二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第一章「夜明けの決闘」戦闘前 後編 ( No.18 )
日時: 2015/12/06 20:07
名前: 鳳凰 (ID: 5yPWEfIJ)

やっと、蛮族の攻撃予測地域にたどり着いた。
アルスは輸送台車から降りるとマルセンに「こちらに来い」と言われたので、ついていくと…そこには4人の姿があった。

アルスから見て左には重そうな鎧を装備していた頼もしそうな男の人が。

右の方へ顔を動かすと、その男の人の隣には緑の髪を右手で手で軽くなびかせている女性騎士がいた。

さらに右に顔を動かすとアルスと同じ年齢くらいの男の人が睨むような見つめるような視線をアルスが浴びた後、視線をそらした。

最後に修道服を着用した優しそうな女の人が視線があった途端、おじぎをしたのでこちらも返す。


そして、マルセンが彼らを紹介しようと顎髭をしゃくりながら話す

「紹介しましょう。左からマシラ、ミクシラ、エージュ、リンです。本日よりアルス様の直属の部下になっていただいております。アルス様の命は彼らと私によって保証しますぞ。ほっほっほ」

マルセンが軽く笑うということはこの人たちは安心できる人たちで、彼らにも自身の命を預けることが出来るということだ。しかし、その代わりにアルスも責任を持って彼らの命の保証をしなくてはならないということである。


そんなときに自己紹介が始まった。

「アーマーナイトのマシラだ。マルセン殿から話は聞いている。よろしく頼むぞ。」その体格にあった、いかにも男らしい声だ。アルスはその声を聞き、安心したようだった。

「私はミクシラって言います。アルス様を生涯、守り抜くので期待しててください。」ミクシラと言う女性はそういうとニコッと笑ってアルスを安心させようとしていた。

「………エージュと申します。お役に立ちたいと思ってるので……よろしく……」
エージュと言う青年はそういうと恥ずかしくなったのか再び視線をそらすが、悪意があるものではないとアルスは悟った。

「リンって言いますっ。アルス様。アルス様が怪我したら私が治しますね。」
治すと言うことはこの人は杖を使えるらしい。杖は使用するのが簡単だが、使う人によって同じ種類の魔法の杖でも回復量が異なるらしい。でも、この人なら多く回復してくれそうだ。

皆が自己紹介したところで自分も自己紹介しようとしたとき…

「蛮族接近!!戦闘準備せよーっ。」

こんな声が響き渡った途端、皆は武器を一斉に取り、エージュとミクシラは馬に乗り、マシラは槍の確認をし、リンは偵察部隊の治療を開始している。

「これが………戦場………」

アルスは戦場から逃げ出しそうになっていた。
あまりの怖さに足が震え始める。

偵察部隊によると60人の人数で侵攻中。60人全員が蛮族で全員、斧を使うらしい。
三すくみ的に考えるとマシラは槍で不利だが傷ついた味方の盾になってくれそうだ。エージュとミクシラは剣を上手く使って蹴散らし、リンは回復役と言うふうに出来そうだ。

策を練ると、アルスは深呼吸をして言った。

「皆さん。聞いてください。」

さっきの思ったことを思ったままに皆に言う。

みんなは納得してくれた。

アルスも急いで剣を取りにいった。

戦いの時、今、きたる。

ほぼ日の出と同時刻から始まろうとしていた。

続く


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