二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.12 )
日時: 2015/09/25 00:32
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: Slxlk2Pz)


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「…え、お前がカロス地方から来た?だと……」

カルムは自分の事をリュウトとヒメに話した。自分がカロス地方から来た事。マツクリ博士から新種のポケモンについて聞く為に来た事、いつまで経っても迎えが来なかった事など色々と話す、迎えが来ないと聞いた瞬間リュウトとヒメはカルムから目を逸らした。

カルムはん?と思った急に二人の様子がおかしくなった。まさか…と思い思い切って聞いてみた。

「まさか…二人がその迎えじゃないよな…?」
「・・・・そうだよ、悪かったな遅れてそれにこっちだってなプレミシティから遠い場所にいたんだぞ。ついた後も必死に君の事を探したぞ俺達は」
「全然探してないですよ?着いた瞬間に飯食いに行きましたし」

ポケモンを素直である…。カルムは「はぁ…」と溜め息を付く

「もういいよ。こうして会えたわけだしさ」
「カルム君はチョロ……………チョロいな」

確実に今チョロいと言いかけたのを…訂正していない溜めた意味は一体何だったのだろうか。カルムのニャスパーは「ニャパ?」と首を傾げる。ヒメは「いいからとっととマツクリのとこ行きましょう」と言いながらリュウトの肩に掴まる。

リュウトがマツクリ研究所をカルムに案内するのだが先程からカルムは気になっていた事があるたさっきからリュウトと自分の距離が若干開いている、距離が近くなったのはヒメに触ろうとし叩かれた時だけ

「なんで僕と君の距離が開いてんだ?」
「だって俺男嫌いなんだよアホ」

何故悪口を言われたんだろうか……カルムには理解出来なかった。

・・・・・

マツクリ研究所の前に到着したのだがカルムは目を疑った。本当に研究所か?ただのボロ屋にしか見えないこのオシャレな街には似合いすぎていないこの家。窓も割れて外にはゴミ袋の山。如何にも折れそうなアンテナなど

「さて入るか」
「入りましょうか」
「えぇっ!?本当にここ研究所なのっ!!?」
「当たり前じゃねえかじゃなかったらこんな場所連れてこねえ……よっと!!」

リュウトは勢いよく研究所のドアを蹴り開ける。ドアは思いっきり倒れる、ドアをこんな開け方する人は初めて見た。立て付けが悪いらしく蹴らないと開かないのだ

「な、なんか頭がクラクラしてきたよ…」
「こんな事で参ったらナナイロ地方じゃやってけませんよこの地方は9割が下衆と変人で出来上がってますからね」

自分はもしかしたらとんでもない所に来てしまったんではないかと思い始めたカルム。
するとゴミ屋敷のようなこの研究所の奥から白衣を着た男がやってきた。

「やあ、君がカロス地方のカルム君だねよくナナイロ地方に来たね。おっこの街のヒーローも一緒だね」
「いや、てめえが呼んだんだろーがよ!?殺すぞ!?」
「ヒーロー…?」
「おや、本人から聞いてないかな?リュウト君はこの街のヒーローさ」

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