二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- ライトパワーの目覚め その1 ( No.10 )
- 日時: 2016/02/18 01:12
- 名前: 桜 (ID: y1N6F4if)
今回は二つの黒音符のお話です。一つはバレンタインでの黒音符ともう一つはあの方の大事な人の黒音符。あの方は完璧だけど、ドジなのが愛着が湧いてくるよねvそれと動画の第8話前編更新しました!
カービィ(えーと、ここはアミーに習ったボーイング・・・)
とある日のスマブラ屋敷。カービィはアミーに教えられてベートーベンのクロイツェルの第一楽章を弾いていた。そしてその通しでその曲を弾いていた。そしてなかなかに好調のまま終わった。
カービィ「重音、つまづかなかった・・・!奇跡・・・!!」
メタナイト「カービィー!うおおおおおおー!!!(感涙&カメラパシャパシャ」
アミー「メタナイト、落ち着いて下さい;良かったですー。幸いにもカービィは物覚えがいいし、呑み込みも早いし、これならクライスラーの「愛の悲しみ」が弾けるのは近いですね(もしや、歌が音痴なのも父親譲り?(汗」
カービィ「えへへ〜」
ゼオ「いい音鳴るようになったじゃん」
すると、ゼオがカービィの練習室に入って来た。ゼオは言う。
ゼオ「屋外まで響いてたぞ」
カービィ「ゼオ君!聴いてたんだ」
ゼオ「ああ。カービィの初めの頃はギィィィィィーという音で俺が倒れる日々が続いてなー。直るまでEhサイドのルナサとメルランとリリカも手伝ってくれて・・・(父のような眼差し」
カービィ「そんなことまで記憶しないで//////!!!それはちゃんと謝ったでしょ!」
メタナイト(いっそのこと、陛下のハンマーで殴ってこの天然たらしチビフルーティストの頭をアホにしたら少しは平和になるのに・・・(怒)
アミー(それがゼオの周囲の人達のせいで無理だから、ゼオの頭に打診はできないじゃないですかー)
メタナイト(グサッOTL)
すると、アミーは何かを思い出す。三人に言う。
アミー「そういえば、クリオラから聞いたんですが、もうすぐ「ばれんたいんでー」があるじゃないですか」
ゼオ「ああ、チョコがもらえる特別な日な!俺、その日はチョコがたくさんもらえるんだよな。楽しみだなー」
メタナイト(こいつの場合、単なるチョコ目当て何じゃ・・・;ゼオのことが好きな女子達、可哀想に・・・;)
アミー「どうせ、買うのは無理ですから、作りませんとね」
カービィ「えっ、何で!?」
アミー「最近、この辺りでデパートや洋菓子店に泥棒が出てるんですよ。でも、なぜか金目の物じゃなく、チョコばかり盗んでくるらしいです」
メタナイト「ほう、いろんな意味で女性の敵だな;」
ゼオ「じゃあ、手作りチョコがもらえるのかなー?楽しみだなー」
メタナイト「お前は真面目に考えなさすぎだ!」
いつも通りの日常の中、いよいよバレンタインデーがやってきた。ゼオはスマブラ屋敷(ウェンディは本命チョコ&クリオラ達は感謝チョコ)でもピアニッシモに向かう最中でもスタジオに向かう最中でもチョコをダンボール数箱分にいっぱいもらったため、今度はスタジオでもチョコをもらっていた。
ゼオマニアの女性達全員「ゼオきゅんっv!私の気持ち、受け取って下さーい!」
ゼオ「ありがとう。嬉しいよ(キラッ☆スマイル」
ゼオがゼオマニアの女性達に囲まれる中、クルミとププルはそれを見ていた。
クルミ(クルーク)「やっぱり、モテるんだね〜」
ププル「ん?クルミちゃん、その大きな袋・・・」
クルミ(クルーク)「ああ、大半は元の姿でシナモン先生や生徒の女子達、魔導学校の女子達からもらったよ。もちろん、アミティ達からの感謝チョコも入ってるけどね」
ププル「クルミちゃん、元の姿でもモテるんだね〜」
すると、何かを乗せた台車で運んでいるカナカとユズ、何かを持っているリリを見かけた。台車はゼオマニアの女子達を割って行った。
ゼオ「カナ、ユズ」
カナカ「ゼオ。これ、すごいのかどうか分からないけど、受け取ってや」
すると、何かを包んだラッピングは取られる。それは・・・
バニーガールのカナカチョコだった!
