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「だ、弾幕？…あ、魔理沙ちゃんが言ってた…」

「うん、それだよ。…ねぇ、やれるんだったら私と遊ぼ！」

「フラン、最初は美鈴とかが良いぜ？」

「…美鈴も結構強いわよ。あの妖精で良いんじゃ？私はそう思うけど、レミィ」

「それで慣れたら可哀想だわ、パチェ。どうせなら咲夜とライアにやらせるわよ？」

「レミリア、あんたレイを殺したいの？」

…上からレイ、フラン、魔理沙、パチュリー、レミリア、霊夢である。

レイは勿論、弾幕の存在をあまり知らない。
スペカしか説明してないし、弾幕と言う物も魔理沙が永遠亭に向かう時、少しだけ言った程度。

…まぁそのことをフランに言っていないのだから、そう言われても当然っちゃぁ当然か。

そして、魔理沙は何回かフランと戦ったことがある。フランは強い。昔の自分だったら、死にそうだったくらいに。
それが初心者と戦うと？確かにフランは無意識にあんな強さ…あ、こいしじゃないです。
まぁとりあえず、フランは強い。
なので、霊夢がほぼ一発で倒せた美鈴をレイに薦めた。

で、紅魔館に住む魔女のパチュリーが美鈴も結構強いと言う。
彼女が薦めたのは、あの妖精ことチルノとルーミアだ。そして、レミリアに話をふる。

話をふられたレミリアは、レイがそれで慣れたら可哀想だと言う。
…だからと言って、時を操るメイド長と能力をコピーするメイド兼魔法使いを薦めるのはどうかと思うぞ。

…そして霊夢は殺す気かと問う。まぁ、本気出せば二人とも殺しにかかるだろうけども。


で、結局図書館の中で乱闘になりました。
ちなみにパチュリーVS霊夢VS魔理沙VSレミリア。
フランは咲夜の説得により、リビングにて咲夜とケーキを食べている。
ライアはレイの方に弾幕がこないように、夜桜剣と影夜剣を構えて椅子に座っている。

「やんなくったって良いじゃない！なんでわざわざ私もやらなきゃいけないのよ！？夢戦「幻想之月」！！」

魔理沙により巻き込まれた霊夢。
お怒りのご様子。

「お、霊夢の案はなくなりそうだな！…弾幕はパワーだぜ☆彗星「ブレイジングスター」！」

霊夢を巻き込んだ魔理沙。
パワー重視のスペルカードを発動。

「…そんな無茶苦茶な弾幕じゃ、私には勝てないわ。月符「サイレントセレナ」！」

冷静を装い、とっても楽しそうなパチュリー。
いきなり『月』属性を扱う。

「あの二人にやらせて何が悪いの！？紅符「不夜城レッド」！」

空中を舞い、弾幕を放つレミリア。
霊夢ばかりに攻撃し、こちらもお怒りのご様子。


「わ、わぁ…」

「あれが弾幕ごっこ。幻想之月とか言うのがスペルカードよ、魔理沙から教えてもらったでしょ？」

唖然とするレイ。
それに対し見慣れた光景だと言わんばかりの冷静さを見せるライアだった。