撃してしまう

「ケンタロス!」
「チャンスだ。トゲチック『てんしのキッス』」

トゲチックはケンタロスに近づき頬っぺたにソッとキスをした。するとケンタロスは目を回し暴れ始める。てんしのキッスによって混乱したのだ。ケンタロスは自分の太い足で自分の体を蹴ったりする。

「ケンタロス、落ち着くんだ!」
「俺って幸運の女神が付いてんのかもしれねえな」
「わたくしの事ですか?」
「だな。」
「なーっ!!!?///」

予想だにしていない答えに驚き顔を赤くするヒメ。さりげなくイチャイチャするリュウトとヒメ

「マジカルリーフ」
「チククククククッ!!」

トゲチックが作り出したキレイに光る無数の葉っぱがケンタロスの体を切り裂く!
マジカルリーフは必ず必中する技の為よける事が出来なかった。

「ケンタロス、仕方ない…はかいこうせんだ!」
「…ン、モォオオオオオ!」
「ゆびをふる」

ケンタロスの口から吐き出された強烈な光線がトゲチックを狙う。トゲチックは両方の人差し指を左右にふる。これは全ての技の中からランダムで発動する運要素が高い技なのである

「チックゥッ!」

トゲチックの前には光の壁が出現する。その壁はケンタロスのはかいこうせんを弾き返した!はかいこうせんはケンタロスの方に戻ってきた直撃する

「今のはミラーコートですよ!ゆびをふるでミラーコートをしたんです!」

ミラーコートは特殊攻撃の技を倍にして返すソーナンスなどが代表格で使う技だ。
ケンタロスは自分のはかいこうせんで戦闘不能となりノックダウンだ。リュウトの逆転勝ち、優勝だ!

「やりましたね、トゲピ〜!いや、トゲチック〜!」
「トゲ〜!」

トゲチックはどんなもんだい!と鼻を指ですすりながらリュウトにドヤ顔を見せる。

「チックチック!」
「これがオレの力だぜっご主人!ですって」
「オレっ娘なのかよ。似合わねえな」

優勝も嬉しいがこのバトル中。進化したり♀だと判明したりオレっ娘だったりといろいろ判明した。

「完敗だよマイケル」
「てめえにいい事教えてやるよ。俺マイケルじゃなくてリュウトだから」
「えええええええ!?騙してたのか!?」
「うるせえ黙れ」

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