二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: Fate 運命が歪み始めた物語 ( No.12 )
- 日時: 2015/10/11 15:46
- 名前: 雪乃 ◆YY./.qapS. (ID: wR.Qnrni)
オルフェウス主人公小説 FGOパロ
attention
・創作です
・FGOパロです
・第一特異点(中世フランス)ネタあります
・ぐだ子ちゃん出ます
・パーティーは我が家のパーティーになってます
もしも、始まりの吟遊詩人が未来を救おうとするある一人のマスターの元に呼ばれたら。
舞台は第一特異点‥‥聖女ジャンヌ・ダルクが消えた後の中世フランスである。
「マスター、呼んだか?」
「オルフェウス、来てくれたんだね」
「当たり前だろう。マスターの命令とあればどこへでもついていくよ」
オルフェウスが呼ばれた理由。それはただ単純に戦力を補うためだった。彼女はまだ新米マスターということもあってか強いサーヴァントは少しだけ、というのが現状である。
「‥‥まぁ、ここでも未来の英雄と忠犬と一緒だとは驚いたけど」
中でもこのマスターが愛用しているのは赤い弓兵のサーヴァント、エミヤと青い槍兵のサーヴァントまたの名を光の御子、クー・フーリンである。この二人は第五次聖杯戦争で敵として共に戦ったのだが‥‥二人の仲はまさに犬猿の仲という言葉がふさわしい位だった。
「もう少し戦力を強化したらどうだい、マスター?」
「ち、違うもの!私が欲しいサーヴァントが来てくれないから‥‥」
その「来てくれない」とはどっちの意味だろうか。召喚に応じてくれないのか、そもそもそのサーヴァント自体がまだ搭載されてない‥‥という事なのだろうか。事情を聞くとまた長話に付き合わされることになりそうなので「それは大変だね」と苦笑いをして話を切り上げた。
「先輩、話をするのもいいですけど‥‥此処が戦場だということをお忘れなく」
オルフェウスのマスター(仮)である彼女が契約している盾を持ったシールダーのサーヴァント、マシュがその華奢な体に似合わない大きな盾を構えながら二人にそう忠告した。
仮にも本来の目的は此処‥‥中世フランスの戦場でもう一人のジャンヌ・ダルクを倒す為にここに呼ばれたのだった。
「‥‥マスター、話は戦いが終わってからカルデアでゆっくり聞かせてくれるかい」
「了解。この戦い、勝とう!!」
「はい、マスター!」
——————例え世界が変わろうと、主が変わろうとも彼の竪琴の音色は戦場に響いた。
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軽くメタい話になりました。
この間黒い聖杯が来たり欲しかった槍兵プロトタイプがすぐ来たりしたのでちょっとFGOパロにしてみました。