二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.18 )
- 日時: 2015/09/27 14:37
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: Slxlk2Pz)
・・・・・
「チッ、あいつら追ってくるぜ!」
「よし。人混みの中に紛れ込もう」
下っ端Aがリュウト達が追ってくる事に気づき人混みの大通りに入り込んだ。リュウトは「チッ」と舌打ちをした
「くそっ、上手く人混みに紛れ込みやがったぞ。」
「どうましょう?ダイヤストームを叩き込みましょうか?」
「いやいや、それだとブラック団以外の関係ない人達も吹き飛びよ!?」
「…………………………………………。冗談ですよ〜」
今の間は一体なんだったのだろうか?まさかカルムが止めなかったなヒメは本気で実行する気だったんじゃないだろうか…。リュウトはヒメの頭を優しくペチッと叩く
ヒメは「あうっ」と声を漏らした。
リュウトはモンスターボールを手に取りトゲチックの『キッス』をボールから出した。
しかし何故かキッスは両腕を組み頬を膨らませプイッとそっぽを向いている。
なにかに不満があるようだ。
「リュウトのトゲチック…キッスはどうしたんだ?」
「チックチクチク!!!!」
キッスはリュウト達に何かを訴えている。ヒメはコホンと咳払いすると通訳を始める
「どうやら、キッスは先程のカルムとのバトルで自分が出されなかった事が気に入らないそうです。」
リュウトのキッスは顔や体に似合わずかなりのバトル家なのだ。カルムとバトルをしたかったようだ。
「まあ、後で叩き潰せばいいだろ?それよりブラック団だ。空から偵察してきてくれ」
「チック〜」
腑に落ちないキッス。頬を膨らませたまま上空にあがり奴らの偵察に出かけた。
「さてキッスの報告を待つとしますか。」
「……なんか胸騒ぎがするな。」
カルムは胸騒ぎがして過ぎなかった。なにかとても嫌な予感がする
「さて暇つぶしに今月のポケ通でも買ってくるか。ルチアの特集やってるしな」
「またルチアですか…」
「てめえには分からんのだよルチアのヘソのよさが。」
ついでにポケ通と言うのはナナイロで出版されてるポケモン通信雑誌のこと略してポケ通なのだ。リュウトも愛読者なのだ。
「呑気だな…」
・・・・・
「ブイ…」
追ってくる下っ端達を撒いてホッとするイーブイ。カルム探しさを再開しようとした時。ドン!と何かにぶつかった。上を見上げると
「ブルルルルッ……!ヒィイン!」
「見つけたぜ?」
イーブイは顔を蒼ざめたぶつかったのは下っ端Cのゼブライカの足だった。ゼブライカは血走った目付きでイーブイを睨んでいる、イーブイは急いで逃げようとするも
「させねえぜ。トドグラー!」
「てめえもだズバット!」
逃げようとするイーブイに下っ端Dのたままわしポケモンの『トドグラー』がのしかかる。下っ端Eのズバットがイーブイにいやなおとを放つ。
「さて、ゼブライカお前も暴れてえよな。」
「ヒィイイイイイイン!」
「そうかそうか、ならやっていいぞ」
下っ端Cのゼブライカはトドグラーが乗っかってて動けないイーブイを顔から何度も蹴り付け。ズバットはいやなおとを放っている
「へっ、精神的にも肉体的にも駄目にして自ら俺達に忠誠を誓うようにしてやる。」
「ブ….イッ…」
「ヒィイイイイイイン!!!!!!」
「おっと、殺したいかもしれないけどやめろよ?ゼブライカ?」
・・・・・
「うぅ…!なんかいっても経ってもいられない…!」
「動き回るなモジモジすんな変態か?欲求不満か?」
キッスの偵察の帰りをまっているリュウト達。カルム胸騒ぎがしてその辺を何度も歩いている。
「変態なのはリュウトでしょ…」
「まあ、否定はできねえな」
「うん?」
カルムが上を見あげるとビルに付いている大型テレビのCMが目に入った。
『ほっほっほ、皆様御機嫌ようアルバート社の社長『エビル・アルバート』です。ほっほっほ』
「アルバート社…?」
CMに映っていたのはスーツ姿の30代後半か40代前半くらいの白銀の髪の男だった。ヒメは『エビル』の顔を見た瞬間顔付きが変わりテレビ越しなのに睨みつけている
カルムは一瞬オカマみたいな笑い方だな…と思った。
『ほっほっほ……。今日紹介しますのは。アルバート社の新商品『こんらんのたま』、『いのちのくさり』、『こうげきのハチマチ』、『せんじんのわ』の4つです。ほっほっほ」
「ああ、この前の大会で使ったアイテムか来週発売だもんな」
この4つのアイテムはアルバート製のナナイロ地方限定商品。リュウトも『こんらんのたま』と『せんじんのわ』をツギハギの大会で使った。エビルは4つの商品の紹介をした。
「ほっほっほ。この4つの商品は来週発売です…今後ともアルバート社をよろしくお願いします。ほーっほっほっ!」
アルバート社のCMは終了した。
「絶対なにか裏がありますアルバート社!!特にあの男!」
「またそんな事言ってそんな風にはみえねえぞ?」
「まあ…確かに変わった笑い方だったね?」
カルムは正直エビルの人柄よりエビルの奇妙なオカマのような笑い方の方が気になった。
「そこかよ」
・・・・・
ここで言う事じゃないとは思いますが。ナナイロ冒険記の本編37話は30日に更新予定です!