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1月1日（金）


広尾
「あけましておめでとうございます。本年も広尾をよろしくお願いします」


広尾
「今はまってるものですか?ごちうさですね」


広尾
「チノちゃんとか好きですよ」


広尾
「まぁ、呼べたらいいんだよね」



｛ピンポーン


広尾
「おや、誰か来たようだ」


































?
「は、初めまして・・・」



広尾
「・・・・!?」



広尾
「・・・もしかして、香風智乃さん?」



チノ
「はい・・・」



広尾
「チノちゃんだ!!」


広尾
「ここに来たってことはこれに付き合ってくれるんだよね!?」


チノ
「す、少しだけなら・・」


広尾
「じゃ、少し自己紹介してもらおうか」



チノ
「チノです。中学生です。ラビットハウスのオーナーの孫娘です」


チノ
「普段はラビットハウスで働いています。ココアさんやリゼさんも同じですけどね」


広尾
「ほう・・・」


広尾
（就職できるのって16歳からじゃ・・・?まあ、そこは気にしたら負けってところか・・・）



広尾
「それはさておき、今日あったことをっと」



広尾
「元日ってみんなゆっくりしたいよね?」


広尾
「でもさ、家にいてもおもんない（つまらん）やろ?」←関西弁


広尾
「それにさ、お年玉ももらったんや」


広尾
「諭吉2枚や!去年より1万も高い!」


チノ
「それはよかったですね」


広尾
「んで、後でまたさらにもらえるんや！」


広尾
「いやぁ、金持ちの気分ですわ・・・」


チノ
「今だけですよ。そんなの」



広尾
「そんな固いこと言わずに・・」


広尾
「今日はな、プラレール博ってとこに行ってきたんや!」


チノ
「何ですか?それは」



広尾
「まぁ、某大手玩具会社のイベントやな。そこで先行発売されるトミカを買った」


チノ
「そうなんですか」


広尾
「傾（かぶ）きものトミカってやつで、1台756円（税混み）をボックス買いした」


広尾
「つまり10台やな」


チノ
「10台・・・値段は?」


広尾
「7560円」


チノ
「た、高い!」


広尾
「まあそれに新発売トミカも買ってさらに高くなったけどな!」


チノ
「おぉ・・」


広尾
「まぁあれだ。この10台のトミカはただのトミカではない。中に何が入っているかわからないのだ!」



チノ
「え・・」


広尾
「でも安心してください。後ろにあったのをとりましたよ」


チノ
「何ですかそのとにかく明るい安村さんみたいなのは・・」


チノ
「それに後ろのほうにあったからといって全部入ってるとは限らないではないですか」


広尾
「それがそうなんだよな・・」


広尾
「1　台　か　ぶ　っ　た」


チノ
「1台ってまだましなほうじゃ・・・」


広尾
「うん。ずいぶんましだわ。めっちゃ（凄く）子供おるんやけどさ、そういう子ってバラバラになおすじゃん?」


広尾
「でも後ろのほうはほとんど被害がなかったんや」



チノ
「あの、さっきから関西弁丸出しですよ」


広尾
「まあ大阪生まれの大阪生まれやからな!」ハハハ


チノ
「・・・・」


広尾
「まあそれはともかく、お年玉の半分を元日に使ってしまう広尾でした」

1月2日（土）

広尾
「今日はな、初詣に行ってきたんや」


チノ
「初詣、ですか」


チノ
「ラビットハウスの皆や、マヤさんメグさんとも行きたいですね」


広尾
「そこで、初詣しかやってないフリマがあるんよ」


広尾
「そこにトミカが売ってるというね」


チノ
「またトミカですか」


広尾
「でもな、なかったわ」


広尾
「毎年やってるはずなんだがな・・と思いながらフリマのスペースを3周くらいした」


チノ
「3周!?」


広尾
「でもなかったっていうね」



広尾
「それはともかく、いった神社は人がすごく多かったわ」


広尾
「流石日本三大混雑神社って感じやな」


広尾
「まあこれ以上言うと地元バレるからな。これ以上は言わない」


チノ
「別にどこに住んでいるとかは閲覧者は求めていないと思いますけどね」


広尾
「だよね」


広尾
「まあ明日は難波行くしな」


チノ
「難波?」


広尾
「大阪は日本第二の都会とか言われてるけど、意外と知られていないんだよな」


広尾
「道頓堀とかグリコとか言えばわかるんかねぇ」


チノ
「あ、グリコの看板のところですか!」


広尾
「せやな。まああそこまではいかないと思うけど」


広尾
「この続きはまた次回ってことだな」

1月3日（日）

チノ
「今日もどこか行ったのですか?」


広尾
「いや、いったじゃん?難波行くって」


チノ
「そういえば言ってましたね」


広尾
「まあ、その話はあとにして、今日からまた仲間が増えるみたいだよ」


チノ
「仲間が来るんですか。正直私一人ではさみしかったです」



広尾
「おい、来いよ」


ココア
「チノちゃん!?」


吹雪
