二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.138 )
- 日時: 2015/10/04 20:36
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: JbPm4Szp)
※接吻の写あり
・・・・・
スイクン…伝説のポケモンの一匹。主にジョウト地方に生息している筈だが何故こんな廃町にいるかは不明だが。もう少し早く助け舟を出して欲しかったと思うリュウト
「ふっ…ジョウト地方で貴様を逃した時から貴様はこの俺の手で潰したいと思ってたぞ…!!殺れ」
「シェェン!」
「クンッ!」
スイクンが口から七色の光が発射された氷タイプの技一つ『オーロラビーム』だ。それに対してダイナーのパルシェンは何かも凍りつかせる息を吐く、オーロラビームと氷の息がぶつかり合う。圧倒的にパルシェンが押す
「…ク、クンッ…!!」
「パルッ…!!」
パルシェンはニヤと笑うと自分のデコら辺に付いている角をロケットのようにスイクン向け飛ばした。
「!?」
スイクンは目を見開き驚く判断が遅くパルシェンの角が体に深く突き刺さる。
「ク…ク…ク…クンッ…!」
スイクンの体から血が溢れ出す。スイクンは体をガクガクと震わせながらもなんとか立っている。
「(で、伝説のポケモンがまるで赤子扱いじゃねーか…!強い…圧倒的過ぎる…!超人無敵…!)」
「さて、そろそろ終わらせるかヘルガー」
ダイナーの合図で再び口に炎を溜めるヘルガーだが炎の色が『赤』ではなく『赤紫』の色だ。
ヘルガーは赤紫色の炎をスイクン向けて吐き出した。その瞬間バシャ!と水の中から何かが飛び出して来てスイクンの前へと立った。あの深さからどうやって這い上がって来たのだろうか
その正体は「ヒメ」だ…。ヒメがスイクンを庇って炎を代わりに食らった!
「ヒメ!!!!!!!!」
「ふっ…まだ生きてたのか、しぶといポケモンだな。殺ってやれ」
ヘルガーの赤紫色の奇妙な炎を喰らい続けるヒメ。更に火力を高めるヘルガーリュウトは助けに入りたくても体が動かせない。遂に力尽き倒れこむヒメ屈辱であろう二度も効果が今ひとつの技でやられてしまったのだから。ヒメの今の体は全身に火傷を負っている
「も、もう…やめてくれよ…頼む…!お願いします……………!!」
「…惨めだな。ダンやってしまえ」
『アラサッサー!!』
上を見上げるとドクロマークが付いている黒いヘリコプターが上空を飛んでいた。操縦しているのはダンみたいだダンがスイッチを押すとヘリから網が発射させて網がスイクンに掛かるスイクンが暴れたり技を放ったりするが網はビクともしない。
「…確かリュウト君と言ったかな?君のディアンシーはまだ捕まえないでおくよ。君が私と再び戦う時…その時に改めてそのディアンシーを頂くとしよう強くなって私を楽しませろよ…ハッハハハ!」
スイクンを捕まえるとダイナーもヘリに乗り何処かに消えて行った……。ダイナーが去るとリュウトの緊張感が解けたのか意識が落ちる……………………。
「……」
・・・・・
ーー病院。
「…………はっ!」
リュウトが勢い良く起き上がるとフカフカのベッドにいた。あちらこちらに包帯が巻かれているここは病院の中…?一体誰が運んだんだろうか?それよりも…。
「ヒメ?」
「いますよ〜。包帯グルグルです〜」
リュウトの隣にはリュウト以上に包帯が巻かれているヒメがベッドで寝ていた。リュウトは良かった無事かと胸を下ろす。
「くっ…い、痛いです…!
「ど、どうした?そんなに火傷が痛むのか!?」
リュウトは図鑑を取り出しヘルガーのページを見ると……。とんでもない事が書いてあった。思わず目を見開いた。
『おこったときに くちから ふきだす ほのおには どくそも まじっていて やけどになると いつまでも うずく。』
ヒメはあの炎を全身に浴びてしまった…。リュウトは思わずゾクッとした体全身に今毒が周っているのではないだろうか…。
「大丈夫ですよ〜手術はしたって医者は言ってましたし〜…うぐっ」
「…………」
ヒメが今一瞬とても痛そうな顔をしたやっぱり手術をしたと言っても完全にはあのヘルガーの毒素を抜けれないのだろう…。あの時ヒメの言う通りさっさとあの町から出て行けばこんな事にはならなかったと言うのに…。自分は改めて愚かたーと思うリュウト
「ごめん…本当にごめん…」
「何で謝るんですか?怪我なんて旅には付き物です!それにこんな火傷あの沈んだ時に比べれば何ともないです!死んじゃってリュウトと話せなくなる方がよっぽどわたくしには辛いです。わたくしリュウトが大好きだから」
「……………俺もだよ」
リュウトは腰を低めヒメの小さな唇にソッと口を付けた…。他の入院者がいる?関係ない完全に今は二人だけの時間だ。周りの目など気にせずリュウトとヒメは長く…長く…。口付けを交わした。今回の戦いで二人とも死にかけたが仲は普段以上に良くなった。
「ん…ちゅ…ちゅぱ」
「ちゅ…ちゅぷ…れろ」
・・・・・
数日後脅威の回復力で回復したリュウトとヒメは旅を続行をする事にした。ヒメの体にはあちらこちらまだ火傷の傷がありたまに疼くがそんな事は関係ない。
この入院中決心した今までは軽い気持ちでブラック団と戦っていた…。だけどもう違う本格的に奴らを…ダイナーを止める事にした。
「ヒメ今からナナリーシティに向かうぞ…。ダイナーの妻の名前も『ナナリー』だった。そしてこの町の名前もナナリー…正直偶然だと思えねえんだ」
リュウトとヒメは今シモーナ達が向かっている『ナナリーシティ』に向かう事にした。
ダイナーの妻の名前もナナリー、街の名前もナナリー…偶然なんかじゃない何かこの街にはあると確信する。
「そういや、俺達をツギハギまで運んだのって誰だ?」
「えっと…確か青い馬のようなポケモンだった記憶があります。わたくしを水から引き上げのもそのポケモンだったかな…」
「なんじゃそりゃ…まあ行こうぜ」
リュウトとヒメはナナリーシティに向かっている所を青い馬のようなポケモンがそれを見ていた。
「ディオ……」
・・・・・
【第38話:END→第39話に続く】
余談
色々とぶっ叩かれる話だったと思いますタイプ無視はするわ。キスはするわ、死にかけるわwこれで注意されたらまあ察してください。ダイナーの強さはわかる人は分かるポケスペのヤナギレベルにする予定です。どんどん予想を反していく展開へとなって行く思いますが皆さん応援してくれる人だけはよろしくお願いします。誤字があったら教えてください。本当に怒られないだろうか……w