二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: DM エクストリーム ( No.36 )
- 日時: 2015/11/30 21:45
- 名前: 彩都 (ID: N7iL3p2q)
「俺はターンエンドだ」
レンはターンを終了する。
光のターン……ドロー、ターン終了……。
完全に光は戦意喪失していた。
十二ターン目、ドロー、チャージせず、6マナタップ、『JET:ガトリングリング』を召喚。
バトルフェイズ、『JET:ソニックマン』で、ダブルブレイク、トリガーは無い。
『JET:ドラゴンフライ』でまた、ダブルブレイク、トリガーは無い。
『JET:ブレイズクロー』で一枚ブレイク、トリガーは無い。
「これで最後だ!!キャッスロリオで……」
レンは溜めて言った。
「止めだあぁぁぁぁ!!!!!」
キャッスロリオが全身で突進する、全長20mの巨体にやられたら、ひとたまりも無いだろう。
「ハッ!!……負けた……か……」
光に突進する。
だが、光にはダメージは行っていなかった。
レンが寸前で止めたのだ。
「何故だ……何故止めた……?」
光が聞く。
「これは俺のデュエマじゃない……楽しむのが、俺のデュエマだ……傷付けるのは俺のデュエマじゃない……」
そう言って、お爺さんは元の世界に戻す。
レンは体にダメージが無い事に気付く。
「現実世界じゃ、ダメージは受けんよ……」
そう言って、光の『DEATH』を奪うお爺さん。
(このデッキは呪いがかかっておるみたいだな……正しきデュエリストに渡さないと……)
すると、光は気付く。
「あれっ?此処は……?」
「えっ!?記憶喪失!?」
レンは驚く。
(成程……)
お爺さんは考える。
お爺さんとレンで今迄の話をする。
「つまり、俺がお爺さんのカードを奪わなければこんな事は起きなかったって事か……」
「そうじゃ……でも、もう一つのデッキはやる……」
「そうですか……」
光も流石に困惑しながら、話を聞いていた。
そして、二人に傷の話をする。
「お前さんの左胸の傷……連勝君の左のおでこの傷……いや、痣なんだが……君らは選ばれたデュエリストの証なんじゃ」
レンが言う。
「え!?どういう事……?」
お爺さんが言う。
「その痣は……新世代のデュエリストの証……デュエルマスターの証……」
「デュエルマスター……伝説……」
光が言う。
「でも何で俺が……?」
レンが言う。
「そんなん知らん」
お爺さんはバッサリ切った。
「痣なんてどうでもいい、その前に今がヤバいのじゃ」
「ヤバい……?」
光が食いつく。
「そう、半年後、地球に隕石が落ちてくる、それを痣の持ち主だけで守らないといけない……デュエマで何とか止めるのじゃ!!」
「ちょっ!?話が飛び過ぎだ!隕石とデュエマ!?意味わかんねぇ!!」
お爺さんは補足する。
「その隕石は一人の人間と繋がっておる、だから止めないといけないんじゃ、分かったか?」
「まだわかんねぇけど……とりあえずはヤバいんだな……」
レンが納得する。
「そうですか……では仲間を探さないといけないな!」
光が言う。
だが、レンは何か引っかかる。
「ちょっと待てよ、他にも痣の持ち主はいるのか?」
お爺さんは答える。
「そりゃあ、文明の数だけいるぞ」
「へぇ〜」
レンは驚く。
こうして、レンと光、お爺さんのトリオで残りの文明を探す事になった。
そして物語は大きく動く事になる!!