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「……よし、よくやったわ次の作戦いくわよっセバスチャン」

指に付けている指輪でセバスチャンにそう伝える。この指輪どうやら通信機能が付いているようだ。

街中に作られたコースを走っていくサイホーン達。マリカの横を走っているミズキはギロッとマリカを睨みつける、マリカはミズキを見てふふっと笑う
すると、ミズキとマリカの後ろを走っていた二人のレーサーか急に転倒した

「うわぁぁっ！？」
「きゃああっ！！」
「おーっとなんだぁ！？ララ選手とケント選手が転倒したぞぉ！？」

ララ選手とケント選手は転倒してしまった為失格となった。詳しくなかったがこのレースはサイホーンが止まると失格となるのだ。ミズキは違和感があった何故二人一緒に転倒したのか？それに何故何もないとこで転倒したのか？二人が転倒したのを見てくっくっくと笑うマリカ

「アンタ何かしたでしょ！？」
「さぁね！サイホーン飛ばすわよ！」
「ホォオオオオンッ！」
「待ちなさいっ！」
「レースで待つわけないでしょ？」

マリカはミズキを抜かしトップに躍り出る。その頃ミズキ達が来る前にヒメ達は先回りをして6番道路にいた。どうやってサイホーンより先に着いたかと言うとルピアのウインディに乗ってきたのである

「ルピアのウインディ速いですね〜ウインディレーサーになってはどうですか？」
「か、考えとくわ。」
「ディアンシー殿、今入った情報によると二人の選手が脱落したそうでござる。」
「そうですか早くもあと7人…。あっ来ましたわ！」

レーサーが後ろから来ているのを確認すると３人は草むらの中に隠れた。トップは以前変わりなくマリカ。その後ろにミズキ。ミズキの後ろに他のレーサーが続いている感じだ。

「ここで一気にいくわよっサイホーン！」
「ホォォォォッ！！」
「ここで、サチコ選手スピードを上げたぁぁぁっ！ミズキ選手を抜かし、このままマリカ選手を抜かしてトップに躍り出るかぁぁっ」

ミズキの後ろにいたサチコと言う女性の選手がスピードを上げミズキを抜かしそのままマリカを抜かそうとした瞬間。バランスが崩れ地面に叩きつけられる

「ふっ」
「い、今何かに引っ張られ…！がくっ…」

サチコ選手あえなく失格となった。今の状況を見ていたヒメ達も何か違和感があったマリカを抜かそうとした瞬間にバランスを崩した…。

「マリカの周りに何かポケモンがいる…？」

ルピアは気づいたマリカの周りにポケモンがいて。そのポケモンがサチコのサイホーンの足を引っ掛けたのではないかと。するとまた一人の女性選手がマリカを抜かそうとした

「ふん、このマリカ様を抜かそうとすると痛い目みるわよ……？」
「なに言ってるのよあなた？」

その瞬間女性選手の服が燃え始めた。

「な、なにっ！？きゃぁぁっ！？」
「な、な、な、なんとぉぉぉッ！！？ロコモ選手の服が燃え始めた！？お、おおお！？こ、これは凄い！」

「なんなのよ、いやぁぁん！あっ！？」

会場にいる男性陣達が「うぉぉぉぉぉ〜〜！！」と男性陣が歓声を上げる。ロコモはあまりの恥ずかしさにサイホーンから手を放してしまい転倒してしまいリタイア。辱めを受け上に怪我をするなんとも不幸なロコモ選手。急いで消化班が向かった

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