二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.30 )
- 日時: 2015/09/29 22:46
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: ecbw2xWt)
「まさかシモーナが手も足も出せなかったズイカクとショウカクを倒すとはな…主人公補正って奴か?まあ俺はこいつが手に入ればいいんだけどな…!」
またメタ発言をしているダン。ダンはさいみんじゅつでカルムを眠らせる事に成功し紫色の水晶玉のような形をしているデオキシスのコアを持ってそそくさと逃げて行く。
・・・・・
「だーかーらっ!『クロユニ』を見たいの!」
「駄目だクロユニは全体的に値段が高い。安い上に品揃えの多い『むらしま』でいいの」
その頃リュウト達はどこのブティック店に行くのかをもめていた。高級ブティック店『クロユニ』か安いけど品揃え豊富の『むらしま』かで揉めている。決して『ユニ○ロ』と『しま○ら』ではないので注意して貰いたい。
ヒメは喧嘩している二人を「まあ、まあ」と宥める。
「ここは『洋服の青海』にしません?」
「第三の意見出しちゃ駄目だろ…うおっ」
リュウトはドンと誰かにぶつかった。振り向くとそれはダンであった
「いってえなてめえ木偶の坊みてえにつったてんじゃ…げっ!?リュウト!?」
「そういう君はダン」
「い、いや〜久しぶりだなリュウト君〜うんうん、元気そうだなじゃあ俺はこの辺で」
棒読みで汗もダラダラ垂らしながらこの場を立ち去ろうとするも手元にあったデオキシスのコアがない今ぶつかった衝撃で落としてしまったらしい怪しまれないように顔と体を動かさず目だけでどこに落ちたか探す
「綺麗な水晶玉ですね〜しかもちょっと重いです」
ヒメが落ちたのを拾っていた。ダンは心の中で悲鳴を上げた
「あ、いや〜お、俺実は最近占いに凝ってて前使ってた基地にそれを置いてきちゃってた事を思い出して取りに行ってたんだよ!」
「へえ〜。そうだったのか」
「いいだろ?返してくれ?」
「断る。てめえの物は俺の物俺の物も物」
見事なまでのジャイアニズムを発動させるリュウト。ダンは「なにぃいいい!?」と大声を上げる。リュウトはロトムのロロを使ってダンを追っ払う
「くっそ〜〜!!どっちが悪役なんだよ!!これ!」
「多分どっちも悪だと思いますよ」
ロロの攻撃を食らったもっともなことを言ってダンは逃げて行く。アミはその様子を呆れた表情で見上げる。改めてリュウト、アミ、ヒメ、ロロはダンが落とし自分達が奪った水晶玉を見る。これがデオキシスのコアだと言うのは想像もつかないだろう
「しっかし本当に綺麗な水晶玉ですね。売れば高く付きますよ」
「うしっ、売りに行くかアミ高値で付いたらクロユニでもいいぞ」
「ロトトトッ!」
「え〜いいのかなぁ……警察に届けだした方がいいと思うんだけどなぁ…」
この中でまともな参考を持っているはアミだけだった…。浮かない顔をしながら兄のリュウトに付いて行く。というかお金が欲しいならヒメがダイヤモンドを出せばいいのではないかと思うかもしれないがヒメの造るダイヤモンドは高価過ぎてお金に換えられないという悲しい事実。
「これで久しぶりにカップ麺生活から脱出できますね」
「あ、こら」
「やっぱりカップ麺ばっかり食べてるんだ!体に良くないから駄目って言ってるでしょ!?」
「うぐっ…」
朝昼晩のカップ麺生活がバレアミの説教が始まってしまった。リュウトが珍しくヒメはジロッと睨んだヒメは知らんぷりをしながらリュウトと目を逸らす
・・・・・
「あ……ぅん?…はぁっ!!しまった寝てた。おい!ブラック団のダンス!」
ようやく目を覚ましたカルムはダンを呼ぶが返事がない自分の声だけが響く…とっくに逃げてしまった。「くそっ」と床を殴る。確かあいつらデオキシスのコアと言っていたかそんな世紀の大発見をあんな外道連中に奪われてしまうなんて…。せっかくなのズイカクとショウカクのコンビを倒したというのに最後の最後で油断してそんな自分に苛つきを覚える
カルムはまだ寝ていたイーブイを起こすとトレーナーの本能なのかこの荒れ果てたブラック団の基地になにか落ちていないか探してみるここは研究室のようであり…。
ポケモンの改造の仕方や解剖した中身などの書類が目に入る
改めてブラック団は頭の逝かれた連中だと再認識する。フレア団だってこんな事はしないのに……。カルムの目にとても気になり資料が目に入った。
その内容は『モンスターボール開発計画』という物だった。しかもかなり古めで痛んでいるが内容はポケモンを捕まえられる道具を作ってポケモンと人間を関わりを深めようと言った物とモンスターボールの設計図。モンスターボールの開発段階前の資料みたいだが…なぜブラック団の基地にこんな物が?この資料と設計図を書いた人物の名前が最後の方に乗っていた名前『ラボエ』とてつもなく変わった名前だ。『エボラ出血』から来ているのかそれとも研究所の『ラボ』から来ているのか…。ん?ちょっと待てよ。
『ラボエ』って確か昨日のモブラック団達や先程のダンも言っていた名前だ。
「おいおいおいおいおい、ちょっと待てよ…嘘だろ?嘘だと言ってくれよ…っ!」
カルムの額から汗がポタと垂れた。
「僕は…僕達トレーナーはずっとブラック団の科学者が作った物でポケモンを捕獲してたのか……!?」
・・・・・
いえいえ、僕の方が滅茶苦茶ですよ基本w