ププル(´°ω°)
クルミ(クルーク)Σ(;°Д°)
ゼオ「ありがとう、カナ」
ユズ「それからうちからの感謝チョコなv」
ゼオ「ありがとう、ユズ」
ゼオはカナカの等身大のカナカチョコ(+ユズの感謝チョコ)をもらうことに。リリはクルミに本命チョコを渡す。
リリ「クルミちゃん!リリからの本命チョコだよ!」
クルミ(クルーク)「あ、ありがとうございます、リリちゃん・・・」
ギガディス「ププルー!クルミ殿ー!」
ププル&クルミ(クルーク)「ん?」
ギガディス「今日は余と一緒に帰らないか!?(二人からの本命チョコ欲しい!」
サタン「いやいや、ぜひ私と!(アルルからもそうだが、二人(特にクルミ)からの本命チョコ欲しい!」
ドロッチェ「必ず家までお送りする!(カービィからもそうだが、二人から(特にクルミ)の本命チョコ欲しい!」
ギガディスとサタンとドロッチェの三人を筆頭とした男性達にププルとクルミが囲まれる中、ププルは焦る。
ププル「あっ、あのっ・・・」
ゼオ「悪いな。こいつは俺と帰るんだ(ププルに抱きつく」
ププル&大半の全員「なっ!!!?」
ププル「どこ触ってるんだよバカ////////!離してよ////////!」
ゼオ「じゃあな」
クルミ(クルーク)「ボクも二人とは別に帰りますねっ」
ププル&ゼオ、クルミが別々に帰る中、ユズは大半の人達に文句を言う。
ユズ「なっ;何でみんな黙って行かせるんや!?カナには文句タラタラやったのに!」
ゼオマニアの女性A「だってねぇ〜・・・」
ゼオマニアの女性B「ププルちゃんが相手じゃね・・・」
サタン「・・・ギガディス、ドロッチェ」
ギガディス「何だ?」
ドロッチェ「?」
サタン「アルルを夜道で襲えたらそれぞれ5万出す!」
ユズ「キッツ!!」
リリ「5万じゃ安いやろ」
カナカ「アルルさんのサタン様へのイメージアップ作戦?自分が悪いくせに」
ギガディス「そういう犯罪じみたことはちょっと・・・;」
ドロッチェ「盗賊として人に害を与えることはできんし・・・;」
サタン「アホか!!作戦はこうだ!夜道で暴漢二人(ギガディス&ドロッチェ)に襲われるアルル!そこで颯爽と現れる私!そして私は暴漢二人に一撃必殺!私に惚れるアルル!名付けて!!「シェゾから奪還!?バレンタインのドキドキvイメージアップ大作戦!!」!」
リリ「つまり、アルルちゃんはシェゾさんに本命チョコ、他の人達には感謝チョコや義理チョコをあげてサタン様には今年も「チョコやらねー」って言ったんですね分かります」
サタン(´;ω;`)
ドロッチェ「よしよし;」
ギガディス(余にはププルから義理チョコをもらうが・・・サタンがかわいそうすぎだから、黙ってておこう;)
サタン様、ルルーが本命チョコくれるよ。
バレンタインはいろいろあるんですよー;
- ライトパワーの目覚め その2 ( No.11 )
- 日時: 2016/02/18 01:17
- 名前: 桜 (ID: y1N6F4if)
あいり「はい。本命チョコですわ////////」
ツースト「おお!(ジーン」
なかなかに広い公園。あいりとツーストはそこで会っていた。ツーストはあいりからのチョコを食べると、すぐにあいりに抱きつく。
ツースト「今はあいりも食べたい」
あいり「ちょっ、ちょっと////////!ここで・・・あ!(ツーストの身体を押す」
ツースト「あいり〜〜〜〜〜(泣」
あいり(しっ!静かに!)
ツーストとあいりが見ているのはププルとゼオがベンチに座っているのを見た。ププルはゼオに本命チョコを渡していた。
ププル「はいっ」
ゼオ「!」
ププル(うわーーーーー////////渡しちゃった××渡しちゃったようわ〜〜〜〜〜っ////////もうちょっとそんな雰囲気になってからの方が良かったかな?でも、ボクの性格からして後回しにすると、またつまんない意地張っちゃいそうだし・・・;)
しーん
ププル「・・・;(反応ないなあ・・・;」
ゼオ「・・・(ジーン」
ププル「!」
ゼオ「あ・・・あの・・・ありがとう・・・」←めっちゃ嬉しそう
ププル「・・・意外とびっくりした」
ゼオ「?」
ププル「ゼオ、こういうのはフェミニスト風に言うから・・・だから、びっくりした」
ゼオ「・・・。そりゃあ、本命からもらうのは嬉しいに決まってるだろ。バーカ」
ププル「・・・////////!えっ・・・////////?」
ゼオ「冗談だ。はい、残念。」
ププル「冗談かっ////////!!(泣)ゼオが恋愛に淡白なのは分かってるけどっ。せめて、こんな日に冗談って言わなくても・・・」
ゼオ「・・・」
チュッ(ゼオがププルにキスする音)
ププル「////////!」
ゼオ「・・・////////」
ププル「ゼ、オ・・・////////」
