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Re: 【祝】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部【一周年】 ( No.40 )
日時: 2015/08/17 00:43
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: .YMuudtY)

・・・・・

「おい、見つかったか?」
「いや、いねえんじゃねえのか?」

ジェシーの部下であるしたっぱ達はミュウを命令通りに探していたがここまで食わなく探したのだ見つからないので諦めかけていた。

「ボスの野郎の勘違いだったんだ。ジェシー様のところに戻ろう」

ボスの勘違いだったと自分達で判断しジェシーの元に戻ろうとするしたっぱ達。

「おい何か聞こえてこねえか?」
「え?」

一人のしたっぱが何か大きな音が近づいてくる事に気がついた。したっぱ達は音の聞こえる方に顔を向けると……。理性を失い暴れているガブリアスがこちらに突っ込んできていた。

「ガァァァァアアアアアブゥウウウオオオオ!!!」
「「「「ぐぁああああーーーー!!!」」」」

ガブリアスに吹き飛ばされるブラック団のしたっぱ達。したっぱ達は大樹に体を叩きつけられそのまま倒れる。

「ガァアアアアアブォオオオオオオッ!?」

ガブリアスは雄叫びをあげて大地を揺らす!技の一つである『じしん』だ。ジャングル全体が大きく揺れる。そこらにある大樹が倒れる野生のビビヨンやナゾノクサが慌てて逃げている。気絶しているブラック団のしたっぱ達は倒れてくる大樹の下敷きになる

「落ち着くネ!ガブリアス!」

ジェシーがようやくガブリアスに追いつき宥めるようとするもガブリアスは聞く耳を持とうともせず更に暴れる。今の状態ではモンスターボールにも戻せない戻してもすぐに飛び出てくるであろう。

「仕方ないネ!オノノクス、ガブリアスを止めるヨ!!」

ジェシーのオノノクスはガブリアスを止める為に飛びかかる。しかしそのぶっとい尻尾で薙ぎ払われてしまう、オノノクスは先程のリュウトとの手持ちのリンチでだいぶ大量を削られている

「オ、オノノクスちゃん!」
「ガァアアアアブゥオオオオオオッ!!」

ガブリアスは仲間の筈のオノノクスにトドメを刺そうと鎌の部分を振り下ろそうとした瞬間。

ドゴーーン!!と背後からエネルギー弾のようも物がぶつかったガブリアスはギロッと睨みつけながら後ろを振り返ると…誰も何もいないキョロキョロと周りを見渡すも影も形もない…気のせい…の筈はないのだが何処に隠れているのだろうか?

「モンモン、エナジーホール」
「「!?」」

何処からともなくリュウトの声が聞こえた。しかし何処にもいない…

「まさか…」

ジェシーは気づいたリュウトが何処に隠れているのか先の声の元をよくよく考えてみたら『下』の方から聞こえたのだ。つまり……

「フーーーン!!!!」

地面から無数のエナジーホールが飛び出した!ボカン!ボカン!と地面から飛び出した無数のエナジーボールは全てガブリアスに直撃する。これだけの数のエナジーホールを食らった為少しよろめくガブリアス。

エナジーホールが飛び出してきた穴からリュウトとラッちゃんとモンモンが顔を出した。

「どうだざまぁみやがれ…また地底から掘ってお前らを追ってきたぜ」
「こんな戦法するのキミくらいネ……。」
「褒められてるのか貶されてるのかわからないな…いてて…さっきのじしんは死ぬかと思ったぞ……。」

先程やったガブリアスのじしんは地面を掘って移動していたリュウト達にも大ダメージを負った。地底にいた為傷を陸にいる倍である

「ガァアアアアブゥウウウウ!!」

ガブリアスはリュウト立ち向かって走り出した。

「やばっ…ラッちゃん、モンモン頼む!!」
「ラッ!」
「フーーン!」

穴からラッちゃんとモンモンが飛び出す。ラッちゃんはすてみタックルをガブリアスにかますガブリアスはドタンと尻餅をついてしまう、逃さずそこにモンモンがムーンフォースを叩き込んだ。

「ガァアアアア………ブゥオ!」

ガブリアスは地面から無数の尖った刃のような岩を呼び起こした。技の一つの『ストーンエッジ』である。出てきた尖った岩を全て避けるラッちゃんとモンモン

「ちゃんと狙えよな……体ばっかりデカくてオツムは良く出来てねえみてえだな」
「オゥ!?ミーのガブリアスを悪く言うんじゃないネ!!」

自分の手持ちの悪口を言われて流石に頭にきたジェシーはリュウトに突っかかる。

「お、おい!やめろ!」
「やめないネ!」

ガブリアスの視線はリュウトとジェシーの方に目がいくガブリアスはドスドスと二人目掛けて走り出す。

「ガァアアアアブゥオオオオオオッ!!!!」
「やばっ…!」
「ガ、ガブリアス……っ!!」

モンモンとラッちゃんがリュウトを助ける為に走り出すが間に合わない!もう駄目だと悟り二人は目を食いしばるように瞑る。

・・・・・