二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- Re: 【東方】楽園に現れた少女は幻想を操りし存在 ( No.11 )
- 日時: 2016/05/08 16:04
- 名前: 魔夜 (ID: y88BZl/P)
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あの後、ライアは美鈴に夜桜剣をためらいながらも、何回か刺して何とか起こしに行き、そして地下室に居るフランを全員の元へ連れて行った。
咲夜はパチュリーと小悪魔に伝言をし、戻って来た。
「レミリアお嬢様。妹様を連れてきました」
「ライア、ありがとう。レイ、この子が私の妹のフランドール・スカーレットよ」
黄色の髪をサイドテールにまとめ、その上からナイトキャップを被っていて、瞳の色は真紅の幼い顔をしている。服装は真紅を基調した物を着ていて、その背中からは、一対の枝に七色の結晶がぶら下ったような特殊な翼が生えている。
見た目は10歳未満の幼女だ。
「フ、フランって呼んで」
「フランちゃんね。神坂澪澄、レイって呼んでね」
フランににっこりと挨拶をする。
「にしても、レミリアちゃんと年齢一緒に見えるけど何歳だろ〜」
澪澄がそう呟くと、魔理沙がこっそりと答えてくれた。
「レミリアは500歳、フランは495歳だぜ。まぁ、あいつら吸血鬼だし」
500歳と495歳であの若さ!?
レイはそう思った。まぁ、我ら人間ならば驚くのも無理はないだろう。
「さて、と。パチェの図書館へ行きましょうか」
〜〜〜〜〜少女移動中〜〜〜〜〜
「着いたわ。ここがパチュリー様の図書館よ」
ライアがそう説明する。
「いらっしゃい。あなたが幻想入りしたレイっていう人間ね?咲夜に聞いたわ」
長い紫髪の先をリボンでまとめ、ドアキャップを被っている。全体的にゆったりとした寝巻きを着ている動かない大図書館のパチュリーがこちらに来て、澪澄を見てそう聞く。
「は、はい!レイです!」
「そう。私はパチュリー・ノーレッジよ。ついでに私の隣にいるのが小悪魔よ」
「小悪魔、ここの司書をしていますっ」
赤い長髪で頭と背中に悪魔然とした羽、白いシャツに黒のベスト、黒色のロングスカートで、ネクタイかリボンを着用しているのが小悪魔。その者もも挨拶する。
「パチュリーちゃん、小悪魔ちゃん。宜しく!」
「あ、レイ。パチュリーは私と同じ魔法使いだぜ。まぁ、あいつは正真正銘、魔法使いという妖怪だけどな」
魔理沙が澪澄に耳打ちする。
「パチュリー。魔導書借りに来たぜ!」
「今あんたがパクっている本を返してくれたら貸してあげても良いわよ」
「ぐっ……。死ぬまで本を借りているんだぜ……」
「期間って物があるの。魔理沙もいい加減本を返さないと痛い目に合わせるわよ?」
「分かった分かった。次来るときに返す。」
「本当は今返して欲しいけど……。まあ良いわ。皆、自由に本でも読みなさい。」
〜〜〜〜〜少女読書中〜〜〜〜〜
「ねぇ、レイ。貴方って弾幕撃てる?」
フランが本を立ち読みしているレイの所へ行き、突然そんな事を聞く……。