ゼオとププルがキスする中、ツーストとあいりは・・・
ツースト&あいり「・・・////////」←見ちゃった☆
ツースト(マ、マジかよあいつら。いつの間にそんな関係に?一生進展しないかと思ったのにこのすごい進展は何?俺達がいることに気付かず平気でイチャイチャするって何?いや、俺もあいりに対して人前でしてたよな?人を見ると恥ずかしくなるのは何?もしや、付き合ってるんじゃねえのか?ゼオ、あんな真剣な奴だっけ?いや、あいつが悪意なく人を振り回すのはいつものことだけど。いや、あいりと付き合う前のあいりを振り回す俺と同じだ。こんなことバレたらファンやギガディスやカナカやウェンディやルネやフォースに殺されるぞ?いや、俺らもバレたらあいりのお義父さんに(長くなるため以下省略)
あいり(う・・・生まれて3度目で・・・人がキスしてるところ見てしまいましたわ・・・しかも、三度目はシェゾとアルルの模造品・・・)←ちなみに最初はシェゾ&アルル、二度目はカービィとメタナイト
ツーストとあいりが悶々する中、キッドとドラえもんは二組に気付かず歩いていた。
キッド「くそーっ!!ドラミからのチョコを没収されたー!!」
ドラえもん「食べられなかったの?」
キッド「調査に来た21世紀の刑事の警部に没収されたんだよ!あの人、恋愛に理解がある人だったのになー;」
ドラえもん「ふーん」
その警部が実は何かに乗り移られていることは今は誰も知らない・・・。
カービィ「はい、メタ!本命チョコ!」
メタナイト「あ、ありがとう、カービィ(カービィ、めっちゃくちゃ可愛いいいいいい!!!」
カービィ「はい、アミー!日頃の感謝チョコね♪」
アミー「ありがとうございますー!(その感謝チョコを食べる)ん〜vカービィのチョコもヴァイオリンの音色も大好きです〜vもちろん、カービィ自身もですよ!」
カービィ「ありがとう!」
すると、アミーのアホ毛がピコンピコンと動く。黒音符が察知したのだ。
アミー「黒音符が察知しました!仕事ですー!ゼオにも連絡しますね!」
カービィ「はーい!」
メタナイト「承知した!」
そして、カービィ達三人の四勇者とアミーがターゲットのところに向かう中、警察も来ていた。アリス団も黄色音符回収に向かうからだ。
カービィ「うわー!今回は警察署だねー」
メタナイト「渋谷警察署の刑事課だな」
ゼオ「とにかく、ターゲットを探すぞ」
アミー「はーい!」
四人がターゲットを探す中、メタナイトはあるものを見つけた。それは・・・
メタナイト「・・・チョコだ」
カービィ「!?じゃあ、誰かがチョコ泥棒してたの!?」
???「バレンタインか・・・下らんな」
すると、メタナイトに火の付いたチョコが迫った。メタナイトは避けるが、ターゲットの渋谷警察署の刑事課部長である男は四人の前に現れる。
カービィ「刑事課の部長さん・・・まさか、一連のチョコ泥棒はその人にさせてたの!?黒音符!!」
渋谷署刑事課部長「そう。こんなもの・・・(マッチでチョコに火を付ける)」
カービィ「!!なんっってことするんだよ!キミがチョコを盗ったせいで何人の女の子が告白できなかったと思ってるの!?」
渋谷署刑事課部長「この男が恋愛がこの世で一番美しいと思っていたからだ。心を吸い取れば、逆にもなる」
カービィ「恋愛が美しいって大切にしてる人に恋愛をぶち壊すようなことさせるなんて余計悪いよ!許さない!」
すると、渋谷署刑事課部長は火の付いたチョコを手にそれを投げる!カービィ達は・・・
カービィ「コピー能力アイス!」
メタナイト「メタチョッピング!」
ゼオ「ダークアクアナイト!」
渋谷署刑事課部長「遅いぞ」
カービィ「うわわっ!」
すると、カービィに火の付いたチョコが当たりそうになる中、誰かがカービィをかばった。そして短剣を渋谷署刑事課部長に投げつける。
渋谷署刑事課部長「う・・・」
カービィを助けたのも短剣を投げたのも先ほど警察の追跡を逃れたアリス団の一人のアリスだった。
カービィ「アリス!でやっ!」
アリス(あいり)「何するんですのよカービィ!助けてやりましたのに!(カービィのウィップで縛られる」
カービィ「キミ達とボク達は敵同士でしょ?油断大敵、四勇者強敵だよ。じゃあ・・・コピー能力ソード!でやっ!」
すると、カービィのソードビームが渋谷署刑事課部長に当たり、彼の中から黒音符が出る。そして黒音符はピンク音符に変わり、それがアミーの宝箱に納められた。
アミー「回収ですv」
ルミー「あ〜〜〜〜〜(泣」
ゼオ「退散だ!」
四勇者の三人とアミーは退散する。アリス団も退散する中、渋谷署刑事課部長が目を覚ます。
渋谷署刑事課部長「あれ?僕は・・・」
???「田宮さん」
田宮「あれ?キミは秋真の息子の蒼真君・・・どうしました?」
