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>>26と>>29に変更を加えました。

【北香様】
ーーー松野一松の場合ーーー

「……けっ」
どうするか……
帰ればおそ松兄さんがしつこい……
ここにいると……
「ねえ、無視すんなってのー。北香様ショックだよ？」
この人が煩い。
「…なんでいるんですか」
「いやあ。今日はお休みだしね？ネジをかいにきたのよ」
「…なんで？」
「武器！」
…ダメだこの先輩。武器かえても負けるくせに。
「ねえねえ、構ってよ一松っちぃ…」
「…黙ってください」
「うぉっ、あっぶねぇ！」
「帰ればいるでしょ？構ってくれる人。俺みたいなゴミとは違って」
「あー、あれは人じゃないから。ゴミ以下の何かだから」
「ゴミはゴミでも俺は燃えないゴミ。あれ以下だよ」
「いや、あいつは歩く18禁だからっ！ド変態だからっ！」
…まあ言えてる。
「大体あんたもいるじゃん、兄弟！」
「あれは構ってくれるじゃないです…ってかかまってもらいたくない」
「それでもうちの歩く裸エプロン野郎よりかは……」
「『ねえ、北香ちゃん』」
「はいなに……って、え？」
…あ。
「『さっきから聞いてれば好き放題言ってくれるじゃん』」
……出た、格好つけ……いや、括弧つけの人。
「こんばんは」
「『こんばんは、一松くん。』『……で、北香ちゃん。』」
「あっ……はい……」
「『…ちょっと、お話しよっか』」
「い、いやあああ！！助けて一松っちぃぃぃぃ！」
下らね、帰ろ。
「見捨てないでえええ！」
「面倒なお付き合いはゴメンだね、バハハーイ」