二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: Fate 運命が歪み始めた物語 ( No.26 )
日時: 2015/11/22 22:31
名前: 雪乃 ◆YY./.qapS. (ID: wR.Qnrni)

舞桜主人公小説Ⅳ

attention
・創作です
・if設定です
・短編連載です
・第一弾(>>15>>16)と関連あります

もしもサーヴァント達が逆トリor転生したら。
(略してもし鯖)

第2弾ランサー(五次槍)の場合 出会い編

「‥‥チッ、まーた礼装かよ。こちとら鯖が欲しいんじゃ鯖」

そう言って舞桜はケータイを放り投げる。ケータイは宙を舞いベッドの枕元めがけてダイブ。後を追いかけるように舞桜もベッドめがけてダイブする。

「ホンット今の私って幸運Eだわー‥‥」

パーツが整った顔を歪めながら枕に顔をうずめる。いや、幸運Eを通り越してスキル不運EXでも持ってるんじゃないだろうかと不安になってきた舞桜。いらないスキルの他ない。

「そんな顔してちゃ可愛い顔が台無しだぜ、嬢ちゃん」

すると突然どこかで聞いたことのある男の声がした。あれ、ケータイのアラーム設定してたっけ。

「‥‥うっさいな。ほっといてよ」

枕に顔をうずめながらアラーム相手に返事をしてみる。

「まぁまぁ、そう言わずによ」

‥‥なんという事でしょう。アラームから返事が返って来た挙句自分の隣に座ったではありませんか‥‥という茶番をする暇もなくガバッと枕にうずめていた顔を起き上がらせる。

「!?」

目の前には青い髪が特徴的な青年。

「‥‥あ、あの。コスプレしてるのに不法侵入お上手ですね、警察に通報しますね」

「オイオイオイ!?待てって嬢ちゃん!」

自分は英霊召喚をした覚えはないのだが‥‥軽い気持ちで詠唱はしたが。そう思いながらまじまじと目の前にいる彼を見つめる。

「何かよく知らねぇけど呼ばれた気がしたんだが」

「え‥‥?」

もしや、と思いながら少し前の自分の行動を思い出す。

『‥‥汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ—!‥‥なーんて』

まさかあれが原因だったというのか。

「それで‥‥嬢ちゃんが俺のマスターか?」

またこのくだりか。
思わず突っ込みたくなるのを耐えながら現状を理解してもらうことにした。

ガチャン、と場違いな音が舞桜の部屋に響いた。

「主。先程からどうしたのですか‥‥」

その正体はランサー、ディルムッド。

「‥‥あ、あのですね」

もう何と説明をすればいいのか分からなくなってきた。

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もうもし鯖シリーズがただの自己満足。