夜神「これ、家族からの日頃の感謝チョコです、受け取って下さい」
田宮「・・・。ありがとうございます。人の心を愛で満たしてくれるバレンタインデーは素晴らしい日ですね(ニコッ」
夜神「・・・!」
一方、四人は屋根の上を渡りながら歩いていた。
カービィ「ふーっ。今日もいい仕事でしたねっ」
アミー「でしたねっ」
夜神「キミ達!」
メタナイト「!?夜神さん」
ゼオ「そういえば、今日はいなかったっすね」
夜神「・・・。・・・キミ達に、頼みがあるんだ!」
四人「うにょ?」
四人は夜神からの頼みを聞く。それは・・・
四人「2番目のお姉さんの絵を盗んで欲しい!?」
夜神「ああ。夜神小朝って知ってるか?」
ゼオ「ああ、有名女性作曲家の!」
夜神「・・・小朝姉上、3ヶ月前に綺麗な絵を買ってから何か変なんだ。何ていうか、冷たくて・・・笑ってくれない。最近は自分専用のスタジオに引きこもって家にも帰らないんだ」
カービィ「それがどうしてボク達が絵を盗むことになるの?」
夜神「・・・キミ達が絵を盗むと、悪い人が元のいい人に戻るから!」
四人「え゛っ!!!?」
夜神「それがなぜなのか分からないが」
ゼオ「なーんだ、黒音符のことがバレたのかと思った」
〜ゼオ、メタナイトにげんこつされ中〜
夜神「何だ?黒音符って」
メタナイト「なっ、何でもないぞ!」
夜神「・・・小朝姉上・・・人々が悲しいことを乗り越える曲を作っていたんだが、クライアントに認められなかった腹いせにその逆の曲を作ってるんだ・・・」
すると、夜神は自分のプライドを捨てて頭を下げる!
- ライトパワーの目覚め その3 ( No.12 )
- 日時: 2016/02/18 03:15
- 名前: 桜 (ID: y1N6F4if)
夜神「刑事が本来ならば窃盗罪であるキミ達にこんなこと頼むのはおかしいって分かっている。ルール違反なのも知っている・・・だが、お願いだキミ達!小朝姉上の絵を盗め!!」
夜神のプライドを捨ててまでの懇願の頼みにカービィはある決意をする!
カービィ「・・・いいよ」
夜神「ありがとう!」
星の戦士ならば人々が涙してまでの頼みを承るのが当然だもん。何が何でも叶えてあげる。ボクとボクとの約束だからーーー・・・。
ランリ「水浴びー♪水浴びー♪」
翌日。ランリは悪魔族の所以か一日一回は水を吸収するため、滝に向かっていた。あそこは水が気持ちいいのだ。すると、ランリはあるものを見つける。
ランリ「?これはネギ?なぜ、こんなところに・・・」
???「何をしている!?」
ランリ「!?(先客か!?」
その人物はランリに向かって歩く。その人物は深い闇のように黒い髪以外にランリとよく似ていた。その人物こそが・・・
ラーリア「なぜここにいる。俺に殺されに来たのか?俺の「オリジナル」」
同じ顔、同じ声、同じ身体。
ラーリア「カレンの寵愛を一身に受ける、憎き俺の「本物」・・・!」
ディメンジョンミラー・・・。それで映し出された闇の感情から俺は作り出された。俺の名はラーリア。「ランリ」の闇の感情から作り出された奴の影。それは数年前のこと・・・
ラーリア「・・・」
ラーリアはDマインドの城に侵入した泥棒を自らの高い戦闘力で半殺しにしていた。すると・・・
Dマインド「ラーリア」
ラーリア「!Dマインド様・・・」
Dマインド「国で殺し合う奴はいらん。鏡の国から出ていけ」
その泥棒による誤解で鏡の国を追放され、ラーリアが国を出て行こうとする中、カレンの影である「カナン」が引き止める。
カナン「待って!ラーリア!冗談じゃないわよ、あなた一人で追放だなんて・・・!だったら、私も・・・!」
ラーリア「・・・俺は一人だ。それにお前に子供のお守りをされるのはごめんだ」
カナン「ラーリア!!」
ラーリアは鏡の国を出た後に人間界にたどり着く。そこには黒い存在ではない者達が溢れていた。ラーリアはこれからのことを考える。
ラーリア(・・・これからどうするべきだ。まずは金持ちの人間から金を奪って、それで貯えるか・・・)
???「おや?あなた、鏡の国から追放された者ですね?」
ラーリア「!なぜ、知っている?俺はDマインドならこうするべきだと思ったまでだ。それなのに答えは予想外だっただけだ・・・」
???「そうですか。Dマインドは四勇者の一人のカービィに心打たれて改心したのですね」
ラーリア「え・・・?そんなことはない。Dマインドは性格は変わらないと聞く」
???「性格は変わらずとも考え方は変わるものですよ。あなたは彼の過去に酔いしれすぎて気付いていなかっただけ何ですね」
ラーリア「では俺を追放したのはそのカービィに会って、Dマインドは心を入れ替えたから?Dマインドも所詮弱いものだな。だから、俺をこんなところに追放したのか・・・」
