二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.13 )
日時: 2015/07/17 20:20
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: .niDELNN)

テレビでディアンシーやってましたねwディアンシー可愛すぎましたわ相変わらず。


・・・・

「あ?」
「ブ?」

リュウトが『神秘のジャングル』の入り口に付くと見覚えのある黒尽くめ人物達がいた。黒尽くめの連中はボソボソと何かを話しながらジャングルの中に入って行く
こちらには全く気づいていない、リュウトは「はぁ……」と溜め息をつきながらポリポリと頭を掻く

「やれやれ、行くきゃねえーよなー」
「ブイ…」

リュウトも黒尽くめ…『ブラック団』を追いかけるように中に入った。

・・・・

「なんだここ、あ、暑い……」
「ブ、ブィィ……」

この森に入ってから元から強かった日差しが更に強くなった気がした。ギラギラ光る太陽が体力を奪う、肩に乗っていたイブも暑さにぐったりしている。汗が尋常ない程出る
喉も渇く、これなら入る前に『おいしいみず』を大量に買うべきだったと後悔する

自分の近くにいるナゾノクサやビビヨンは気持ちよさそうに日光浴をしている、クソ暑くないのかよとリュウトは若干思う。

すると、話し声が聞こえて来たリュウトはそれに気付くと茂みの中に隠れる。
『ブラック団』たちである。

「も、申し訳ありません『ジェシー』様。森の中、入り口周辺を探したのですが探知機にはミュウの反応はありませんでした」
「う〜ん、もう探索を初めて3日を立っているのに。本当にここにミュウはいるのかしラ?」

「(ミュウ………?))」

キャラメルカラーのツインテールの女性。幹部の一人である『ジェシー』は部下の一人の報告を聞いて首を傾げる。この神秘のジャングルにはあの幻のポケモンが『ミュウ』が出現するらしい。ミュウを捕まえる為に彼らはもう3日近くこの森を張っているらしい。

「(奴らより、先にミュウを見つけとかねえとヤバイ事になりそうだな…)」

リュウトはジェシー達より先にミュウを見つける為にこの場をバレぬようにゆっくりと後ろに一歩づつ下がる。

バキッ

「いっ………!!!!?」

思わず木の枝を踏んで決まった。ブラック団は驚き目線をリュウトが隠れている茂みに向ける。

「そこに誰かいるな、モロバレル!!」
「バレルルルルルッ!!」

下っ端の一人がモロバレルを出しリュウトの隠れている茂みに攻撃を仕掛ける。モロバレルはリュウトに突撃する。

「ぐわっ!?」

モロバレルに吹き飛ばされるリュウト、リュウトの顔を見て下っ端達は「あっ!?」と声を上げる。

「ジェシー様、こいつですよ最近俺達の邪魔してるガキは……。」
「ヘェ〜、Oh…ゼツボー的にフツーな顔をネ、ミー好みじゃないネ」
「俺も嬉しくないけど、有名になったじゃん…。・・・・・逃げろっ!!」

リュウトはその場を逃げ出す。ブラック団の下っ端達は追いかけようとするとジェシーがそれを止める。

「ど、どうなさいました。?」
「あのフツー君の相手はミーがするネ。オマエ達はミュウの探索を続けなさい」
「「「ハッ!!」」」
「さて、あのフツー君の顔をフツーから困りきった顔に変えてあげるネ。フフッ」

・・・・

「全く……。やってられねえぞ。馬鹿たれ」
「ラッ!」
「モン…!」
「ロト……?」

リュウトは木の裏に隠れ手持ちのポケモンを全てボールの中から出した。これで奴らがいつ来ても準備万端である。リュウト達に緊張が走る。暑さとは別な汗が吹き出る。

「あぁもう!こんな時にヒメは何処いったんだよ!」

ボゴォォッ!!

「いっ!?」
「オノォォッ!!」

リュウトが隠れていた木を粉砕してリュウトの目の前に突然現れるオノノクス。

「(今、しゃがまなかったら確実に殺されてた……)」

偶然しゃがまなかったらこの自分の後ろにある木と同じ木っ端微塵になっていただろう。

「見つけましたネ、フツー君!ワタシかっこいい物とか人とか大スキだけどキミはフツー過ぎて全然キョーミナッシングネ」
「そ、そりゃ悪かったな……。」
「ふふふっ、じゃあ始めるネ…行くヨオノノクスちゃん!」
「オノォォッ!」
「来るならこいっ…やってやれるよっ……!」

・・・・・