二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 真実のプラエルディウム その1 ( No.132 )
- 日時: 2016/04/04 22:20
- 名前: 桜 (ID: KVMT5Kt8)
今回は月島姉弟の秘密のその後のお話。そしてラストで衝撃の真実が明かされます。
強気でそのくせ無知で純粋で、
初めて出会った時は正直苦手な子だった。
だけど、ただひとつ気にかかる想いがあった。
不意に見せる切なげの横顔、ふと見せるとびきりの笑顔。
想いの正体を突き止めたのは暗闇の中。
孤独に怯え、震えるあなたを見つけた時、
瞳にいっぱい涙を溜めて・・・
愛しくて恋しくて一生私が守って行きたいと心から思ったんですの。
ピーチ「ーーーえっ!!?月島姉弟が!!?」
サムス「本当よ!怪盗をしてたって・・・;怪盗の姿でカービィ達と戦ってきたって;話してるとこ見たのよ;」
ピーチ「本当だったら、怖くない!?」
その日は月島姉弟の話題で持ちきりだった。元からアリス団の正体を知っている大半のぷよぷよ組と大半のドラえもん組と一部のクレしん組、一部のケロロ組、ラン、ツアーから帰って来てないツーストとサンはその話題をしていないが、月島姉弟が来た途端、全員が静まり返った。月島姉弟は完全に一部以外からは孤立されたのだ。クルークは思う。
クルーク(この状況を止めないと行けないのはよく分かってる。だけど・・・強気で意地っ張りなあいりは人の協力を拒むのはよく分かる。だけど、だけど、ボクはーーー・・・)
クルークはあの時のことを思い出す。「クルーク」の姿でいた時、満月の黒音符を出した翌日、あいりが「人を殺めた」ことの悲しみと後悔から涙を浮かべていたことを見たこと・・・。すると、そんな中、シェゾはあることを思い出す。
シェゾ(あ、そういえば、今日、あいつらが帰ってくる日何だっけ・・・)
一方、その「あいつら」は日本に帰って来た。「あいつら」の一つのマジカル★4とシマリス姿のクロスと一緒にツアーから帰ってきた「あいつら」ことミラクル☆4のツーストは何も知らずただ久しぶりにあいりに会えることにウキウキしていた。
ツースト「今日はあいりに久しぶりに会える・・・!今日はどんなやり方であいりを抱こうか・・・」
クロス(主人は相変わらずリア充でツアー先でも浮気は全くしなかったみたいだな。まあ、それはそれで偉いのだが)
すると、ツーストにスマホの着信音が鳴る。シェゾからだ。
ツースト「もしもし、シェゾか?あいりに手を出してねーだろうな?」
シェゾ「いや?ちょっとお疲れ気味で今、フランスのお前の別荘に帰った」
ツースト「!!てめぇ!!あいりに何をしたんだ!!待ってろ!!今、お前を殺すために叩き斬って「ふざけんなハゲ」ハッ・・・!!?(ハゲてはないがかつて起きた「ツースト、ハゲ疑惑事件」で気にしており、「ハゲ」は禁句)クルーク!!てめぇ、ほんっっっっっと最悪だな!!」
クルークはたんこぶをさするシェゾから借りた(というより奪った)シェゾのスマホでツーストに文句を言う。
クルーク「キミ、ほんっと色ボケだな。ただでさえキミの大切な人が大変なことになってるのに;」
ツースト「まさか、てめぇがシェゾとグルであいりを強姦したんじゃねーよな?(ドスの利いた声」
ツーストのドスの利いた声にも臆せずクルークは言う。
クルーク「あいりとあおいの秘密がスマブラ屋敷の人達にバレた」
ツースト「!?」
クルーク「黒音符というフルムーンジャスティスの音符集めの件でカービィ達と戦ってる。まさか、キミ、アリス団の正体は知ってる上でも黒音符の件は何も知らないということはないだろうね?」
ツースト「・・・」
クルーク「・・・その沈黙は肯定という意味で理解するよ」
