二次創作小説(映像)※倉庫ログ

エピソードナナ14 ( No.129 )
日時: 2016/09/25 21:31
名前: 敷島クルル ◆vhkHu4l20g (ID: G.nGjsd9)

「流石ナナだニャ!その調子でやっつけるニャ!」
「はいはいリーダー、よそ見しないで作業やって。」
「やっっっっとるニャ!!!!というより俺様が一番動いてるニャ!!」

ナナとアオアシラから少しばかり離れた林、巨大なドングリを両手で何とか抱えているリュウ、それを誘導しているオスカー。


「リーダーそのまま僕の方に来てニャ。」

巨大ドングリで前が見えないまま移動しているリュウに位置を指示するハクサイ。
3匹が作業している中心には見慣れない装置が鎮座している。


「ぐ…ぬぬぬ!ニャニャニャニャッ!もう限界ニャ!無理ニャ!動けないニャ!」
「はーいリーダー働いてねー。足元に石ころあるから気を付けるニャー。」
「オ"ス"カ"−!!あとで覚えてるニャー!!ニャニャニャニャー!!」

「あぁっ!!ナナさん!」


ハクサイの声に2匹がつられて声の方向を見る。






———押されている、のだろうか?

今まで3匹がなんとか視認できる戦闘速度だったのが、ここにきて更に早まっている。
恐れるべきはアオアシラが腕を振るう速度、瞬きを終える頃には振り終えているほどの速度に思わずハクサイが恐縮する。


その腕を紙一重、文字通り紙一重で後退しながら躱し続けているナナだが、背後には巨大な岩が立っていた。



「ニャ"!!俺様達が早く完成させてこの戦いにケリを付けるニャ!!」
「「了解ニャ!!!リーダー!!」」