???「私と一緒に来ませんか?」
ラーリア「えっ・・・?それじゃあ、お前が人間だから死ぬぞ?」
???「私は死にません。私の魂が闇の流星というものを生み出させた星霊石で作った生前の身体に入っていますから。あなたが私の暗殺組織ペールノエルに入り、望むならごちそうや部屋も用意しましょう」
ラーリア「本当か?」
ラーリアはその銀髪の長髪の男に魔法をかけられる。すると、ラーリアの額に血が出て闇の刻石ができた。
???「称号を授けましょう。「4番目の呪術師」でいいですか?」
ラーリア「俺は魔法が使えるのに呪術師で大丈夫なのか?」
???「呪術と魔法は違えど変わらないようなものですからね。おや、名前を名乗らなかったみたいですね。私はペールノエルの首領の1番目のピアノ、ブラックムーンです」
ラーリア「俺は・・・ラーリアです。よろしくお願いします、ブラックムーン様(早く巡り会えた新しいご主人様」
そうして始まった。ペールノエルの「4番目の呪術師」としての生活。他のメンバーは認めてくれなかったが、ブラックムーン様は「カレン」という花の魔導師の存在を教えてくれた。俺はそれを映像で見た瞬間、「カレン」に特別な感情を持った。それだけで俺は頑張れた。ただ一人の味方のブラックムーン様は俺に水浴びなどを教えてくれた。音楽も花も空も夕焼けもカレンを映像で見る幸せも。ブラックムーン様は優しい。カレンは愛しい。俺は恵まれたんだ。
ラーリア「そう、お前があの夜、カレンとお前の母国「ヴィラリン」からカレンを探すために飛び立つまでは」
ラーリア「?今日の映像は何だか違う・・・?」
すると、ラーリアはそれに驚愕した!カレン以外に映っていたのは・・・
カレンと話すラーリアのオリジナル、ランリだった・・・!
同じ顔・・・。
俺のオリジナル・・・。
下っ端A「昨日のぉ・・・ランリの顔を見ました?」
下っ端B「見るも何も映像が出てきたから、見ないわけないよ」
下っ端C「ランリが降り立つと映り出されるのだな」
下っ端A「ラーリア様とランリ、そっくりでしたね」
下っ端B「ラーリア様はランリの影・・・ラーリア様はランリの身代わりというわけか」
下っ端C「馬鹿だな、あれはもっと純粋っぽい思いだぞ。カレンはランリ自身を愛し、ブラックムーン様はたとえ影でもランリを仲間にしたかったんだな」
ラーリア(やめろ!!!)
ブラックムーン様に優しくされていたのは俺じゃなかった!!カレンに愛されていたのは俺じゃなかった!!
ラーリア「俺の屈辱・・・嘆き・・・苦しみ・・・灰色の絶望・・・」
ランリ「ラーリア」
ラーリア「抗えない・・・呪縛」
ラーリア「貴様には分からないだろうな!!「本物」のお前には!!」
ランリ「ラーリア!!」
「本物」の「影」。なのに仲間にされて。「本物」と同じ顔。なのに身体は鏡で成る。
ブラックムーン『呪術と魔法は違えど変わらないようなものですからね』
悲しい・・・。悲しいんだ。偽物何かじゃ誰も、誰も愛してくれない!!
ランリ「やめろラーリア!!」
ラーリア「お前を殺す!!殺してその身体を手に入れる!!」
誰も!!
カレン!!
ラーリア「お前を殺して、俺が本物の「ランリ」になるんだ」
ランリ「そんなことを、してもっ、みんなの心は手に入らない!」
ラーリア「くくくっ。やってみなければ、分からないだろう!?」
ガンーーーーーッ
エターニャ「おーい、ランリー。どこに行ったんだー?」
エターニャは帰りが遅いランリを探していた。すると、エターニャは怪我をしたランリを見る。
エターニャ「ランリ!?」
ランリ「カレン・・・」
エターニャ「どうした!?これは・・・」
ランリ「滝でラーリアに会ったんだ・・・それで急に襲われて。ディメンジョンミラーはなぜあのようなものを作ったんだ?何だか俺、気味が悪い、同じ顔の影なんて・・・」
エターニャ「ランリはどうしたんだ?ラーリア」
ラーリア「!!」
エターニャ「愚かな影よ。わしらはランリとお前を見間違えたりしない・・・!ブラックムーンがお前を仲間にしたのは目的あってのこと。二度とそのような振る舞い許さんぞ」
エターニャは本物のランリのところに向かう。その様子にラーリアはギリッと歯が鳴った・・・。その直後のランリが大怪我の重傷で発見された・・・。ランリは微かな意識の中で思う。
ラーリア・・・。俺を殺して身体を手に入れて「ランリ」になっても、みんなの心は手に入らない。人の心を恋愛感情で奪っても、それは誰かに「恋してる」だけのこと。分かっていたのに認めたくなかった。
誰かを本当に自分のものにするのは、絶対に無理だからだ・・・。
ラーリアは自分のコスチュームを着る。そして腹立った感情が湧いてきた。
ラーリア(忌々しい!何をしても気が済まない!)
