二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【祝】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部【一周年】 ( No.44 )
- 日時: 2015/08/19 04:28
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: .YMuudtY)
【第31話:灼熱のサイホーンレース】
・・・・・
リュウトは二人に運ばれた後晴れて入院する事になった。ジョーイからは全身の骨が折れている為しばらく旅をするのは不可能と言われた。そしてサイホーンレース開催日となった。
ーーリュウトの病室
「では、リュウトわたくしはサイホーンレース場に行ってきますわね。動いちゃ駄目ですよ?」
「へいへい」
全身包帯巻きにされているリュウトにヒメはそう言う。動くなと言っても動けないから全く問題ない、ヒメはサイホーンレースを見に行くべく病室を後にする
「ポケパルレでもやるか。出て来いロロ」
リュウトは『ポケパルレ』をやるべくモンスターボールからロロを出した。ロロは「ロトトッ!」と元気よく飛び出てくる。ポケパルレとはポケモンを撫でたり、遊んだり、おやつを上げたりする触れ合いの事を言うのだ
「じゃあ早速」
びりっ!
「ビリっときたぁああああ!?」
「ロ?」
・・・・・
ヒメはサイホーンレース場の観客席についた席はルピアが取ってくれているらしい。
ルピアを見つけるとヒメは嬉しそうに手を振りながら彼女の名前を呼ぶ。ルピアは静かに手を振り返した。
「ルピア、席を取っておいてくれてありがとうございます!」
「気にしないでいいわ。ヒメ」
ヒメはルピアの横に座る。すると見覚えるのある眼鏡の男が二人の前に現れた
「おや?おお!よく見たら先日のリュウト殿のポケモンですなっ!」
「なっ!?お、お前は!?ポケモン大好き倶楽部会員のヒラタ!」
二人の前に出てきたのはこの町に着く前に出会ったポケモンが好き過ぎる変態集団『ポケモン大好き倶楽部』。その会員の一人ヒラタである
「ヒ、ヒメ?この薄汚れた男は?」
「この男は大好き倶楽部のヒラタ…そしてナナイロの預かりボックリ管理人者です…」
そうこの薄汚れた眼鏡のロン毛男ヒラタは何とナナイロ地方の預かりボックスを作った管理人者なのである。ルピアはそれを知り決心した二度と預かりボックスを使わないとこの男が管理しているボックスなど使ったらこの男に何されるか分かったもんじゃない為
「おやおや、お嬢さん小生を信じてないでござるな?安心してくだされ小生人のポケモンには手出しはしないので」
そのなりで言っても全く信用できなかったヒメとルピア
「人を見かけで判断するのはよろしくないですぞっ!?」
「・・・・知らなかった方が幸せって本当に存在するのね。選手が入場するみたいヒメ」
他の観客の歓声ととも選手が入場し始めた。司会者は入場者の名前と紹介をしている。
「あっ、ミズキです!」
ミズキが入場口から登場する。ミズキは観客席にいるファン達に手を振る
「注目する選手の一人。ミズキ選手の登場だぁぁっ!ミズキ選手はあのサイホーンレーサーの憧れサキ選手の一番弟子!しかし最近不調の様子…今回負ければ人気に響くかもしれないぞ〜!?」
「好き勝手いいますわねあの司会者…。」
悪気は多分ないと思うんだが好き勝手な事を言う司会者を不快に思うヒメ。そしてミズキの次に出てきたのがミズキの天敵マリカだ。
・・・・・