二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.1 )
- 日時: 2015/10/07 22:13
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: YAHQda9A)
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「…え?プレミシティに戻れってどういうつもりだよいきなり連絡してきてそりゃねえだろ」
旅を続けるリュウト。ジョーイさんに呼ばれポケモンセンターにあるテレビ電話でこのナナイロ地方を研究している学者『マツクリ』と話してをしている
リュウトの周りにはラッタのラッちゃん、エルフーンのモンモン、ロトムのロロ、トゲチックのキッス、そしてリュウトの膝に座っているのがあの幻のポケモン『ディアンシー』名前は『ヒメ』が顔を出している。
『本気だよリュウト君。実は今日カロス地方からプラターヌ君のお使いでトレーナーが一人くることになっているんだ。』
「カロス地方って…ここからどんだけ離れてると思ってんだよ」
カロス地方…『メガシンカ』を発見した地方らしい…。がリュウトは他の地方の事の知識はほぼゼロの為カロス地方に関しての知識はそれくらいだ。しかしこのナナイロとはかなり距離があると言う事だけは正確にわかる
「どうやってくんだよ?自家用の飛行機でも飛ばしてくんのか?」
『さあ、そりゃ私にも分からないよ今日中にプレミシティに来ると言う事しか聞いてないからなっ!はっはっは!』
こいつ相変わらず適当な奴だなと心の中で思うリュウト。
「しかし、それとわたくし達がプレミシティに戻る理由はなんですか?」
ヒメがマツクリにその話と自分達はなんの関係があるのか聞いてみた。若干嫌な予感はしていた。
『実は、そのトレーナーを迎えに行って欲しいんだ。』
予感的中だ。勿論Mr.面倒くさがり屋のリュウトの答えは
「答えはNOだマツクリ。てめえでやりゃいいだろうが」
そう冷たく言い放つリュウトここまで来たのだわざわざ引き返すというのも気が引けるしあった事のない人物をわざわざ迎えに行くというのもわけがわらなかった。
『私もなにかと忙しんだよ。ブラック団が破壊した街の復興も手伝わなきゃならないし、研究だって進んでない。シモーナ君にも一応連絡入れたんだが繋がらなくてね』
プレミシティはブラック団の事件で壊滅状態までになったが現在街の人々全員の協力で復興中まだ半分も治っていないとか。シモーナにも連絡を入れたと言ったが繋がらないらしい彼女は色々と忙しそうだし当たり前っちゃ当たり前である。
『暇そうなのが君しか…オッホン!頼りになるのが君しかいなくてね!』
「聞こえてんだよクソ野郎が」
「わたくし達をなんだと思ってるんでしょうね。この人は…でも、正直他の地方のトレーナーっていうのは会ってみたい気もしますね」
ヒメが乗り気になってきてしまった。リュウトは「はぁ…」と溜め息をついたこうなったら言う事聞いてくれないので「仕方ない…」と言いながら椅子から立つ
「分かったよ、迎えに行きゃいいんだろ…男嫌いだから女がいいな…」
『(確か男の子だったはず…まあ、これは言わないでおこう)頼んだよ」
リュウトはテレビ電話の電話を切りツギハギシティからプレミシティへと戻る。
この出会いが彼の嫌いな更なる面倒ごとになる事は…ちょっと予想していた。
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