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Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.137 )
日時: 2015/10/04 02:49
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: b92MFW9H)


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水の中から炎タイプの筈のヘルガーが飛び出して来た。ヘルガーは早くこいつらぶち殺してやりたいという目つきでヒメを睨んでいる。しかしヒメはいわ、フェアリータイプ
相手のヘルガーはほのお、あくタイプとこっちの方が有利である。

「ヒメ、ダイヤストームをあの犬コロに食らわせてやれ!」
「はい!」

ヒメは大量のピンクダイヤをヘルガー向けて撃つ、ヘルガーは強力な炎を放つ
炎とダイヤストームがぶつかり合う。ダイヤストームのダイヤがヘルガーの炎によって氷のように溶けていく。

「わたくしのダイヤが…!ならっ…ムーンフォースです!」
「あくのはどう」

ダイヤストームが無駄に終わり続いてはムーンフォースをヘルガーに放つ。ヘルガーは真っ黒な波動を飛ばすムーンフォースとぶつかりムーンフォースが弾け飛びあくのはどうがヒメを襲う悪技が妖精技に勝つなど誰が予想しただろうか。効果今ひとつのあくのはどうで大きく吹き飛ぶヒメ

「ヒメ!」
「ガゥッ!!!!」
「アグッ…!?」

大きく吹き飛んだヒメ向かってヘルガーが大ジャンプしヒメの喉元に噛み付きそのまま水の中にダイブした。

「ヒメ!!!!!!!」
「ふっ…心配するのもいいが自分のをしたらどうだ?正に絶体絶命って奴だぞ?」
「み、みんなたの…!」

リュウトはラッちゃん、キッス、ロロの全員を出そうとした瞬間パルシェンがつららがすごい速さでリュウトの横腹に突き刺さる。血が溢れ始める

「なっ…ぐぁっ…!」

あまりの痛さにボールを落としバタと倒れる、そのままパルシェンがリュウトの上に思いっきりのしかかる。あまりの重さに悲鳴を上げる肋骨や背骨が逝かれた音が聞こえる

「ぐ…ぁあああ!うがあああぁあ!」
「重いか?苦しいか……?君には期待したんだけどな?ふふっ」
「お、お前らの目的はなんなんだ……!」

・・・・・

その頃水中の中ではヘルガーがヒメの喉元に噛み付いたままどんどん深くまで潜って行く。どんな方法で鍛えたら炎タイプが水を克服出来るのだろうか?ヒメは先程の攻撃で体が動かせない抵抗が出来ないこのまま窒息させようという手段なのだろう

考えは読めているのに体が痛くそして苦しくて動かせない。

「(うぐぐ…リュ、リュウト…痛い…苦しい…こいつ何処まで潜る気ですか…)」
「……ガゥッ」

ようやく噛み付きを放しヘルガーは地上へと上がる。ここまで沈めればもう上がってこれまいと判断したのだろう。

「(…………リュ、ウト)ごぽっ…ごばぁ…!」

ヒメは意識が落ちドンドン沈んでいった……。

・・・・・

「ふふふふっ、俺達の目的だと…そうだないい機会だな教えてやろう。」

遂にブラック団の目的が明かされようとしていた。なにが来ても驚かないでいようとするリュウト

「私達の目的は…憎き人間共に殺された我が愛妻の妻『ナナリー』を蘇らせ。アルセウスを使い私とナナリーは新世界の帝王そして女帝となる!!」
「……あ?」

リュウトの予想をあなり斜め上に行っていたこいつなにを言っている死んだ奴を生き返らせるだと?出来ることと出来ない事の差別くらい出来るだろう。

「蘇らせるというのは言い過ぎたな。ナナリーの死の運命をなかった事にするのだ貴様は知らんと思うがこのナナイロにいる新種の能力は『運命を司る』力を持つ。引っ捕まえた伝説のポケモン達のエネルギーを俺のアルセウスに注入させ真の力を覚醒させ私達の世界を作り上げる。その為に今は莫大の金と使える部下が必要なのだよ」

運命を司る…能力?新種はそんな力を持っていたのか…。

「ふっふっふ、私とナナリーの二人の新世界が完成したら貴様ら愚民は私達の帝国の奴隷として使ってやる」

バシャン!と大きな音を立ててヘルガーが水中から飛び出す。

「ご苦労ヘルガー。さてトドメを刺してやろうかな?ヘルガーやってしまえ」
「ガゥゥッ!」

ヘルガーはリュウトを焼き殺そうと炎を吐く。リュウトはもう駄目だと強く目を瞑るがいつまで経っても熱いのがこない恐る恐る目を開けると…。

「……クンッ」
「久しぶりだなスイクンもっと早く出てきてくれてもよかったんじゃないか?」

伝説のポケモンスイクンが現れリュウトを庇ってくれた…。

・・・・・