二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: Fate 運命が歪み始めた物語 ( No.66 )
- 日時: 2016/05/17 21:27
- 名前: 雪乃 ◆YY./.qapS. (ID: b/D5tvZu)
もし鯖シリーズ(もしもサーヴァントが逆トリor転生したらシリーズ)
第3弾
鮮血魔嬢の場合 (召喚編)Ⅱ
attention
・創作です
・シリアスの欠片も何もないギャグ方面、なんだかんだでカオスな前作>>65の続編となっています
・if設定です
・もし鯖シリーズ第3弾です
「‥‥えーっと、令呪はこれでいいのかな、っと」
「‥‥嬢ちゃん、アンタ何やってんだ」
「いや、せめてマスターの気分を味わいたいと思って」
一般市民代表及び新たに「アホの子代表」という名称がついた御門 舞桜はたった今令呪を手の甲に描いている。
‥‥だがしかし、それは数分前の話である。
早速令呪を描こう!とやる気だった舞桜と呆れ気味だったランサー。
だが友人が突然舞桜の家に訪問してきたのだった。
さすが察しのいい友人。机に散らばるメイク道具と赤い令呪の画像がプリントされたケータイ。それを目にした友人は舞桜を蔑むかのような視線をやったと思いきや、
「アンタ、私のメイク道具無駄にしたら‥‥どうなるか分かってんでしょうねぇ?」
舞桜に負けず劣らず綺麗な顔立ち‥‥だったがそれはあっという間にどす黒いオーラを醸し出した笑顔に一変した。
「スイマセンデシタモウシマセン」
‥‥いまだに背筋が凍るくらいにゾッとしている。
「あんな子が元不良なんだよ世界って広いなぁあんな子に舞桜さん逆らえないなぁおっかないなぁさすが元不良だなぁ」
自室でガタガタと肩を揺らしながら息継ぎをせずそう言い切った舞桜。自業自得だが怖い。こんなことがあってたまるか。
「あ、そうだ。こういう時にゲームしよう。そうしよう。確か石がたっぷりあったからガチャいっぱいできるし‥‥ここでなんかいいの当てて愉悦感に浸ろう」
今振り返ってみればバカなことをしたとすごい反省している。チラシの裏にでも書いておけばよかった。
‥‥噂では、ピンチになった時にガチャをすればいい結果になるものらしい。だからか「じゃあ夜に全身タイツで槍持った奴に今すぐにでも殺されそうな勢いで追っかけられたらアルトリア召喚できんじゃね」という謎のスレの会話を見た。どこの真夜中の冬木市深山町の出来事だよ、と突っ込みながらボタンをポチリ。
「——————貴方が私のマネージャーかしら?」
可愛らしい小悪魔ボイスが聞こえた。
え、ちょっと待って。
「エリ、ちゃん‥‥?あの、何度も出てきて恥ずかしくないんですか‥‥?」
第1特異点のフランスだったりハロウィンのチャイテだったり第5特異点のアメリカだったり、いろいろな話に好き勝手に登場しまくる彼女の声が聞こえた。
「あら、この子リスよく見てみればいい感じじゃない!いいわ、気に入ったわ!私のマネージャー決定ね!」
「あの私の話聞いてますかエリちゃんさん」
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なんであんな話描いたんだろう、私。
反省してますが後悔はしていないというか。
多分Ⅱだけでも十分楽しめると思います。
エリちゃんことエリザベートが我が家のカルデアに来てくれた記念。
待ってたよエリちゃん!!