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　ちょっと魔理霖(あってるかな？)注意ですね。
大丈夫な方はどーぞ！！
駄目な方は、飛ばして>>51にいくんだな！

　









「魔理沙の家」





















これは、今起こっている異変の起きる前の出来事だった。

「う、大変だ！家がぁぁぁ。」

「魔理沙か？まぁ、いつもの事だろう。」
飲んでいたお茶を机に置き、商品の整理を・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　からーん
「な、なぁい、家が」
駆け込んできたのは、やはり魔理沙だった。
すこし、濡れている気がする。

「なんだい？家がどうしてって？」
この仏頂面は、森近霖之助。香霖堂の店主だ。
(なんだこの悪意しか感じられない文面は)

「家が、実験で壊れた。しかも、雨が降ってきて」
魔理沙は魔法使いなので家が壊れるのも二度三度ではないはずだが、なぜ今日は此処に来たんだろう。
考えていることが分かったのだろうか、悟ったのだろう。
「香霖のとこ以外誰もいなかったんだぜ。だから、その・・・」
魔理沙の顔は、帽子で見えなかったが一目で泣いていることに気づいてしまった。
「わかった。ただ、せめて顔をあげてくれないか？魔理沙らしくないじゃないか。」

(そんなこと、言わないでよ。そんなこと・・・)

「うるさい・・・、そんなこと言わないで欲しいんだぜ・・・」

気づいたら、雨は止んで夏が来ようとしていた、そんな時期だった。