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Re: ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.31 )
日時: 2015/08/07 17:10
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: 7ouSN2YT)

【第30話:最終兵器】

・・・・

「くそっ、来るんじゃねえよ……歯糞臭え口してやがって」

動けないリュウトにドシンドシンと大きな足音を立てながら一歩ずつ近づくガブリアス。息を荒くしながら近づいている。その自慢の大きな口と牙をリュウトは歯糞臭い口と評した。

「口の減らないボーイだネ…自分の置かれてる状況分かってるノ?」
「・・・。やれやれ…もう好きにしろっ!俺逹の負けだ!殺すなら一思いに殺せ!」

負けを悟ったリュウトはさっきまで力が入り派なしだった肩を力を抜き体を思いっきり右に倒す。

「なぁ、頼みを聞いて欲しいんだ。俺のポケモン達は生かしてくれないか?頼むよ…。」
「……まぁミーもそこまで鬼じゃないネ…。いいでしょウボーイのポケモンは助けてあげるヨ」
「……どうも、戻れラッちゃん、ロロ」

ジェシーはリュウトの要求である自分の手持ちは生かして欲しいと言うものを飲み込んでくれた。ラッタとロトムをモンスターボールに戻すリュウト問題はガブリアスに吹っ飛ばされたモンメンとガブリアスの攻撃を自分と一緒に受け大怪我をしているイブ
イブもリュウトと同じくあらゆる場所の骨を折ったであろう、横で苦しそうにピクピクと動いている

「…………このイーブイとさっき吹っ飛ばされたモンメンも頼むよ」
「……じゃあ、トドメといくネガブリアスちゃん!」

ガブリアスは鎌のような部分をリュウト向けて振り下ろす。リュウトは静かに目を閉じた不思議と恐怖を感じなかった。短い人生だったけどそれなりに楽しかったそう思っていた。

「フーーーーン!!!」
「エッ!?」
「ガッ!?」

リュウトがパックリと真っ二つになろうとした瞬間一匹の『エルフーン』がリュウトを助けた。

「野生のエルフーンなんてこのジャングル生息したネ!?」
「フーーン」
「?……おまえ…モンモンか!?」

エルフーンは後ろを振り向いてニコッとリュウトに微笑んだ。リュウトは気付いたこのエルフーンはモンメンだと。しかし何故進化しているのだろうか

「なるほど分かったネ、確かこの神秘のジャングルには確か『たいようのいし』があったハズ。さっき吹っ飛んだ場所にたまたま落ちててそれを拾って進化したネ」
「フーーン!!フーーン!!」
「戦いたいのか?そうだよなその為に進化している戻ってきたんだよな。よしようせいのかぜ!」

エルフーンは空中に月を一瞬にして作り出して。その月から力を吸収し光の玉を放出しガブリアスにぶつけたガブリアスにはこうかばつぐんだ!!ガブリアスは膝から崩れ落ちバタン!と倒れた

「ナッ!?今のはムーンフォースネ!!?」

今のはフェアリータイプ最強の技『ムーンフォース』である。エルフーンは進化した事によりようせいのかぜを忘れムーンフォースを覚えた!

「モ、モンモンよくやった!凄いぞお前は!!」
「フーーン!!」

エルフーンは照れながらリュウトに抱きついた。ジェシーはワナワナとしている

「ま、まだネ!!オノノクスとチルタリスが残ってるヨ!!」
「エルフーン行けるか?」
「フーーン!!」

エルフーンは元気良く返事した。ジェシーは二つのモンスターボールを構える
オノノクスとチルタリスをだそうとした時。ムクリとガブリアスが立ち上がった。

「が、ガブリアス?」
「このデカブツまだやる気なのかよっ……」

ムーンフォースの強烈な一撃を食らったといいうのにまだ立ち上がる元気があるガブリアスを見て流石に驚きを隠せないリュウト。エルフーンは攻撃の体制を構える

「ガ……ガァアアアアアアアアブゥウウオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」

ガブリアスは目がギラッと光ると突然叫び出し。飛び出した!周りの木草花をその驚異のパワーでなぎ倒しながら。突然の事で目を大きくしながらポカーンと見ながら。

「ガ、ガブリアス……!ガブリアスはたまにこうやって暴走する事が……」
「て、てめえ!トレーナーならちゃんと…!しつけをだなぁ…」
「し、してるヨ!だ、だけど…。そんな事を話してる場合じゃないネ…!チルタリス追うヨ!」

ジェシーはボールからチルタリスを出すと。チルタリスに乗っかり暴走したガブリアスを追跡する。

「はぁ……。やれやれだぜ」
「フ、フーーン……」
「追いたいけど俺今両足の骨粉々で動けねえんだよな。俺にも空を飛ぶを持つポケモンがいたら…。一か八かやってみるか」
「フーーン?」

・・・・・