PR
二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 【リベトラ読者企画】ルカ、古代林にて ( No.83 )
- 日時: 2016/01/07 17:15
- 名前: 敷島クルル ◆vhkHu4l20g (ID: QRmoI/Ul)
「今日は実地訓練である!ルカ!今日の夕飯である深層シメジを5つほど採取してくるのだ!」
「はい!教官!ルカ=ベルナ=ベリル行ってきます!」
そう意気込んで道場を後にしてもう半日。
太陽がそろそろ夕焼け色に差し掛かる頃合いだけど、未だ目的の物にありつけず、古代林を彷徨っていた。
地図と照らし合わせて、自分が今エリア8にいることを確認する。
空腹はリモセトスから剥いだ生肉を調理すればなんとかなるけど、教官がお腹を空かして僕の帰りを待っていることを考えると力が湧いてくる。
「って言っても、ここから先は古代林の奥…入ったことないんだよなぁ。」
そもそも深層シメジがなんなのかもよく分からない。
教官が書いてくれた妙にリアルな絵からなんとなく想像が出来るけど、特産キノコとかアオキノコを大量に間違えて採取してしまい、その想像も揺らいでしまっている。
「でも考えても仕方ない。」
最後の武器訓練の為に担いでいるベルダーアックスの重みを感じて、エリア9へと続く下層への道を見定める。
底が靄か何かの所為で良く見えない。
深層シメジと言うくらいなのだから暗いところにあるのだろうと勝手な想像をしながら足を進める。
「…?」
靄が鼻にかかると、ふと酸っぱい臭い、獣臭い臭いが鼻孔を突く。
古代林最深部、何が起こるか分からないと判断し、ポーチにある緊急用の道具を確認して、再び下層へと足を進めた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
脱殻さんから頂いたお題で話を描いていきたいとおもいますー。
飢餓イビル、どう登場させましょうか。
なんとか執筆してみますー
PR