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二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 乗り込め!審神者さん ( No.12 )
- 日時: 2015/09/14 13:42
- 名前: 柊 (ID: 22LHFLcQ)
4:小話2〜御手杵の鞘〜
「姉ちゃん、知ってる?」
唐突な彩人のフリに、は?と彩夏は声を発していた。その直後にコーヒーを一口飲む。
ここは彩夏が着任した鎮守府。外を見れば彩人の護衛として着いてきたはずの御手杵と獅子王は駆逐艦たちにせがまれて遊び相手をしていた。最近やって来た涼風と子日もそこにいて笑っている。
それにほっとしてまたコーヒーを飲んだ。
「で、おてぎーの鞘がなんだって?」
「鞘を抜くとね、雪が降るんだって」
「雪?」
うん、と言って彩人が茶を啜る。飲み物の好みは似ないな、と何となく思った。
「ねえ、もしもこっちでおてぎーが鞘を抜いて雪降ったらどうする?」
「おてぎーが雪の精霊なんだと思えばおk」
「いいのそれで?」
彩人のツッコミは、外を眺める彩夏には届かなかったとさ。
4:小話2〜御手杵の鞘〜-END-
感想おkです
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