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秀輝「浄化技は無理だよ。」
千秋「どうして！？」
秀輝「実の場合は薬による洗脳。浄化技では浄化は不可能だ。
　　　理緒から聞いたけど、悠馬の洗脳を解いたのは薬の使用らしいよ。
　　　実にかけられた薬による洗脳は、強力な物。
　　　あの洗脳薬より強い解除薬を飲ませないと、無理だ。
　　　そして……実の事を本当に大切に思っている人しかできない。
　　　……華世、それはお前にしかできない事だと思う。」
華世「秀輝……」

華世は一瞬戸惑った。そんな薬、どこにもないと思っていたのだ。そして、自分にしかできない事を押しつけられてしまったのだから。
その時。

クロノス「僕が、持っています。」
華世「！クロノス……」

クロノスは、青緑色の液薬が入った瓶を手渡す。

クロノス「これで、実を元に戻してください。
　　　　　貴方なら、きっとできるはずです。」