二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: 【ポケモン】_出逢いはナナイロで…_【コラボ】 ( No.76 )
日時: 2015/10/20 22:52
名前: こーすけ ◆TG/gZwenNc (ID: GTJkb1BT)


・・・・・

ーーブラック団本部

「ふっ」

王座に座り片手でワインの入ったグラスをもう片手は回しヘルガーの頭を撫でている。ムラサメ達が襲撃したヘリコプター事件やポケモンセンターでの出来事。そして自分がやった街凍り付け事件のニュースを見ている、前には幹部達が並んでいる。

「プレミシティは完全に壊滅状態だな、これはもう一気に占領してしまう」

ラボエの改造ポケモンにより破壊されたプレミシティ、それを更にダイナーが氷漬けにし更にはムラサメ達が暴れプレミシティはほぼ人が住めない状態になり人々がどんどん違う街に越してくのを見越しダイナーこの機会だから街を完全に占領してしまおうと考える。

「しかし、あの街にはまだ奴らが」

ムラサメが一歩前に出てダイナーに伝えた。奴らとはリュウト達の事である。

「お前らが本気を出せば勝てない相手ではないはずだ。それともやはりこの俺がいなければ何も出来ないのかな?…そうだ。あいつを出そうおいダン持ってこい」

ダイナーがパチンと指を鳴らすとダンがデオキシスの入っている巨大ケースを持ってきた。デオキシスは何とか出ようとケースに思いっきり攻撃を当てるもビクともしないかなりの高度の高いガラスを使っているようだ

「何をする気ですか……?」
「出せ」
「アラサッサー!」

ダンがケースに付いているドクロ型のボタンを押すとケースが開きデオキシスが出てくるデオキシスは鬼の形相でダイナー向けはかいこうせんを放つがダイナーは涼しそうな顔をしワインを飲んでいる。

「ガァオン!」

ヘルガーがはかいこうせん向け炎を吐く炎と光線はぶつかり合い爆発を起こす。煙が止むとデオキシスの前には紫色の羽を持ったポケモン『モルフォン』がいた。モルフォン羽を一振り羽ばたくと鱗粉が舞った。その鱗粉をモロに吸ってしまったデオキシス

鱗粉を吸った途端デオキシスの目付きは鋭くなり紅く光り天井は突き破り何処かに消えて行った。

「これは一体どうゆう事なの…!?」
「俺のモルフォンが放つ鱗粉はポケモンを本来の凶悪な本性に戻す力を持っているんだ。今のデオキシスは俺の操り人形にしか過ぎんプレミシティにいる残った奴らを皆殺しにして俺達の街に変えてくれるだろう」

ムラサメの額からポタッと一粒の汗が落ちた。相変わらず反則的パワーを持つダイナーのポケモン達。これが改造ではなく真面目に鍛え上げた結果だというのが更なる驚きである。

「はっ……あたし達もプレミシティに向かうわよ!」
「「「アラサッサー!!」」」
「アラサッサー…眠っ」

エスペラ以外の幹部達がビシッと敬礼する。ボスの前なのにブレないエスペラちゃんであった。

「さあ、勇気ある少年少女達どうやって殺戮兵器となったデオキシスを止める俺に見せてくれよ」

・・・・・


「・・・。またこの街から人がいなくなるのか」

リュウトがそう呟いた病室の窓から大きな荷物を持った人々がこの街から出ようとしていた。それもそうだこんな凍り付いてある街で住めっこなんかない。

「本当派手にやってくれたよね。太陽が照らしているのに氷が溶けないなんておかしな話だよね」

太陽がサンサンと街を照らしているというのに街中の氷は溶ける気配すら見せない氷のポケモン達にとってはパラダイスだがそれ以外からしたら迷惑きわまりない。

「ダイナー・・・・・・・」

リュウトが無意識で宿敵の名前を呟く何が何でも彼を止めたい。リュウトは拳を強く握る。
戻ってきたヒメはなにか胸騒ぎがした。きっとまた何か悪い事が起きるポケモンの感だ。
それはすぐに的中した。ボガーーン!!と物凄い大きな音が外からした急いで外に出るリュウト達。

・・・・・

外に出て上を見上げるとボーマンダに乗っているムラサメ後ろにはエスペラがいる。横にはチルタリスに乗っているジェシー。後ろにはブラック団のトレードマークのドクロが付いている気球が浮いている

「また……てめえら」
「今からこっちにデオキシスが向かってくるから気をつける事ね。」
「検討を祈るよ……。はいあげる」

ムラサメの後ろにいるエスペラがリュウト達向け棒付き飴を投げた。飴を包んでいる包み紙には『めんつゆ味』『いちごおでん味』『ゴーヤ味』などとんでもない事が書かれてあった。

・・・・・

一応ラスボスをデオキシスにしようとしています。今のペースで行けば多分6話か7話で完結させられると思います!