ツースト「て・・・てめぇ、知ったような口を叩くな!!お前はそんなこと伝えるために俺に言ったんじゃない!ただあいりの悲しみを増長させてるだけだ!!」
すると、クルークは強く壁を叩く。それはすごい音がして、壁にヒビができていた。これにツーストとシェゾは驚き、クルークは強く言う。
クルーク「見くびるなよツースト。それでもお前よりはまだマシだ・・・!!」
クルークは少し一呼吸置いた後に言う。
クルーク「「双子怪盗アリス団」は確かに世間から無敵の英雄と謡われてたけど、最初から無傷っていうわけじゃない。もし、敵が仕組んだとしたらどうする?アリス団はそれくらい強くて強いほど大きな傷が付いているからだ・・・アリス団・・・あいりは大事な人に酷いこと言われて心では悲しんでいる・・・あいりは人を巻き込みたくなくて拒絶するかもしれない。だけど・・・それでも・・・ボクが・・・あいりを守りたい・・・!」
クルークのぶっきらぼうで本心からの言葉にツーストはこれ以上、強く言うことはできなかった。ツーストは弱々しく言う。
ツースト「クルーク、俺は・・・」
クルーク「ツースト、好きな人に愛を求めて愛を囁くことは本当の愛何かじゃない。あいりはキミのことが本当に好きだから、多分巻き込みたくなかったんだろうね。確かにあいりは、強くいられてしっかりした子だけど・・・忘れるなよ。今のあいりにとって求めているのは」
クルーク「一番いてほしい時に大切な人に酷いことを言われて悲しい時に、そばにいてほしいこと何だろうね」
クルークの言葉にツーストは早くあいりに会うことを決意する。ツーストは言う。
ツースト「・・・フン。クルークの癖に生意気にも程があるぜ」
クルーク「これが「ボク」だよ。じゃあね」
クルークは電話を切る。何も知らないウーノは言う。
ウーノ「ツースト!またクルークかラフィーナに酷いこと言われたんだろう?あ、それと朝までツアーの打ち上げがあるから・・・」
ツースト「ウーノ、わりぃ。俺はこれからあいりに会いに行く!クロス、よろしく!」
ウーノ「えっ!?また!?」
ツーストはあいりのところに走る。ウーノは心配してるように言う。
ウーノ「全く;ツーストの生き血抜くためにメンバー全員にヤブ蚊(パパラッチ)来てるのに;」
サン「・・・!(何かに気付く)ツースト、頑張れアル」
ツーストの親友のサンは騒動に気付いてクルークの変わらぬ熱意と根性に感心していた・・・。
クルーク、いい子になったなぁ〜・・・(じーん)。
- 真実のプラエルディウム その2 ( No.133 )
- 日時: 2016/04/04 22:24
- 名前: 桜 (ID: KVMT5Kt8)
一方、ツーストはフランスのヴェルサイユでの別荘に帰っていた。唯一の家政婦のルドヴィカに言う。
ツースト「ルドヴィカ!あいりは!?」
ルドヴィカ「それが・・・帰ってきてから、一人でずっとベランダの方で・・・」
ツーストはそのベランダの方に行く。そこにはベランダの景色の方に向き、ずっと立っているあいりだった。ツーストに気付いた彼女は言う。
あいり「来ないで」
あいりにそう言われた後もツーストは引こうともしない。あいりは言う。
あいり「私なんて・・・ツーストからルリさんのこと伝えられた時死んじゃえば良かったですわ。今思えば、それが一番幸せだった」
ツースト「あいり・・・まだ大丈夫だよ」
ツーストからそう優しく言われた時にあいりは横に振る。あいりは微かに言う。
あいり「怖い・・・」
あいり「いいえ、もうずっと、怖くない戦いなんてなかった。私は一度シェゾ達にバレたことがあったけど、その時は分かってくれたし、みんなに言わなかったから大丈夫ですの。だから、正体がバレるのが怖かった・・・」
正体を秘密をバレたくなくて、必死に剣を降った。
あいり「でも・・・みんなにバレちゃった・・・私達は運命に負けたの・・・?誰も傷つけたくなかったのに・・・」