エターニャ『わしらはランリとお前を見間違えたりしない・・・!』
ランリ『そんなことをしてもみんなの心は手に入らない!』
ラーリア「・・・」
ラーリア「俺のたった一つの居場所・・・カレンもそうだろうか・・・?」
奪えるものなら、全てを奪いたい。
- ライトパワーの目覚め その4 ( No.13 )
- 日時: 2016/02/18 01:29
- 名前: 桜 (ID: y1N6F4if)
一方
一方、ランリがラーリアと遭遇する同じ頃・・・。
カービィ「えーと、ここか。夜神さんのお姉さんがこもってるスタジオって・・・」
アミー「カービィ達ってば、夜神さんのお願い聞いちゃって。もし、黒音符の仕業じゃなかったら、どうするんですか?」
メタナイト「その時はその時、本物の絵を持ってくしかないな」
アミー「えっ、じゃあ、カービィ達、泥棒じゃないですか!」
ゼオ「そうなったら、後でこっそり返すぞ。小朝さんじゃなくて夜神家に。後は夜神さんが何とかするだろ」
チョウコウ「というわけで絵の在処を調べさせてもらう」
妖夢「行きますよー」
Ehサイドの妖夢がインターホンを押して彼らは待つが、なかなかやって来なかった。何度もインターホンを押すが、アミーがフォローする。
アミー「何回やっても留守は留守ですよー;」
ゼオ「じゃあ、絵の在処だけでも調べさせてもらう。ダークフロート!(魔法で身体を浮かせる)伊達に魔導師をやってるんじゃない」
カービィ「すごーい、ゼオ君!」
メタナイト「じゃあ、私達も!」
チョウコウ「って、これ、俺達も飛ぶのか!?まあ、いいけど;」
妖夢「怪我しない程度にお願いしますね;」
六人が飛ぶ中、すぐに小朝を見つける。四人は窓越しから聞く。
小朝「・・・誰にも邪魔させないわよ」
カービィ(何だよー、いるじゃん)
小朝「私が作曲した自殺ソングで世界に自殺ブームを起こせば、一躍私は作曲家として認められるわ」
メタナイト(なっ!!?何て酷いこと考えてるんだ!?夜神さんの頼みではなくとも許さんぞ!その根性、私達が叩き直してやる!)
ゼオ(とにかく、今夜決行だな)
チョウコウ&妖夢(おう!!)
そして夜の未明の0時寸前。アリス団からの予告状も届いていた。
小朝「警備何てしなくていいわよ、蒼真。帰って」
夜神「そんなわけにも行かない。これは弟の私がやる仕事だからな!頑張るからな、小朝姉上!」
小朝「・・・(フイ」
夜神「あ・・・」
夜神は小朝に無視されたことに涙を浮かべながらもそれを堪えてある場所に行く。一方、四勇者の三人とEhサイドの二人とアミーは夜神を待っていた。
ゼオ「夜神さん、遅いな・・・」
メタナイト「夜神さん、アリス団の捜査や警備の責任に入っているからな。多少ドジでも刑事としての能力は優秀だろう」
夜神「誰がドジだ(にゅっ」
カービィ「わあ!!夜神さん!!」
夜神「では私が案内するぞ」
チョウコウ&妖夢「お願いしまーす」
アリス(あいり)「・・・」
それぞれが行動する中、四勇者の三人とアミーと夜神はダクトからスタジオに入る。すると、殺風景の部屋に入った。
カービィ「ん?何ここ・・・」
夜神「休憩室みたいだな。絵は隣の部屋だ」
すると、四勇者の三人とアミーと夜神は椅子に座る小朝を見つけた!
小朝「ようこそ。小さな勇者達と二人の護衛さん」
カービィ「!!小朝さん!!」
小朝「蒼真も悪い子ね。五人ともお仕置きよ(パチンと指を鳴らす」
夜神「!!逃げろ!!」
メタナイト&ゼオ&アミー&チョウコウ&妖夢「えっ?(夜神に身体を押される」
すると、下から壁が現れた!残ったのはメタナイト達を逃がした夜神と逃げなかったカービィだった。
夜神「カービィちゃん!何で逃げなかったんだ!」
カービィ「キミを放っておけるわけには行かないでしょ!!」
夜神「馬鹿言うな!この仕掛けは・・・!」
すると、天井から水が出てきた!カービィと夜神はそれに呑まれた。
カービィ(水が・・・!!)