「こ、ここでいいんですか?」


広尾
「一人仲間はずれがいるが、3人参加するみたいですよ」


チノ
「ココアさん!?ココアさんもここに!?」


ココア
「うん。なんか知らないけどきちゃった」


広尾
「はい、自己紹介よろ」


ココア
「保登心愛（ほとここあ）です!ラビットハウスでチノちゃんと働いています!」



吹雪
「吹雪型一番館、吹雪です!よろしくお願いします!」


広尾
「いやぁ、ココアちゃんかわいいなぁ・・吹雪ちゃんもかわいいなぁ・・」スリスリ


吹雪
「もう・・なんなんですかぁ・・」


ココア
「もう・・やめてよぉ・・」


広尾
「これじゃ俺がおかしいみたいじゃないか・・」


広尾
「まあそれはともかく、今日難波に行ってきたんや」


吹雪
「で?」


広尾
「まあな、難波といっても日本橋やけどな!」


広尾
「電気街やな」


広尾
「大阪の秋葉原とか言われてるとこでもあるな日本橋は」


ココア
「そうなんだ」


広尾
「まあそういう文化はあるんだけどさ、大阪ってある意味不利やと思うんや」


チノ
「どうしてですか?」


広尾
「コミケも東京やしなんかイベントあるときはいっつも東京やしな。大阪でやることなんてなかなかないんや」



広尾
「アニメの放送日なんて1週間も遅れてることもあったからね」


吹雪
「1週間もですか・・」


広尾
「おっと、話がそれてしまった」


広尾
「そうそう、なんばCITYってところがあるんやけど、そこの南館が工事で閉鎖されるんだって」


広尾
「だから一部の店は移転とかになるんやけど、その中に普段行ってる店も入ってるんや」


広尾
「その場所からずいぶん遠かったよ」


吹雪
「そうなんですか」


広尾
「GoogleMAPで調べたら450mだったよ!結構遠いよ!」


チノ
「意外と近いですね」


広尾
「まあ俺の通学距離が1kmやからな。その半分ぐらいやな」


広尾
「まあそんなもんやな」

1月4日（月）


広尾
「もうだめだ・・」


ココア
「どうしたの?」


広尾
「宿題終わってねぇ・・・」


チノ
「何が残ってるのですか?」


広尾
「英語と国語や・・・」



吹雪
「まあ時間かかりそうなものばかりですね・・」



広尾
「もうだめだ・・明日塾だし絶望だ・・・」



ココア
「塾・・・」



広尾
「そうやで」


チノ
「広尾さんの成績ってどれくらいなんですか?」


広尾
「・・・・それいっちゃう?」



吹雪
「言ってみてください」


広尾
「オ　−　ル　3　や」


ココア
「私の文系よりはいい・・・・」


広尾
「そうなんだ」


チノ
「ココアさんは英語で5点とかとりましたしね」


ココア
「ここで言わないでー!」


広尾
「まあそういうわけで、理数系がアウトなんや俺は」


チノ
「ココアさんと反対ですね」


広尾
「え、ココアちゃん理数系得意なの!?」


ココア
「うーん・・・得意っていうか・・なんかできちゃうんだよね」


広尾
「なんかできちゃうって・・・ある意味羨ましい」


広尾
「・・・・教えてくださいお願いします」ドゲザ


ココア
「そんなに改まって言われても・・・」



広尾
「だよねー」


チノ
「よかったら教えてあげてください」


ココア
「わかった!」


ココア
「お姉ちゃんに任せなさい!」


※この後めちゃくちゃ勉強教えられた

1月5日(火）

広尾
「今日は塾やったんや」


チノ
「結局塾だったんですね」


広尾
「まぁただの塾ならともかく、自習ってのがあるんや」


吹雪
「もしかして、個人塾ですか?」


広尾
「まあそうだな」


広尾
「結局週3だな」


ココア
「なんで週3なの?」


広尾
「数学、理科、そして自習だな。正直言って家から1km離れたところまで行ってまでする必要」


広尾
「まあ家から学校も1kmだけどな」


広尾以外
「・・・・・・・・・・」




広尾
「そういえばなんか朝から腹痛いんだよね」


広尾
「腹痛いのはよくあるんやけどさ、なんか普段と違うっていうか」


吹雪
「へー（棒）」


広尾
「まあそれが俺の性質っていうのかねぇ・・」

1月6日（水）


広尾
「なぁ、聞いてくれよ」


チノ
「どうしたのですか?」


ココア
「どうしたの?」


吹雪
「どうしたのですか?」



広尾
「明日から学校なんだよ助けてくれよ」



チノ・ココア・吹雪
「はい解散」



広尾
「え、ちょ、まて」



チノ
「もういいですか?」（ジト目）


ココア
「もういい?」（ジト目）


吹雪
「もういいんですか?」



広尾
「頼むから解散だけはしないでくれ」（涙目）



チノ
「・・・そんな目で見ないでください」



広尾
「でや、やっぱりたまにあるんや」



広尾
「ネタがないっていうときが」



吹雪
「・・・今日がその日なんですか」



広尾
「学校で何かあったりしたらそれネタにできるんだけどさ」



広尾
「こういう本当に何もない日は何も言えないんだなぁ」


吹雪
「それが平和というものじゃないですか」