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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- うちの本丸には審神者が4人いた。2 ( No.589 )
- 日時: 2015/09/19 22:50
- 名前: 涼月@いちにいですな ◆VUQvTq9Vpk (ID: 3dflCb74)
番外2。なぜ続いた。
※今回はうぐメイン。
今日も、茶を飲んでいた。
『一人で』。
その日も、俺は変わらなかった。
縁側で茶をすする、そんな毎日だった。
いつもならマヤが来た。
「よー、バカやろー」
と。
その日は、来なかった。
万屋に『一人で』行っていたからだ。
ルイもいない、もういない。
仕方なく、一人で茶をすすっていた。
「ユキエとユウマは出陣…まあ、たまには一人でのんびりするさ…」
ただ、信じられないでいた。
「マヤが…?一期、冗談はよせ」
「…嘘ではございませぬ。先程、あまりに帰りが遅かったので行ってみました…」
悲しげな顔をしてうつむいている。
「…大将、帰りの階段で突き落とされたらしい…」
多分、あいつは結構理解があった。
バカみたいに騒いでいた3人を引きずるのが仕事。
少し無理をしていた。
「…そうか…」
「ルイ殿もいなくなり、マヤ殿もいなくなり…ユウマ殿とユキエ殿はどういう気持ちでいらっしゃるのでしょう…」
「マヤの大将、ルイの大将がいなくなってからすげえ頑張ってたよな…本当に」
そんな俺が、折れたか。
「…命日には…茶でも…飲んで…俺の事を…思い出してくれ…」
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