二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.26 )
日時: 2015/08/01 00:48
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: w93.1umH)

・・・・

その頃、神秘のジャングルでは……。

「アレ?あのボーイ何処に消えたのかしラ……?」

ジェシーがリュウトを見失っていた。10分近く探し回っているが見つからない確かにこの森は広いがリュウトの体力ではそう遠くには逃げれないはず。

「・・・。今度はアッチを探しまショオノノクス、チルタリスは続けて空から探してテ?」
「チルゥッ!」

チルタリスは元気良く返事をし飛び上がった。ジェシーはオノノクスと地上を改めて探す。

「フッフッフッ、必ず見つけるわヨ。フツーボーイ」
「オノォォッ!!」

・・・・

「(てめえのでかい独り言が丸聞こえだぜ。勝負は一瞬だ…!)」

リュウトはポタポタと汗を垂らしながらタイミングを待っていた。そして彼が今何処にいるかと言うと…地面の中だ。ラッちゃんとイブが穴を掘り。その穴に入り地面を掘り進めジェシーの近くまできたのだ。だから今まで見つからずに彼女の近くまで来れたのだ。作戦はシンプルだ通り過ぎたら後ろから地面から飛び出し不意打ちをする。
汚いかもしれないがこれは公式のポケモンバトルじゃない生きるか死ぬかの殺し合いである。殺らなければ殺られる。殺られる前に殺る。それがブラック団との戦いだ

ドシン……ドシン……。とオノノクスの大きな足音が響く…。どんどん近づいてきている、緊張が走る息が荒くなる…汗が暑さと緊張が異常な程溢れる服もズボンもましてやパンツの中までもがビチャビチャである。リュウトの隣にいるラッちゃんの6本のヒゲがビクビクと反応した。ラッタのヒゲはセンサーになるのだ。

「今だ!!!!」

・・・・

「ワッツ!?」

ボコォッ!と大きな音が後ろからした。ジェシーが驚いて後ろを振り返ると地面の中からリュウトとポケモン達が飛び出した。

「ひっさつまえば、ようせいのかぜ、でんきショック、ずつき!」

リュウトのポケモン達の一斉攻撃がオノノクスを襲う。

「クッ!地面の中に隠れていたなんテ!オノノクス、そんなの振り払うのヨ!」

オノノクスはラッちゃん達を振り払おうとしているが意地を見せラッちゃん達はオノノクスから離れようとしない。

ガジィッ!!!

「オノォォォォォォォォォ!!?」

ラッちゃんのひっさつまえばがきゅうしょに入った。

「オゥ!?喉元噛み付くのは反則でショ!?死んじゃいマース!?」
「そっちだって俺の事殺そーとしたじゃねえか。ラッちゃん、そのまま喉元貫いてやれっ!!」
「恐ろしい事言うネこのボーイ……。オノノクス戻るネ!」

ラッちゃんがオノノクスの喉元をさらに強く噛み付こうとした瞬間流石にマズイと思いボールの中に戻す。

「おい、外人もどきボールに戻すのは反則だろ」
「ポケモンをボールに戻す行為を反則と言いますカ……。もう何が良くて悪いのか分からないネ。後外人もどきじゃないヨ!ジェシーネ!」
「じゃ、ジェシーさんオノノクス戻したって事は俺の勝ちでいいって事だよね。あれまだチルタリスいるんだっけ?」

リュウトが自分の勝利でいいか聞いてみるが。ジェシーは「ダメネ」といい首を左右に振る。

「フツー君。ワタシはあえて手持ちの中で最強の『最終兵器』を使ってキミに地獄を見せるネ……。」
「いいだろう受けて立つぜ…。その代わり俺が勝ったらアンタの足の裏舐めるからな」
「こ、このヘンタイ!行くネ。『ガブリアス』!!!」

ボールから出てきたのはオノノクスよりも大きな体とんがった牙鋭い爪……。これが彼女の最終兵器。ドラゴンポケモンの中でも最強クラスの一匹『ガブリアス』だ

「うぐっ……。や、やれやれ相手にとって不足なし!モンモン。ようせいのかぜ!」
「モンメーー!!」
「ガァァァァァッブゥ!!!」
「モンッ!!?」

ガブリアスのどくづき!モンメンにはこうかばつぐんだ!
ガブリアスの強烈などくづきでモンモンは何処かに吹き飛ばされてしまった。

「なっ…モン!こ、この野郎…………イブ、すなかけっ!」
「ブィィィッ!!」

イブは地面を蹴り砂をジェシーとガブリアスにぶつけ目くらましする。

「グッ!!」
「ガァッ!!?」
「今の内だ逃げるっ!!」

ジェシー達の目が眩んでるうちに凄い速さで逃げて行くリュウト。リュウトの後ろにイブ達が続く。

「はぁ…はぁ…モンモン何処に飛ばされた?」

逃げながらガブリアスに吹き飛ばされたモンモンを探す。

「ブイブイ!?」

イブが後ろを振り返ると物凄いスピードでガブリアスが追ってきていた。流石マッハポケモンと言ったところだ

「ガァァァァッ!」
「やば……。ぐぁぁぁぁっ!?」
「ブィィィッ!!?」

リュウトとイブはガブリアスの巨体な体にぶっ飛ばされ木に思いっきり叩きつけられる。

「はぁはぁ……。か、体が…骨が……。」
「ブ、ブイ……」
「ガァァブゥゥ……」
「(ま、まずい…殺される……)」

ガブリアスに突進された時と大樹に身体を思いっきりぶつけた時に身体のあらゆる所の骨が折れてしまったようだ。動けなくなってしまったリュウトとイブに巻き添えを食らわなかったラッちゃんとロロが慌てて近寄る。

「ガァァブゥゥ!」
「ふふっ、チェックメイトネ!!」
「(ヒ、ヒメ〜〜〜……頼む来てくれぇっ…!!)」

・・・・

【第29話:END→第30話に続く】

余談
バトルシーンって難しい!!!!!!当たり前なんだけどやっぱ難しい。すっげえグチャグチャだったぞ…。夏休みの半分が終わったね課題?そんなもんゴミ箱に打ち込みましたよあははは…………。今月の8日にこの小説のお誕生日を迎えます。誤字があったら教えてくださいな。ルピアちゃんの追っ手の二人組のグロッグとワルサーの名前の由来は拳銃です。