二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: Fate 運命が歪み始めた物語 ( No.33 )
日時: 2016/01/20 21:14
名前: 雪乃 ◆YY./.qapS. (ID: 48X3tsGQ)

理沙主人公小説Ⅲ カプさばパロ

attention
・創作です
・カプさば(カプセルさーばんと)パロです
・カプさばプレイ済です
・さーばんとのサイズが小さいです
・理沙の年齢がカプさばの士郎君&凛ちゃんと同年代
・某シルバニアネタあります

「‥‥なんかどこかで見た事ある‥‥」

そう言った一見どこにでもいそうな外見をもつ少女、理沙の掌の上には小さな青い髪の槍兵がちょこんと立っていた。

青い髪に赤い瞳。理沙のものとは比べ物にならない程小さい手には赤い槍が握られている。
理沙はこの姿をした「誰か」を知っているのだ。
そう、この姿はまるで‥‥

「あれかな。シルバ何とか‥‥ウサギの家の人形だっけ‥‥?」

「おい嬢ちゃん、どうしてそうなった」

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「ごめんなさい。なんか似てる気がして」

「似てるって背丈だけじゃねぇか‥‥」

目の前にいる彼は呆れた表情をしながらペン立ての縁に座った。そう言われてしまえば確かにそうだと納得する。
「ドールハウスでも買ってあげようか?」と言うと槍兵のさーばんと、ランサーが持つ「刺し穿つ死棘のゲイ・ボルク」で指をツンツンとつつかれた時は針に指が刺さった時の感覚そのもので地味に痛かった、さすがさーばんと。

「人に向けちゃ駄目だよ、向けたらカプセルの中に詰め込むから」

「それで嬢ちゃん。その持ってるテープはなんだ」

理沙の手には子供でも簡単に扱えるテープがあった。それを見た瞬間、ランサーはまさか‥‥と思いながらも理沙に用途を聞く。

「これでカプセルの穴を塞ぐの」

あぁ、聞いた俺が馬鹿でした‥‥とランサーは思いながらもペン立ての縁から飛び降り、必死に説得しようとする。

「俺が死ぬぞ!」

「えっと‥‥この人でなし?」

「嬢ちゃんがな!」

どこかで聞いたことのあるあのくだりに似ていただが、今の理沙にはお構いなしだ。

‥‥ここは聖杯戦争が起こった世界とは全く違う時間の進み方をした世界。カプセルさーばんとが流行している世界である。

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よくよく見れば五次槍贔屓だなぁ…
オルフェウスさんの影が薄くなってる…
ちなみにあのくだりは「ランサーが死んだ!」→「この人でなし!」を元にしてます。