二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: DM エクストリーム ( No.34 )
- 日時: 2015/11/29 21:51
- 名前: 彩都 (ID: okMbZHAS)
(あれは少年をボロボロにさせたカード……)
お爺さんはそう思う。
「気を付けろよ、『リボーン・デッドダーク』は危険だ……心して受け切れよ……」
お爺さんが真剣な声でレンに言う。
「意味はわかんねぇけど、とりあえず気を付けろて事か!?」
レンは馬鹿だった。
「まっ……まぁ、そうだな……」
お爺さんは言う。
「ぐだぐだうるせぇよ……お前のターンだ……」
「クッ……俺のターン!!ドロー、チャージ、『JET:ソニックマン』召喚!効果で、相手のクリーチャーの数だけ、ドローする!!」
九ターン目で二枚ドロー出来た、このまま終了する。
光のターン、ドロー、チャージ、『リボーン・リボン』でシールドブレイク。
トリガーは無い。
残り三枚、体には傷だらけの体……逆転しないと……。
そう思いながら、光はターンを終了する。
勝つ勝つ勝つ……そう思いながら、十ターン目が始まる。
ドロー、チャージ、3マナタップ、『JET:リボルバー』を召喚。
ターン終了。
そして、遂に始まる……『死の円舞(デッド・エンド・デス)』が……。
光のターン、ドロー、チャージ、『ドクロバット』を進化元に、『DEATH:リボーン・デッドダーク』を召喚!!
「『バットクロー』から進化!『冥界の王、今若き勢力により、目覚めの時!そして我が召喚者に永遠の幸福を!現れろ!このデッキの覇王!!』、『DEATH:リボーン・デッドダーク』!!登場時能力発動!墓地の『DEATH』のクリーチャーを好きなだけ場に出せる!!」
光は笑う。
「あははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!楽しいなぁ!!楽しいなぁ!!やっぱりデュエマは命の削り合いだな!!あははははははは!!!」
「な……何てカードだ……勝てない……」
レンが戦意喪失する。
そして、光の場には、五体のクリーチャーが出る。
レンは目が泳いでしまう。
勝てない……?『JET』が失う……?
それは厭だ!!
だが、『リボーン・デッドダーク』でトリプルブレイク、そしてターン終了。
「ぐああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
体に感じた事の無いダメージが走る。
もう負ける……そう思った……だが、トリガーは無い……。
次のターンで勝たないと……だけども、相手のクリーチャーが多い……負ける……。
「連勝!!」
お爺さんが言う。
「お前が負けてしまえば、世界は滅亡する!!それを阻止する為にワシはお前に『JET』を託したのじゃ!!」
そんな理由が……?
すると、左のおでこの傷が熱くなる。
ジュワリ……熱いのを感じる……何なんだろう……?
すると、光の左胸も熱くなる。
「……?何だ……?」
すると、レンに声が聞こえる。
私を……出せ……加導野連勝!!
そう、聞こえた瞬間、レンの目に闘志が芽生える。
「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
レンは大声を出す。
「勝つ!!勝つ!!勝つ!!!!」
左のおでこが熱いのなんてなんのその、レンはドローするカードを言う。
「『無敵艦キャッスロリオ』ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」
レンはドローして、チャージせずに場に出す。
十一ターン目の事だった。
「効果発動!!このクリーチャーが場に出た時、相手のクリーチャー全てとバトルする!!」
レンは言う。
「なっ!?何だと!?」
光は驚く。
(なっ何て土壇場じゃ!?)
お爺さんはそう思った。
だが、欠点があった。
「そのクリーチャーはパワー10000!この『リボーン・デッドダーク』はパワー13000!このクリーチャーで止めが打てる!」
すると、レンはニヤッと笑う。
「甘いなッ!このカードは、『バトルする時、パワーが+5000される』!!これでどうだぁ!!」
レンは無敵艦キャッスロリオの効果を使う。
キャッスロリオから、砲弾が出る。
そして、光の全てのクリーチャーを破壊する。
「よっしゃぁ!」
レンは喜ぶ。
「なっ……何て奴だ……」
光は呆然となる。
すると、お爺さんは光の左胸とレンの左おでこの傷を知る。
(これは!?まさか!?……本当か……コイツらはソウルカードの使い手の証が……矢張り、レンに渡して正解だったか……)
お爺さんは二人の戦いを見続ける。
「この『JET』はスピードアタッカーが多い、次のターン、ブロッカーを何体も出さないと負けるぞ」
完全に場の流れはレンだ。
「チクショウ……」
光は戦意喪失していた。