二次創作小説(映像)※倉庫ログ

AfterBreakTime①「灯焔のおたんじょうび会」 ( No.24 )
日時: 2016/02/01 23:42
名前: 灯焔 ◆/.5aaSlLPY (ID: gV64xmvp)

どうも、天の声でございますー。
今年もやって来てしまいました灯焔氏のお誕生日。灯焔氏今いくつなんでしたっけ?
本人に聞いてきましたけど「忘れた」と一言。まあ青龍と契約してもう何百年も経っているからなんとも言えませんけれども。
今回はそんな彼女のお誕生日のお話をお届けいたしましょう。



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〜運営本部 エントランス〜




灯焔「あーつっかれたー…。新曲2曲とも体力譜面すぎんよ〜」

ジルク「かるたはともかくダンプは1700あるみたいだからね、そりゃゲージ重いよ。いやかるたもゲージ重いしノーツ少ないからそっちのほうが厳しいけどさ」

灯焔「まぁダンプに関してはまだ銅○つけられそうだけどね。頑張るしかない」

ジルク「うん。頑張って灯焔!俺の曲Easyクリア行けたなら通常行けるって」


こちらは運営本部、エントランス。OPゲームの様子を見届けた灯焔、いったい何をやっていたかというと…。
本日条件を満たした人だけが出来るという「例の新曲」をやっていた様子。いやはや、天の声もやりましたけど無事死にましたよ。流石ファイナリストは格が違った。
話を聞いている限りだと灯焔氏なんとかEasyクリアはクリアできた様子。まあ最近カウボーイEXEasyで突破したという報告も聞きましたし、順調に人外へと進化していってるようですね。
え?元から人外だって?それは言わないお約束です。


そんな彼女ですが、顔を見てみるとなんとなく寂しそう。それを察したのかジルクは話を振ります。


ジルク「そういや朝から元気ないみたいだけどどうしたの?折角のCW01なんだし楽しんでいこうよ」

灯焔「あ、いや…。いいんだ、大丈夫」

ジルク「大丈夫じゃないよ!俺は灯焔とエムゼに助けられた身、主人の為ならば命をも散らす覚悟で仕えるって決めたから。
    そんな主人が元気ないなら気にするに決まってる」

灯焔「……話、聞いてくれるか?」

ジルク「勿論。どうかした?」


気のせいではなかったようですね…。易しく諭すようにジルクが話を振ると、彼女はこう呟きました。


灯焔「朝からみんな冷たい」

ジルク「(あぁ…そういえば…)」


そういや、朝から今に至るまで今日は灯焔氏あんまり他人と会話を交わしていなかったような。というか話しかけてもみんなは知らんぷり。何かあったのでしょうか?
彼女の話を聞いたジルクは何かを察した様子。……どういうことでしょうか?


しばらくして向こうから人影が。2人が向こうを見てみると…?










十四松『あっ!こんなところにいたっす!!急げ蜜柑ちゃん!!』

罪木『ふ、ふぁぁい!!いきますよぉ!!!』

黒尾『そんなに力まなくてよくね?灯焔迎えに行くだけなんだからさァ』


十四松に罪木さん、黒尾…?一体何の用なんでしょうかね。
3人は2人に近付くと有無を言わさず灯焔を捕まえました。


灯焔「?! は、話の流れェーーー!!」(ジタバタ)

十四松「灯焔、確保〜!!」(卍固め!)

黒尾「これまた凄い絡みつき方だこと…。腕どーなってんの?」

十四松「触手!おれ触手できるよ!!」

罪木「腕が何本もあれば治療に役立ちそうですよねぇ…!」

黒尾「いや普通人間に腕生えねェから!!十四松が特殊なだけだから!!!」

ジルク「このタイミング…ってことは、準備出来たんだね?」

罪木「は、はいぃ…。ジルクさん、お話相手ありがとうございましたぁ…」


あれ?これジルクさんもグルなパターンですか?
そのまま灯焔を確保した一行はその場を去りました。……灯焔氏、話の流れはもうやったでしょ。
しばらくして一行はとある小部屋の扉の前で立ち止まり、卍固めを解除しました。
未だに訳が分かっていない様子の灯焔。そんな彼女に呆れながら黒尾が一言。


黒尾「灯焔、今日が何の日か分かってらっしゃいます?」

灯焔「?」(キョトン)

黒尾「こりゃ分かってねー顔だなァ。ま、扉開いてみろヨ」


そう言って彼は扉を指差します。
まだ状況が理解できていない灯焔。言われるがままに扉を開いてみると…?














パン!パンパンっ!!!















カラ松『灯焔!誕生日おめでとう!!』

灯焔「……んえ?」


なんと!部屋の中にはクラッカーを持った運営本部のメンバーが。
そうなんです、今日は灯焔氏のお誕生日。日々みんなの為に陰で頑張っている彼女の為に、本部がささやかなパーティを開こうと企画していたのです。
灯焔にみんな冷たかったのはこの為だったんですね。


MZD「ごめんな、お前だけにはバレるわけにはいかなくてさ。結果的に冷たくしちまったのは謝るよ…」

石丸「だが君が気付いてくれなかったお陰で準備が順調にすすんだ。感謝したいところだ!ハッハッハ!」

西谷「清多夏、それ灯焔貶してね?」

木兎「どこが貶してるんだ『木兎、黙ってなさい』…………」

石丸「貶してなどいない!寧ろ尊敬に値するべきだとほめているのだよ!」

ヴィル「…とにかく。灯焔、今年も無事誕生日が迎えられたことを私は嬉しく思うぞ。そして、これからの逃走中を盛り上げていく手伝いをしていくことを誓おう」

リピカ「そうなのさ!灯焔、今日くらいは羽を伸ばして休むのさ!」

灯焔「みんな……ありがとう……」(グス)


みんなの暖かさに思わずホロリ。天の声も思わずぐすっと来ちまいましたよ……うぇ……グス……。


カラ松「灯焔!君の為にケーキを作ったんだ。食べてくれないか?」

灯焔「カラ松の作ったのなら不味くても全部食べる!!つか不味いわけない!!美味しいに決まってるよぉ〜〜〜〜!!」(号泣)

十四松「カラ松にーさん料理上手いもんねー!!まずいわけない!!」

MZD「はいはい茶番はそこまでにしとけー。切り分けるぞ、手伝ってくれ」

西谷「手伝います!」






その後、ささやかなパーティは無事に終了いたしましたとさ。
皆の温かみを受け、今年も1年頑張ろうと改めて意気込んだ灯焔なのでした。
灯焔氏、本当にお誕生日おめでとうございます!


……自分でやってて恥ずかしくないかって?天の声と灯焔氏は違うのでいいんです。