メタナイト「カービィー!!カービィー!!」
アミー&チョウコウ&妖夢「夜神さーん!!」
ゼオ「魔法でも開かないとは・・・;」
すると、アリスがパリーンと窓を突き破って、スタジオの休憩室に入ってきた!
アリス(あいり)「心配させないで下さいまし!回転斬り!」
アリスは回転斬りで割ろうとするが、頑丈な壁のため、開かなかった。
アリス(あいり)「ダメですのね・・・!(カービィ!!」
一方、カービィは溺れている夜神を抱きながら開くことはできない天井に登っていた。今にも苦しそうだ。
カービィ(苦しい!ファイターに変身したら、こんな壁簡単に壊せるのに!ファイターだったら!夜神さん、お願い死なないで!悔しい・・・なんて「普通のカービィ」は無力なの。大切な仲間を助けてあげることもできない・・・)
すると、声がした。
・・・カービィ。
カービィ(誰?)
あなたはその身に膨大なライトパワーを秘めています。海を輝かすことも空を枯らすこともできる力。今まであなたはコピー能力に変身すれば無敵ですが、所詮は運がよかったこそです。それでいいんですか?ライトパワーを目覚めさせるのです、カービィ。
あなたが、強くなるために。
眠りを、今、解き放ちなさい。
カッ
バゴッ!
メタナイト&ゼオ&チョウコウ「うわぁっ!!」
妖夢「きゃあっ!!」
アリス(あいり)「!!」
すると、壊された壁から歩いたのは・・・
ライトパワーが目覚めて夜神を助けたカービィだった・・・!
アミー「ライトパワーが、目覚めたんですか・・・」
ルミー「ライトパワーが、目覚めたのか・・・」
小朝「チッ!(隣の部屋に駆ける」
アリス(あいり)「カービィ!」
カービィ「夜神さん、お願い!それと・・・」
カービィはウィップでアリスを縛った!
カービィ「ごめんね。やっぱり、この仕事・・・他の人には譲れないよ。行くよ、みんな!」
カービィ達は急いで小朝のところに向かう。ルミーは言う。
ルミー「アリス!ロープで縛られたら、おしまいじゃないか!」
アリス(あいり)「もう、今回はしょうがないですわ」
夜神「ん・・・(目が覚める)アリス・・・」
一方、小朝は隣の部屋にたどり着き、警察の目も気にしないで武器のピアノで魔曲を奏でていた。そこにカービィ達が現れる。
カービィ「待て!」
すると、突然重力が襲い、カービィ達は重力に押しつぶされる!
カービィ&メタナイト&ゼオ&アミー&チョウコウ&妖夢「!!!」
カービィ(な・・・何?押さえつけられる!)
小朝「私の作曲した曲よ。照準をしぼってこの部屋のみに10倍の重力をかけた。ゼオ・ウィグルゥの体重が通常で約40㎏ならこの部屋では400㎏ということになる。声を出すこともできないでしょう」
夜神「大変だ!助けないと!」
アリス(あいり)「待ちなさい!部屋の中に入っちゃダメですわ!」
夜神「でも!」
ウサギ(あおい)「うーん;せめて、カービィのウィップが武器のピアノに届けば・・・!そうだ!」
すると、カタ・・・と音が鳴る。カービィは夜神が部屋の外と割るように板を置いていたのを見た。
夜神「しっ」
アリス(あいり)(夜神さん・・・?)
夜神「アリス!いいぞ」
すると、アリスは紐を引く。すると、天井から水が流れた!すると、浮力でウィップの鞭が浮いた。
カービィ(!浮力で鞭が浮いてる・・・夜神さん達が水を流してくれたからだ!)
すると、カービィのウィップの鞭が動き、それで武器のピアノを割った!
