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オルフェウス主人公 FGOパロ Ⅱ

attention
・創作です
・FGO本編「第三特異点 封鎖終局四海 オケアノス」のネタバレあります
・オルフェウスさんが普通に第三特異点に馴染んでます
・ネタ的な何かです

「‥‥」

ギリシャ神話で「人類最初の吟遊詩人」と謳われたサーヴァント、オルフェウス。中性的な容姿をしているが彼の性別は現在男である。もう一度言おう、彼は男である。そんな彼は冷たい笑みを見せながらスッと宝具である竪琴を取り出す。

「‥‥それではお聴きください」

彼が竪琴の弦に触れようとしたその時。

「!?オルフェウスさん、宝具は止めてください!今の状況だと敵味方関係なく巻き込まれます!」

その腕をマシュが止める。もしも仮に聴覚を利用した彼の宝具を発動させたならスキル 対魔力が高くない限り戦意喪失するのは確かだろう。

「どうしたんだいマシュ。今が好機だ、特に船長。アイツは生かしておけない‥‥僕を女扱いして‥‥」

そう、彼が冷たい笑みを浮かべていた理由はそれだった。筋力のステータスはDのはずだったが今はそのステータスを軽く超えているような気がする。

「気持ちは分かりますが‥‥」

マシュは少しオドオドとした様子でオルフェウスを止めようとする。だがオルフェウスの怒りはそれぐらいで止まるものではなかった。

「‥‥オルフェウス、いったん落ち着いて」

「‥‥‥‥分かった」

マスターである彼女にそう言われてはさすがのオルフェウスも反論できない。

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第三特異点はギリシャ神話の鯖が出たから驚いた。
そこにオルフェウスさん入れても普通に馴染みそうで怖い。