二次創作小説(映像)※倉庫ログ

Re: フェアリーテイル小説 ( No.133 )
日時: 2016/05/23 23:02
名前: ミカン ◆v14FA1Ogmc (ID: 98AXyywb)


はい、今日は—…。

女→ リサーナ  男→ ナツ  構成→ 恋愛

と、うってかわって(言い方があれだけど)書きやすいです。

材料がたくさんあって、嬉しい。

逆に、どうして機能はあんなに難しかったんだろうかと、考えさせられる…。


では、本編どーぞ!!↓


私には、大好きな人がいます。

その人は、とても暖かく、優しく、怖いです。

でも彼は、違う女の子の方が気になるみたいです。

さーて彼は誰でしょう。

答えは、桜色の髪をした少年です。




俺は、そいつのことを思うと、ドキドキするやつがいる。

ある女子に、「それは恋よ!!」なんて、言われたが恋なんて初めてで何が何やらわからない。

でも、今まで、彼女の笑顔に、透き通るような声に、きれいな涙に…俺はたくさんの恋をしてきた。

でも、そいつは俺の気持ちに気付かない。

彼女は、銀髪の可愛い女性。だーれだ。





「あれ?」

リサーナは家に帰る途中に、忘れものに気づいた。

でも、忘れ物したら、ミラ姉が持ってきてくれるかも…。

でも、彼女のおっとりした性格を考えた瞬間に、そのお能性は消え、諦めて自分で取りに行こうとしていた。


ギルドから、光が漏れているのに気付き、安堵のため息をついた。

それと同時に、一人の男の子の顔が頭に浮かぶ。

ナツ、いるかな…。!!何考えてるの、私!!

「いこっと!」


仲は、昼間ほどの賑わいはないが、何人か残っていた。

「あら、リサーナ。こんな時間にどうしたの?」

「ミラ姉。ちょっと、忘れ物しちゃって…」

「本当?届いてないかすぐ見てくるからちょっと待っててね」

そういうと、中に入ってしまった。

と、視界にとがったピンクの何かが映っていることに気が付く。

「って、ナツ!!」

べろんべろんに酔っているナツがカウンターに突っ伏していた。

「おお、リサーナ。ろうかしたろか(どうかしたのか)?」

「げ、ナツ。相当酔ってる。飲めないのに無理に飲まない方がいいのに…」

「リサーナ!!」

「ハッピー!!」

ナツに隠れて気付かなかったが、ハッピーもいたらしい。

酒は飲んでいない。というか、飲めるのだろうか…??

「聞いてよリサーナ!!」

「はいはい。どうしたの?」

最近は、この話を聞くのがルーシィのに取られてしまい、久しぶりに聞いた。

「ナツがね、『これ、忘れ物じゃねーか?俺ここで待ってるわ。寝たら起こしてくれ、ハッピー』って!!ひどくない!おいらのこと、青いアラーム付きの時計と勘違いしてるよね!!だから言ったんだ!まぁ、ナツはどうせ起きてもいられないし、起こしても起きないから意味ない。ミラに預けよ!って。そしたらさ、むきになっちゃって、お酒をたくさん飲むんだもん。だからこんなんだよ!!」

確かにこれは、相当ひどい。

でも、私はもう一つ気にかかったことがあった。

「忘れ物って何?」

「え?えーっとね、白くてね、取っ手がついてる鏡だよ!!」

やっぱり!!

その席も、私が座ってたし…。

「それ、私のかも!!」

「本当?ナツ、おきて、おきてって!!リサーナのだって!!じゃ、おいら帰る!!」

え!!このタイミング?!悪すぎる…。

「はぁ。ナツ、ナツってば!!」

起きない。

「あ、リサーナ、なかったわって、何してるの???」

「なんか、ナツがいろいろあって、持ってるらしいんだけど」

「もう、ナツ。起きて!」

コップをもって今度は、思い切り冷たい水をかけた。

「ぎゃぁ!!」

「ナツ、落とし物拾ったんでしょ?リサーナのだって!」

「本当か。じゃあ、はい!」

すっと渡される。

今までのは何だったのだろうか。まぁ、返ってきたからいいか。

「じゃあ、帰って寝るか!じゃあな」

思い切り、立つ。

「!!」

「う、うん。ありがとう。おやすみ」

すぐに表情を戻す。

ナツは気づいてないのだろうか。まず、帰ろう。

「お休み、ミラ姉」

「きをつけてね」

ギルドから出ると、星が見えた。

そっと、唇に触れる。

気のせいだろうか、気のせい…。

ナツが勢いよく立った瞬間、唇が何かかすった気がした。

でも、そういうのは、ナツならすぐ気が付くはずだよな…。

まぁいいか。気のせいだろう。


手を精一杯伸ばしてつかんだと思って、中を開いても何もない。

私は、君だと思って箱を開けると、いつも違う君にかかわりのる人物だけが出てくる。


私はいつか、君でつまったその箱を開けることができるかな。


to be continued