二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在 ( No.10 )
- 日時: 2015/12/30 23:46
- 名前: ラリティ ◆fvHE6RWqPQ (ID: 2CRfeSIt)
「…にしてもレミリア、随分元気だな」
「確かにそうね、何時もだったら普通なのに。カリスマを披露したいのかしら?」
「か、カリスマ…?」
魔理沙がレミリアの方を見て良い、霊夢がそれに同意した。
確かに、何時もだったら…。
「まぁこの話は紅茶を飲みながらにしましょう。咲夜、紅茶を持ってきて」
…とか、言ってそうだ。あ、あくまで私の見方であり、考えを押し付けるつもりはない。だが、意見は主張するものだ。
カリスマを披露するって…、何をすると披露したことになるのだ?逆に気になる。
そして「何故カリスマ?」と言っているレイの顔。私はそれに同意しよう。
「咲夜さん、さっき門に行った時、美鈴さん寝てましたよ?」
「あらそうなの?教えてくれてありがとう。…後でナイフをぶっ刺しに行くわ」
「咲夜、やりすぎは美鈴にも悪いわ。程々にしなさい」
ライアは、さっき寝袋に入って寝ていた美鈴のことをメイド長・十六夜咲夜に伝える。
平然と見せかけて、最後に怖くなる咲夜。そこに痺れもしないし憧れもしない。てか怖い。
そして、咲夜の怒りの気持ちを沈めるレミリア。主の力と言うのは恐ろしい。
「あ、そうだ。…レミリアちゃん!」
レイがレミリアに話そうとした瞬間、場の空気が一気に張り積める。
…と言うのは嘘で、メイド長がレイを少し睨んだだけだ。気にするな。あれだ、羨ましいだけだ。
「レミリアちゃんがさっき言ってた『悪いこと』って何?」
「…異変よ。貴方が来てから、異変が多すぎるわ」
レイは、ふと思った疑問を口にする。
だが、予想外の返事がレミリアから出てきた。
『異変』。
自身の都合でなるのがほぼだが、しっかりとした理由がある時もある。現在訪れてる紅魔館も、一時期は敵対関係…。主犯と解決者という関係だった。だが、解決した時に仲良くなった。
異変と言うのは仲間が増える機会でもあり、対立するものである。
そう考えると、仲間が増えて好都合だ。
…だが、異変なんてそうそうおきやしない。それが多い…?レイはもう外へ帰れないのか。…可哀想に。
「そんな事はおいといて!…咲夜、パチェと小悪魔に今から行くって伝えて。ライア、フランを此処に連れて来て。あと美鈴を起こしてきなさい」
「「了解しました」」
レミリアは立ってそういう。
そして、側にいるメイド長にヴワル図書館にいる魔女と使い魔に伝言を。
目の前に横にいるメイドに、妹のフランドール・スカーレットを呼ぶ。そして、門番を起こしてこいと命令した。