二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.70 )
- 日時: 2015/10/17 14:53
- 名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: AwgGnLCM)
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「ほう?てめえは確かダイナー様に殺られそうになったガキじゃねえか…!」
ムラサメはギロッとカルムの事を睨みながらやられてしまったボーマンダをモンスターボールの中に戻した。今までとは違うムラサメの口調と目付きにも怯みもしないカルム。その姿にアイニス、セレナそしてリュウトも驚いている
「カルム君……てめぇは……?」
「話は後ムラサメの相手はまかせてよ」
「ふっ…カッコ付けてんじゃねえぞ」
カルムの姿を見て静かに笑ったリュウトここはカルムに任せてみる事にした。
「手は抜かないそれが相手に対する礼儀だ。スターミー!」
ムラサメはカルムが今までとは違う事にすぐ気が付いた。全力で彼を叩き潰す事にする
スターミーは回転を開始し始めカルムとニンフィアをスライスチーズのように薄く切り刻んでやろうとする。
「ニンフィア、スピードスター」
ニンフィアは星型の光線を無数にスターミー向けて撃つが全て回転で弾き返す。ニンフィアは突っ込んでくるスターミーを大ジャンプでかわす壁に衝突しそうになるがすぐに方向を変えるスターミー。狙った獲物は殺すまで追いかけるスターミー
「スターミー、10まんボルト」
スターミーは回転を止め体内に電気を為一気に放出する。カルムはすぐさまモンスターボールからピカチュウを出す。同じく10まんボルトを支持するスターミーとピカチュウの10まんボルトがぶつかり合い爆発が起き煙が立つ。
「……よし」
「リュ、リュウト〜」
リュウトは先程までの悲しい表情がまるで嘘かのようにニヤッと悪い顔を浮かべる。ヒメはフラフラになりながらもリュウトに近づく。リュウトはこの煙を利用してなにかを仕掛け始める、リュウトの行動には誰も気がつかない
「くそっ…中々やるな…!楽しませてくれるぜ……。だが終わりにしてやるぜ!!」
煙が止むとムラサメがニヤッと笑う顔が見えたスターミーの体が青く光るサイコキネシスでニンフィアとピカチュウの動きを封じた。カルムはくっと声を漏らした。
「カルボナーラ!」
「お隣さん!」
「ふっ、血で染まってやるよてめえの血でな!」
スターミーはニンフィア達の首を切断しようと近づく回転をしないでゆっくりと一歩ずつと近づいていく、するとリュウトは目を見開き
「よし今だぜ!!」
「「「「!?」」」」
「ロトトトトトッ!!」
リュウトが叫ぶ全員が驚きリュウトの方に目をやったすると突然テレビ電話の中からロロが飛び出して来た。リュウトが煙の中仕組んでいた事はテレビ電話にロロを入れる事のようだったらしい。
ロロを突然の事で驚き油断をしているスターミー向け最大パワーで10まんボルトを解き放った。スターミーは黒焦げになり戦闘不能となった。動きを封じられていたニンフィアとピカチュウが解放される。ムラサメはワナワナとしている
「ひ、卑怯だぞ…!」
「アホかてめえこれは戦争だろうが戦争に汚ねえも糞もあると思うか?戦争てのはどんな手を使ってでも勝ちゃいいんだよ。」
リュウトが悪役が言いそうである台詞をムラサメ向けて放った。ムラサメも自分達も同じ事を良くするので何とも言い返せない。
「・・・・・おっほっほっ、それもそうね。」
「?」
驚いた口調が普段のオカマに戻っているスターミーが殺られた事によってもっと怒り狂うかと思ったのにむしろ冷静さを取り戻している。
「意外な顔をしているわね。こういう時だからこそ冷静さを保たないとすぐに殺られてしまうわ。」
ムラサメは手持ちが二体も倒され追い詰められてしまった普通だったらここでもっと怒り狂う筈なのだがムラサメはあえてクールダウンさせ冷静さを取り戻す。怒りに任せておいたらすぐに殺られてしまう
「あら、リュウト君だったかしら?案外あなたも随分落ち着いてるじゃない大切なパートナーを連れて行こうとしたアタシをぶち殺したいんじゃないかしら?」
「いいや、全く俺はてめえのボスの過去を知った。」
「へえ?つまりナナリーシティに行きナナリー様とボスの事を知ったと?それで?」
「俺はお前らを止めたい。ダイナーを止めたいシモちゃんの為にもきっとアイツは本当はこんな事しててもナナリーを悲しませるだけだって気づいてるんじゃないか?だけどもう体が制御出来なくてこんな事をしている。本当はダイナーはシモちゃんと静かに暮らしたいだけじゃないのか?」
リュウトが真剣な眼差しでムラサメに語りかける。そのリュウトの真剣な眼差しに誰もが目を向ける。
「あの過去を見たから言えるアイツは絶対にシモちゃんを愛している。確信して言うね。それにムラサメシモちゃんにナナリーシティに行けと進めたのはお前らしいじゃないか。お前も本当はダイナーを止めて欲しいんじゃないのか俺達に……」
ムラサメは目線を下に向けた。歯を食いしばり拳を強く握った。
「分かってるわよこんな事しててもナナリー様の為になる筈がないって事くらいわね。だけどもう遅いわ……!」
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またわけのわからんとこで切りますすいません。擬人化小説はやめ僕もマルガリータさんの影響なのかわからないですが原作沿いだけどオリジナルもあるポケモン小説を書こうと思いますw