二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【祝】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部【一周年】 ( No.52 )
日時: 2015/08/21 05:01
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: .YMuudtY)



・・・・・

「反乱ばかりのこのレースも大詰めとなってきました!!殆どの選手が謎のトラブルにあいリタイアしてしまいました。現在のトップは依然マリカ選手!その後ろをミズキ選手が追う!先に会場にあるテープを切った方が優勝だ!」

未だマリカの反則行為に気づかないアホの司会者仕事しろ。マリカは後ろから猛スピードで追い上げてくるミズキに珍しく焦りを感じている。通信指輪でセバスチャンに話しかけるが応答はない、そのはず病院から抜け出してきたリュウトにお星様にされてしまったのだから

「くっ、セバスチャン!セバスチャン!!くっ、役立たずめ!」

マリカは指輪を外し右手で握りしめて指輪を破壊し残骸を捨てる。こうなったら実力で叩きのめすしかないと決心しマリカは何処からかムチを取り出した。

「さっさと走るのよ今より飛ばせ!!!ノロマ!!」

そのムチでバシンバシンとサイホーンを叩き始める。サイホーンは痛そうな声を上げながらスピードを上げる

「くっ、サイホーンをなんだと思っているのよ……。今確信出来たわこれは私の優勝ね。」

ミズキはギリッと歯をくいしばるが何故か優勝を確信した。

・・・・・

「戻って来たわ。……先頭はやっぱりマリカね」
「そんなあんな奴が優勝だなんて納得いきませんっ」

会場にいち早く戻って来たのはマリカ。このままテープを切れば優勝である
マリカはニヤッと笑い勝利を確信した時。

「ホ、ホォォォ……」

ドダァ!と豪快な音とともにマリカのサイホーンが倒れた。ザワザワと会場が騒つく

「こ、こら!動きなさいよ!このトンチキの田ゴ作が!」

サイホーンをムチで何度も引っ叩くが一向に動かない。サイホーンが走るのを止めた為マリカはゴール前で失格になった。その間にミズキがマリカを抜かしゴールテープを切った。

「「「「おおおおおおお〜〜〜〜〜〜!!!!」」」」
「今回の優勝者はミズキ選手だ〜〜〜〜!!大逆転勝利〜〜〜〜!!」

観客席はミズキコールを贈るミズキは観客席に手を振る。そしてミズキはマリカの近寄る

「あなたの敗因はサイホーンに無理な走りをさせ過ぎていたからよ。だからゴール前で倒れのよ」
「だ、黙れ!!このマリカ様が負ける筈がないっ!父親はアルバート社の責任者『エビル=アルバート』なのよっ!?父に頼んでお前達など消してやる!」

完全に逆ギレするマリカもう何を言っても無駄だと悟る。マリカは腰についているハイパーボールを手に取る。

「私が優勝出来無い大会なんて大会じゃない滅茶苦茶にしてやる!!」
「もういい加減にしなさいっ!!!!行くのよサイドン!」

ミズキはサイドンを繰り出した。サイドンはマリカにメガトンパンチを繰り出した。

「ぐはぁっ!?お、覚えてなさいっ!私は絶対に復讐するっ!絶対にだぁ〜〜!!」

マリカは執事のセバスチャン同様空の果てに吹き飛ばされていった。

「よくやったわ、サイドンスッキリした」
「ドン!」
「ミズキ〜〜〜〜!優勝おめでとうございます!!」

ヒメが観客席から飛び出しミズキに抱き着く。ミズキはしっかりとヒメを抱きしめる

「に、してもサイホーンを持っているのにサイドンも手持ちにいれてるんですね。」
「えぇ、この子は戦闘用。このサイホーンの弟なのよ?」
「えぇ!!?」

マリカを吹っ飛ばしたサイドン実はこのレース使われたサイホーンの弟らしい。普通逆なのでは?と思うヒメだった。この後開閉式が行われた。ミズキが優勝したからヒメはお金持ちになれると思っていたがルピアに後々聞かされたがチケットを買ってないから予想が当たってもお金が入らないと知り若干落ち込んだ。

そして、レース終了して二日ほどたった。全身骨折に近いリュウトは急激に回復し何故か折れた骨も元通りになり旅を再開出来るようになった。これも多分ミュウの力なのかも知れない。一緒に怪我をしたイブも治ったが今回の騒動で戦闘恐怖症になってしまったみたいで無理に旅をさせるわけにもいかないので転送システムでリュウトの実家に送った。そしたらアミはとても喜んだ。

ヒメはルピアとの別れを悔やんだが旅をしていればまた会えるとルピアは言いリュウト達より先にラクスタウンを去った。

ーー7番道路

「では、次の街に行きましょうか次は目指すは7番道路を越えた先にある『ツギハギシティ』!!」
「それじゃ出発進行〜ナスのお新香〜」

リュウトとディアンシーも新たな出会いを求め7番道路を踏み出した。そしてカタカタと一瞬鞄に入っているマツクリから託されたタマゴが動いたが気づかなかった……。

・・・・・・

ーー???

「社長、三日程前からお嬢様とお嬢様の執事が行方不明との報告です。」
「放っておきなさい。あんなサイホーンもまともに操れない馬鹿。私は忙しいのですよ」

黒服は失礼しましたと静かに言い頭を下げ部屋を後にした。

「に、しても『ブラック団』も使えませんねぇミュウ一匹まともに捕まえられないとは・・・。期待外れもいいとこですねぇ…ふっふっふ」

・・・・・・

【第31話:END→第32話に続く】

余談
これレースか?と書いてて思ったけどまぁいいよね!俺の文章力でまともなレースなんか書けるわけないしね!w割とマリカのキャラに腹立った人は多いんじゃないですか?
まさに人によってはブラック団より悪かもしれませんね、そして作中でも出た『アルバートグループ』これがこれからどんな風に関わってくるのかも注目してください!そしてリュウトのタマゴのポケモンを当てた方には賞金が出ません誤字あったらよろしくです