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Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.134 )
日時: 2015/10/02 21:54
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: ecbw2xWt)


・・・・・

「ゆけっ!アブソル、真の恐怖を奴にみせてやるのだっ!」

リッカが出したポケモンはわざわいポケモンのアブソルであった。その白い毛並みがとても綺麗だ。リュウトはそのままキッスで行く事にした。

「本気で行くぞ!!ストーンエッジ!」

アブソルは地面から尖った岩を呼び起こす岩がキッスを突き刺す。効果はバツグンだ!
キッスは吹き飛び地面に叩きつけられる。

「リュウト!キッスが…!」
「あぁ、効果バツグンだぜ…戻れ。キッス!」
「……ッ!!」

リュウトがボロボロになったキッスをモンスターボールの中に戻そうとするとキッスはそれを拒む。無理にでも戻そうとボールから発射される赤い光線を当てようとするも避けるキッス

「おい、避けるんじゃねえ!無理すんな!」
「チックチック!!」
「オレはまだまだ戦えるこんなの唾でも塗っときゃ治る!ですって」
「……」

なんでコイツはトゲピーの時からそんな無茶しがちなんだろうと考えるリュウト。しかしやはり今のストーンエッジの直撃はあまりにも傷。

「ふっ…!その傷でまだ殺るというのか…それは勇気ではなく無謀というのだ。それも分からない愚か者には悪の鉄槌を食らわせてやれっ!つじぎり!」
「ソルゥゥッ!」

アブソルはその鋭い爪でキッスを切り裂くあくタイプの技なので効果は今ひとつなのだが急所に当たり大きなダメージを食らう。

「チッ……クッ…!」
「馬鹿言っただろうが。他の仲間も信じろてめえは!」

ガクッと倒れるキッスをモンスターボールに戻すリュウト。熱い心を持つのは勝手だが自分の身体のことも考えろと思うがリュウトも自分の事は言えない。

「ふっ、次はど奴で来る!?どんな相手でも我らは敗北の二文字を知らん!フーハハハハハ!」
「チッ、てめえのその鼻へし折ってやるぜ」
「へし折るんですか!?リュウトサドなのは知ってましたが…やり過ぎでしょ!?」
「本当に折る分けじゃねえよ。てかサドじゃねーし」

鼻をへし折るという言葉に衝撃を受け引くヒメにリュウトはツッコミを入れる。十分サドだと思う。

「行け、モンモン」
「ほお…また妖精か…だが我には勝てはしねえ!アブソル。輝く息を吐け!れいとうビーム!!」
「みがわり」

輝く水色の冷気を口から放つアブソル、モンモンは自分の体力を削りポンと身代わりの人形に変身し。人形が代わりに冷気を受ける。

「暗黒に満ちろ!暗黒の波動!!」
「そんなの意味はねえ!ムーンフォースだっ!!」

真っ黒の波動が発射されるがモンモンのムーンフォースがそれを突き破りアブソルに直撃する。効果は抜群だ!ドサッと倒れるアブソル

「馬、馬鹿な……あ、ありえない私が倒されるなんて…くっ、これも運命の定めか!……仕方ないこのダークバッチと世界の半分を貴様らにやろう!」
「貰えるもんなら貰いてえけどな。まあバッチだけ貰うよ馬鹿野郎」

リッカに勝負に見事に勝利を刻みダークバッチを手に入れ3つ目のバッチとなった。

・・・・・

「さて、この街にもう用はねえな次ちけえのは……ん?9番道路の近くに気になる名前の町があるな。」

リュウトがタウンマップで気になる名前の町を見つけた。名前は『フルートの町』今は廃町になってる水の都で観光町になってるらしい。気晴らしに行ってみる事にした

「では、行ってみましょうー!」
「お〜」

・・・・・。このフルートの町での出来事がリュウト達の真の戦いの始まりである事はこの時点ではまだ知らない…。

・・・・・

【第37話:END→第38話に続く】

余談
次回38話で誰もが予想だに展開へとなるでしょう!早く38話を書きたかったので37話かなり手抜きな感じになってしまいましたねすいません。誤字があったら教えてください!