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Re: 【ダンジョン募集】ポケットモンスター_ナナイロ冒険記_第二部 ( No.94 )
日時: 2015/09/07 07:24
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: lyEr4srX)

【第34話:監獄洞窟】

・・・・・

シモーナは何でもするという条件付きで追われているリムという女を助ける事になった。

「邪魔すんならおめえも俺の奴隷にしてやらぁあああ!ザングース、ハブネーク!」
「プルル〜〜!!」
「ザングゥーー!!」

奴隷商人のハブネークとザングースが勢い良くシモーナ向けて飛び掛かってくる、しかしシモーナは顔色一つ変えずにその場に佇んでいる避けなければザングースとハブネークの餌食になってしまう。リムが「ひっ」と声を漏らし強く目を瞑る

いつまで経っても殺られる音が聞こえないので恐る恐る目を開く。

「ハ、バブゥ…!?」
「ザングゥ!?」
「ユンッ!!」

ユンゲラーが二匹を押さえつけていた。このユンゲラーはきっとプレミシティでのケーシィが進化したのだろう。

「ユンゲラー、サイケこうせん」
「ユンッ!」
「ハ、ハブゥゥゥッ!!」

ユンゲラーの目から放たれた七色の怪光線がハブネークを襲う。効果はバツグンである!ハブネークは目が鋭くなり味方のザングースに襲いかかる。ハブネークはザングースにかみつくザングースは噛みつかれ悲鳴をあげる。

「なんじゃぁ!?ハブネークなにをしている!?」
「混乱してるのよ、分からない?低脳なトレーナーね」
「なんだとぉ!?ザングースあの生意気な女にきりさく!」

奴隷商人はザングースに命令するがザングースは混乱しているハブネークに巻き付かれてしまい身動きが出来なくなっていた

「……人生終わらせてあげるわ。ユンゲラー」
「ひぃっ!?ま、待って…!!」
「ユンゲラーの目をじっと見るのよ」

奴隷商人は思わず言われた通りユンゲラーの目をジッと見た。突如その場に倒れる
倒れて動かない奴隷商人の腰についているモンスターボールを取り上げそのまま踏み壊す、モンスターボールが壊れた途端二匹は途端草むらに帰り始めたボールが壊れた為主人の権利が無くなったので野生のポケモンに戻ったのだ。

「う、うわぁぁぁぁっ!!?な、なんじゃぁぁっ!?てめぇらはぁぁ!?」
「ひっ!?ど、奴隷商人が!?」

倒れていた奴隷商人が急に騒ぎ始めた。汗も大量に噴き出している

「ユンゲラーの催眠術で世にも恐ろしい物を見ているのよ奴は、私のユンゲラーの催眠術は強力でね一週間はあの状態でしょうね目が覚めたとしてももう夢と現実が分からなくなっているでしょうがね…一生恐怖したままひっそりと生き続けるでしょうね」

フッととても悪人顔負けの悪い顔をしたシモーナ。リムはブルブルと震えるとんでもない人に助けを求めてしまったと後悔する

「で、助けたのだから何でも言う事聞くのよね?」
「ふぇ……?」
「忘れたとは言わせないわよ。ちゃっかり録音しているのだから」

シモーナは懐から録音機を取り出しリムに見せた。

「も、勿論です!や、約束は勿論守りますよ!!何でも言ってください!私命令されるの得意なんで!」

どんな特技だよと思ったが言わない事にとりあえずしといた。

「この近くで怪しい洞窟を知らないかしら?知っていたら案内して欲しいのだけど?」
「この近くの洞窟……っ!…………………知ってます。分かりました案内します」

洞窟と聞きリムは拳をギュッと強く握りしめる何か覚悟を決めシモーナにその洞窟を案内する事にした。シモーナはリムの後に続く

「(本当は録音なんてしてはいけど…素直で助かるわ…ふふっ)」
「どうしたんですか?」
「いえ、何でもないわ」

リムが後ろを振り返るとスッと小型録音機を懐にしまった。

・・・・・

「「「キキキキキキーーッ!!」」」

ある洞窟内ズバット達が飛び回っている、コツコツとマントを羽織って眼帯を付けている男が洞窟の奥に進んでいる

「一々うるさい蝙蝠共ね、ボーマンダ焼き払いうのよ」
「ボォオオオッ!!」

眼帯の男はボーマンダをモンスターボールから出すボーマンダは口から灼熱の炎を吐き出し飛び回っているズバットの群れを一斉に焼き払った黒焦げになったズバットの群れはドサドサと落ちる

「雑魚の癖に群がってるんじゃないわよ、ほんとズバットと虫ポケモンって鬱陶しいわ。おっとここね」

大きな扉が眼帯の男の前に立ち塞がる扉には不気味にドクロマークが描かれている
扉の横にあるICカードの差込口にカードを入れると扉が開く。

扉の先にはもう使われなくなって扉も開けぱなしの牢屋などがあった。それの更に奥に進むと黒ずくめの者達がなにかを作っていた。

「ムラサメ様例の物は着々と完成に近づいています。そして例の男も今は我々が開催した大会にまんまと参加しています」

赤髪でつり目の女がムラサメに近づいてきてそう報告した。

「そう、おほっほっ…今回は順調に進みそうね、アタシもボスに鼻が高いわ……本当に何もなかったらいいのだけど…」

・・・・・