二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.170 )
日時: 2016/08/12 07:00
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: IfRkr8gZ)


短編その2『妖精』

「ん?」

とあるポケモンセンターの外で手持ちのポケモン達を遊ぼせていたリュウトとシモーナ。リュウトに野生のフラベベとフラエッテがすり寄ってきた。

「なんだこいつらは?」
「フラベベとその進化系のフラエッテですね。妖精タイプのポケモンです」
「いつも思うのだけど本当に妖精タイプのポケモンに好かれてるわよね貴方」

リュウトはフェアリータイプのポケモンによく懐かれるという謎の体質を持っている。現に手持ちにはディアンシー、エルフーン、トゲチックと三体のフェアリータイプがいる
そして今のようにフラベベ達のような野生のフェアリータイプにすらモテている。一体何故なのだろうか?

「もしかしたらリュウトの体に秘密があるのでは!?モンモン、キッスちょっとこっちに来なさい!」

ヒメはモンモンとキッスを呼びフラベベ達同様リュウトの体にすり寄ってみた。

「コラ、やめろっ!」
「スンスン……クンクン……なんかリュウトいい匂いしますね。癖になりそうです」
「フ〜〜ン」
「チックゥ〜」

ヒメとモンモン、キッスがリュウトの匂いを嗅ぎ始めるととてもウットリとした表情となった。フラベベとフラエッテ達も同じ感じだ。男の匂いがそんなに良い物なのだろうか?
その様子を物陰から見ていたシュシュプやペロッパフ、デデンネ、ラルトスも出てきてリュウトに近づきヒメ達同様にリュウトの匂いを嗅ぎ始めるとみんなしてウットリとした表情となっている

「やめろーー!!近づくんじゃあねえーー!!ペロッパフはお前は駄目だベタベタするーー!!?」

みるみるうちにププリン、マリル、ブルー、クレッフィなどもやって来てリュウトは妖精ポケモン達に囲まれてしまった妖精達は嗅ぐだけではなく体を舐めたり齧ったりもしている

その様子を見ていたラッちゃんやロロ。シモーナのガーディ、ユンゲラーは首を傾げているフェアリータイプにしか分からない匂いのようだ。

「リュウトの特性はフェアリーフェロモンだったんですね…リュウトの匂い麻薬ですよ止められません」
「なんだフェアリーフェロモンって!?後人を薬物呼ばわりしてんじゃあねえ!?やめ…アッーー!!」
「楽しそうでなによりだわ。私は部屋に戻っているから」
「た、助けてくれよ!?」

この後もかなりの数が来て2時間近くは身動きが取れなかったそうだ。

・・・・・

END