小朝「な・・・馬鹿な・・・」
カービィ「コピー能力トルネイド!」
小朝「!」
すると、攻撃された小朝の中から25個の黒音符が出た!そしてその黒音符は25個のピンク音符に変わり、アミーの宝箱に納められる。カービィ達とアリス団、それぞれの場所に退散する。
夜神「(絵が盗まれた・・・)・・・こ・・・小朝姉上・・・」
小朝「ん?どうしたの?蒼真」
すると、小朝がいつも通り、暖かく微笑(わら)った。これに夜神は浮かんだ涙を堪えながら言う。
夜神「あのな・・・大好きだ」
- ライトパワーの目覚め その5 ( No.14 )
- 日時: 2016/02/18 01:32
- 名前: 桜 (ID: y1N6F4if)
その翌日・・・
翌日。ゼオは夜神のプロフィールが入った書類を見ていた。ゼオはこれに気付く。
ゼオ「どうやら、夜神さんはかつて有名な麻薬密売組織を張り込んで逮捕した伝説の刑事の警部「夜神秋真」を父親に持つらしいな。他にも優秀な刑事の兄二人の夜神さんとは四つ年上の兄(次男で第3子)「夜神和真」と八つ年上の兄(長男で第1子)「夜神有真」がいるし、他にも有名な女性作曲家の夜神さんとは三つ年上の姉の小朝さん(次女で第4子)、有名な音楽学校の最年少教頭の夜神さんとは六つ年上の姉(長女で第2子)の「夜神葵咲日(あさひ)」と有名な考古学者の母親の「夜神亜理彩」を持つ・・・どうやら、夜神さんはアリス団が初めての責任に携わる大きな仕事だから、父親みたいになりたかったんだろうな」
カービィ「男兄弟の三人とも、お父さんに憧れて刑事になったのかな?」
メタナイト「秋真さんの活躍は警視庁にまで知られてたからな。警視庁に入らないかという話もあったが、秋真さんは後進の刑事の教育のために断ったみたいだ。名誉よりも他人の未来を取るなんて流石「伝説の刑事」だな。恐らく、夜神さんの人を助けようとする性格は秋真さん譲りだろうな」
アミー「でも、カービィ、あの時はライトパワーが目覚めて良かったですね!」
カービィ「でも、ライトパワーが目覚めた時は壁を壊すことができたのに、あれから何回試してもできなかったよ;」
アミー「昨日は目覚めの衝撃でできたんだろうけど、急には無理ですよ。そのうちきっと一人でできますよ。それにわたしは嬉しいですっ。カービィのそばにいられますもんv」
カービィ「んもーっvアミーちゃん、大好きv(アミーに抱きつく」
アミー「わたしもカービィ、大好きですーv(カービィに抱きつく」
メタナイト(恋敵が一番身近にいたなんて!!!(怒りで目から血)
ゼオ「メタナイト、目から血が出てるぞ!直してあげようか?(分かってない」
カービィはあの時、聞いた優しい声を思い出していた。
???『ライトパワーを目覚めさせるのです、カービィ。あなたが強くなるために・・・』
???『カービィ・・・』
カービィ(あの時の優しい光は、やっぱり、ドールリペアの女王様だったのかな・・・?)
一方、ラーリアの襲撃を受けたランリは静かに目覚めた。そこにはカレンがそばにいた。
カレン「ランリ!気が付いたのね!?」
ランリ「カレン・・・」
カレン「まだ汚れてるから川で洗おう!」
ランリ「!(ラーリアの件を思い出す)いい!汚いから」
カレン「汚いわよ!?だから洗うじゃないの!」
ランリ(カレン・・・)
カレンはランリを連れて川で彼の身体を洗う。ランリは聞く。
ランリ「カレンは、あの時も「レッド」の件も・・・どうして俺に優しくするんだ?」
カレン「好きだから、理由なんてないわよ?」
ランリ「嘘だ!何の下心もなく、こんなかつて人を殺した奴に優しくできるわけないだろう!?俺が暗殺組織のペールノエルの「4番目の呪術師」のオリジナルで奴が生まれたんだから!」
カレン「エターニャかアミーに聞いたの?」
ランリ「!(かああっ)・・・(何だよこれは。これじゃまるで、馬鹿みたいだーーー・・・」
すると、カレンはランリに抱きつく。カレンは言う。
カレン「・・・あの時の罪は、許したいって思うから、だからあの時、アルルと一緒にランリを助けたし、優しくしたいって思うのよ。自分が怖いなら、私達に頼って。大丈夫。私達が付いてる。一緒にトラウマ克服頑張ろうね」
ランリはその言葉に救いを感じ、同時に涙をポタポタと流れた・・・。
どうか誰かに教えてほしい。
一人前になった悪魔族が流すなら、
どんなに透明な涙もやっぱり、
歪んで見えるのだろうか?
違うよな。
ずっと「ごめんなさい」って叫んでいたんだ。
生きていること許してほしくて。
初めて心を解放して大声で泣いた日、
俺はこの世界にもう一度生まれたんだ。
バレンタイン、夜神の頼み、ラーリアの襲撃、カービィのライトパワーの目覚め・・・。この出来事がいろんな人にもたらすことは誰にも知らない・・・。
FIN
「オリキャラ紹介」
・田宮
渋谷警察署刑事課部長。恋愛に理解のある人物だったが、黒音符に乗り移られ、キッドのドラミからの本命チョコなどを没収し、チョコ泥棒をしていた。
・夜神小朝
夜神蒼真の2番目の姉。優しい心を持つ有名な作曲家だったが、黒音符に乗り移られ、自殺ソングを作ることで一躍作曲家として認めてもらおうと企んでいた。
「後書き」
今回は二つのテーマで連なるお話でしたねー・・・。ところどころにいろんなネタを混ぜたりして・・・。
何というか、ラーリアは本能、ランリは理性という位置付けです。ラーリアは野性的で直情的な影の悪魔、ランリは謎を秘めたクールな黒い堕天使という感じですね(今思えば、すごい位置付けだ・・・;)。一応、私はランリとラーリアは双子のつもりで書いています(もしくは同一人物の明るい感情と負の感情)。今後もこの二人の微妙な関係をお楽しみ下さい。
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