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Re: 【祝】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部【一周年】 ( No.65 )
日時: 2015/08/27 04:50
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: npB6/xR8)


・・・・・

ーーバトル大会の会場の控え室。

会ったばっかりのブリーダータイヘイに連れられバトル大会に出場する事になってしまった。タイヘイは自分の分とリュウトの分の受付を済ませてきてしまった。しかもリュウトは『マイケル』と言う偽名での出場

「広い会場ですね〜サイホーンレースの会場とどっちが広いんでしょうか?」

ヒメは会場の中をきょろきょろと見渡すこの前のサイホーンレース場との広さを比べる。リュウトは勝手に受け付けを済まされ若干鬱気味こうなってしまったのなら仕方ない負けるのは気に食わない為出るからには優勝を目指す事にする。

「おーい、マイケル!そろそろ始まるぞ!」
「わーったよ。今行くから」

タイヘイのあの爽やかな笑顔がムカつくメガネ叩き割ってやろうかと心の中で思う。ヒメはリュウトの右の肩に捕まる

「頑張ってくださいね。『マイケル』」
「やっかましいわい」

・・・・・

「さぁ、始まりました!バトル大会ピチューカップ!今宵この大会で優勝する勇者は一体誰になるのか!?あっ、紹介が遅れました!私はこの大会の総合司会者『ダンズ』と申します。では一回戦ダブルバトル一試合目開始ィィィ!!」

開会式が終わり試合の一試合目が始まった…。リュウトは少しだけあの司会者が気になった。顔に勿論見覚えはないあんな髭面で禿げている50代かそれ以上かの男なんて知ってるわけないのだがなにかが気になった。名前の『ダンズ』……そういえば同じような名前の奴がいたようないなかったような気がしなくもないし、いた気もする。

「マイケルそろそろ俺達の試合4試合目だ」
「あ、あぁ」

そんな考え事をしていたらもう出番が回ってきた。そろそろ本名を教えてやろうとした時ヒメが口を塞いだ。

「な、なにすんだよ…」
「このままもう少しマイケルと名乗りましょう面白いですし」
「お前も性格悪いな」
「?」

・・・・・

「では、一回戦第四試合。マイケル選手&タイヘイ選手vsアリサ選手&カズキ選手の戦いだ〜〜!」

リュウトとタイヘイの試合相手はアリサとカズキと言う学生2人だ。アリサは幸せそうにカズキの右腕に抱きついている。カズキは照れ臭そうにしているがとても幸せそうだ。

「カズキ先輩〜〜!!私達のラブラブパワーで勝っちゃいましょう〜〜〜!」
「ああ!俺達のコンビネーションみせてやろうっ!」

どうやらこの二人はカップルのようである。このイチャつきがリュウトの導火線に火をつけてしまった

「戦場でイチャついてんじゃねーぞ。ダボ共が…」
「ま、まあまあ落ち着けよマイケル」
「そうですよ。自分がモテないからって見苦しいです」

まさかヒメにまで言われるとは思ってもいなかった。というか味方がいない事に不満を持つ

「では、試合開始〜〜!!」
「捻り潰して海に沈めてやれっ、ロロッ!」
「行くんだ。ピッピ!」

リュウトはロロを出しタイヘイはピッピを出した。対する相手はブラッキーとエーフィだ。リュウトのロロ試合前に予め洗濯機にフォルムチェンジさせておいた。

「マイケル、俺が援護に回るからお前はドンドン攻撃してくれ」
「了解した。先制攻撃ハイドロポンプ!!」
「ロトトトトッーー!!!」

真ん中の蓋が開き思いっきり水が噴射される。水ポケモン最強技の『ハイドロポンプ』だ。洗濯機にフォルムチェンジした事により覚えたのだ。しかしエーフィ、ブラッキーはヒラリと華麗にドロポンを避けた

「攻撃しちゃっていいですね!カズキ先輩〜〜!」
「勿論だよアリサ俺が援護に回るよ」
「や〜〜ん!ありがとうございますっカズキ先輩愛してるっ♪」
「さっさとやれぇえええ!!!この※※※※※がぁ!!」

この二人の予想を覆すバカップルぷりにリュウトも堪忍袋が切れ遂に放送禁止用語が飛び出てしまった。※※※※←この枠になんの言葉が入るのかは皆さんの想像に任せます。
タイヘイとヒメと観客達は引いているが、カズキとアリサはモノともしていない

「エーフィ、サイコショック!」
「打ち消してやれ、でんげきは!」

エーフィは念力波はロロ向けて放つ、ロロはでんげきはを放つ!サイコショックとでんげきはがぶつかり合い大爆発を起こす

「アリサ!目を瞑るんだ。爆風がアリサの目に入ったら大変だ。」
「カズキ先輩……大好き…。」
「一々イチャつくんじゃねえ!ロロ、シャドーボール!!」
「こっちも援護するぞっ!ピッピ!」

ロロは黒い球体を作り出しエーフィ向けて放つ、ピッピはロロの援護に回る

「ブラッキー!どくどくをお見舞いしてやるんだ!」
「ブラッ!」

ブラッキーは口からヘドロをロロに吐き出す。べチャッと顔面にヘドロがくっ付き目が使えなくなってしまったのはこっちの方である

「あぁ、ロトムの顔に毒素が付いちゃいましたよ!」
「ぐっ、こんな技を…」
「ピッピ、おうふくビンタ!」
「リフレクター!」

エーフィ達の前に分厚い光の壁が現れ、物理技であるおうふくビンタを半減にした!

「これやばいんじゃねえかタイヘイ?」
「あぁ、負ける気がしてきたよ」
「絶体絶命ですね。」

ロロは顔面に毒素がひっ付き目が見えなくなり攻撃しても当たるか当たらないか運になってしまい。リフレクターで物理技を半減にさせられた

「ロッ…ト…!」
「……タイヘイ、お前のピッピ…」
「……!わかった!」

ロロは猛毒で徐々に体力が削られていく。ピッピもエーフィの攻撃を避けるのに精一杯だ。するとリュウトがタイヘイに耳打ちでなにかを伝えた

「そろそろトドメと行こうかアリサ…」
「は〜い♪カズキ先輩〜♪」
「ブラッキー、ロトムにイカサマ!」
「そして、サイコショック!」
「フィィ!!」
「ブララッ!!」

・・・・・