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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- お覚悟案件。 ( No.916 )
- 日時: 2015/10/22 22:39
- 名前: 涼月@3DS ◆VUQvTq9Vpk (ID: aGK9cZ.N)
ーーー御手杵の場合ーーー
「海斗殿…?どこの私の弟が幽霊ですと…?」
「うああ!いちにい!」
「私の弟達…籐四郎兄弟は皆付裳神です!幽霊などでは青江殿に切られてしま…」
「はい、一期さん落ち着け」
一期さんの肩をとん、と叩く。
「一期は弟たちに甘すぎんだよ。すとろべりーの如くなぁ!!」
「鶴丸殿!?すとろべりーとはなんですか!?」
「ルイが言っていた」
「ルイ殿…です…か…」
がくり、と彼は項垂れる。
「海斗、か。俺は鶴丸国永だ、よろしくな」
「俺は鶯丸だ。…鶴丸と知り合ったからには、足元と頭上には注意するんだぞ」
「鶯丸、甘いな!俺は後ろからの奇襲も専門としている!」
「くっ…!」
なんだこいつら。
「ああ、あのふたりは何時もの事ですので気にしないでください。私は一期一振。先程は取り乱してしまい…申し訳ございませんでした」
…あ、俺か。
「俺は御手杵。…一般人とか言うなよ!刺すことに能はあるからな!刺すことしか能はないけど!…えーっと、あっちでばっと構えてんのがユウマ。機銃とかなんとか色々準備してんのがルイ。ちなみに鶯丸さんは茶がないと色々おかしい」
「待て御手杵。今さらっといったがどういう事だ」
「だって大包平がどうとか言うだろ?」
「大包平はいる!」
「…とまあこんな感じだ。一期さんはしっかり者だ。厚はまだやん…」
「御手杵殿?」
チャキリ、と太刀が抜かれかける音がする。
「ゴホン、可愛げのあるところもあるが、兄のしっかりしたところもきちんとあるぜ。…一期さんは、訂正させて頂くと、『ぶらこん』かな」
悪気は特にない。
「…『ぶらこん』とは?」
「一期、知らなくて良いこともあるんだぜ」
「そうだ…ろいやるあいすみるくてぃーを探しにいくぞ…」
「は、はい…」
なんとかごまかせた…。
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