二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: Fate 運命が歪み始めた物語 ( No.35 )
- 日時: 2016/01/24 16:54
- 名前: 雪乃 ◆YY./.qapS. (ID: 48X3tsGQ)
舞桜主人公小説Ⅵ
attention
・創作です
・if設定です
・短編連載です
・>>26の続編です
・舞桜が語り手です
・某テイルズネタあります
もしもサーヴァント達が逆トリor転生したら。
(略してもし鯖)
第2弾ランサー(五次槍)の場合 修羅場編
「ディ、ディルムッドさん。これはですね」
私は体をガクガクと震わせながら目の前にいるサーヴァント、ディルムッドさんに今の状況を説明しようとしていた。
「まさか‥‥」
何でだろう、私エスパーでもない癖にディルムッドさんが次に何を言うのか分かる気がするよ。
「英霊を召喚したというのですか!私では力不足だと判断したのですか、舞桜様!!」
思わずかの少年のの如く「何でさ!!」と言いたくなるが我慢しよう。
「違う!私は悪くない、英霊召喚の詠唱(の様なもの)をしてサーヴァントが来るなんて思わなかったんだ!私は悪くない、私は悪くない!!」
どこぞの親善大使の名言を借りよう、私は悪くない。(師匠なんていないけど)師匠に言われたとかじゃないけど私は悪くない。
「つーか嬢ちゃん、サーヴァントに様付けして呼ばせるたぁ‥‥あれか、Sなのか」
「そんな訳ないでしょうが!私にはそんな性癖無いわ!」
私は普通の女子高生なんですけど、強いて言うならアニメ好きな普通でどこにでもいる女子高生なんですけど。っていうか何でランサーさんSなんて単語知ってるの、誰だケルトの大英雄に悪知恵吹き込んだお方、私怒らないから大人しく出て来ていいんですよ。
それに何かさっきからディルムッドさんが「礼呪で自害だけはお許しください‥‥」とかグリリバボイスで囁いてくる。あれか、第四次聖杯戦争のトラウマか。っていうかディルムッドさん、今すぐにでも血涙流しそうで勢いで怖いです。
「何で英霊召喚しただけでこんな修羅場になっちゃうんだろう‥‥っていうか詠唱しただけで英霊が来るなんて私は知らなかった‥‥」
もういいや、しばらくはグリリバ(ディルムッドさん)の事とか青いタイツの兄貴の事も考えないでぼーっとしよう。そうすれば解決策の一つは浮かぶだろう。