あいりが懸命に涙を堪えているのが分かる。「双子怪盗アリス団」は本当に辛い時に決して涙を見られちゃ行けない。でも、彼女があまりにも痛々しくて・・・泣きたい時はちゃんと泣いてほしくて・・・。
そう思ったツーストはあいりを後ろから抱きしめた。驚くあいりは言う。
あいり「ツースト!離し・・・」
ツースト「あいり。たとえ誰に言われても俺はあいりの恋人だ。俺はあいりが黙って一人で泣くのをほっておくなんてできない。世の中の誰があいりに酷いこと言っても俺だけはあいりの支えだ。一番いてほしかった時にそばにいなくてごめん。だから、今は俺の前で泣け」
ツーストの本心からの愛の言葉にあいりは言う。
あいり「ツー・・・スト。そんなこと言われたら、私、泣いちゃいますわよ・・・?」
ツースト「・・・」
あいり「泣いちゃい・・・ますわよ・・・?」
ツースト「・・・ああ」
あいりは一旦ゆっくり目を閉じる。次に目を開けた時、そこから大粒の涙が溢れた。それからしばらくあいりはツーストの胸で泣き続けた。何も語らず、ただ全てを吐き出すようにツーストに身を寄せてわんわんと泣いていた。そしてその日はツーストから決して一時も離れようとはしなかった・・・。
その日の情事の後のあいりはツーストに全てを話す。ルミーのこと、カービィ達との戦いのこと、満月のこと、ペールノエルのこと、そして・・・。話を聞いたツーストは言う。
ツースト「・・・そっか。そんなことがあったのか。あいり、頑張ったな」
ツーストの頑張ったという一言にあいりは安心した。ツーストはあいりの頭を撫でながら言う。
ツースト「でも、これからはちゃんと言えよ?俺だってそこまで弱い奴じゃない」
あいり「・・・ありがとう」
ツースト「でも、どうして「あれ」はあんなことしたんだ?あいりは「あのこと」、ちゃんとカービィに言わないのか・・・?」
あいり「・・・言えない。言ったらカービィを余計傷つけるって分かってますわ」
ツースト「・・・俺が言うよ」
あいり「えっ!?でも・・・」
ツースト「何も言わないでただ傷つけるより言ったら傷つける方がマシに決まってる。大丈夫だ、俺にいい考えがある。あいり、学校の作文で「私の大切な人」について書いただろ?それを貸してくれ」
あいり「えっ?いいですけど・・・」
そしてその日の翌日。メタナイトはアリス団の秘密で傷ついているカービィに心配しながら聞く。
メタナイト「・・・カービィ、大丈夫か?」
カービィ「大丈夫だよ。こんなことで傷つくボクじゃないもんね」
メタナイト「・・・」
すると、ツーストがカービィとメタナイトの前に現れた。ツーストは言う。
ツースト「よっ、お前ら!久しぶりだな」
カービィ「ツースト!ツアーから帰って来たんだね!?」
ツースト「ほら、土産(ジャマイカに行った土産」
メタナイト「あっ、ありがとう」
ツースト「俺がツアーから帰ってきた祝いとして・・・カービィ、メタナイト!ゲームセンターやショッピングに遊びに行くぞ!」
カービィ「えっ!?でも、あいりは!?」
ツースト「これは浮気じゃないから安心しろ。さて、行くぞー!(カービィとメタナイトを連れ出す」
メタナイト「まっ、待て!!こんな時にこんなことしてる場合じゃ・・・!!」
ツーストがカービィとメタナイトを連れ出して遊びに行く中、「ナイトヴァイオリン」を守る祭壇の部屋。そこに何者かが現れ、それを取る。そして「ナイトヴァイオリン」を持ちながら祭壇を出ようとするが、すると、靴の音が鳴る。王ドラだ。
王ドラ「ナイトヴァイオリン・・・もといダークヴァイオリンを持ち出してどうする気だったんですか?」
???「・・・」
王ドラ「何であなたが「5番目の人形」だって分かったって?それはこれです」
すると、王ドラは祭壇の天井に付けられた超小型カメラを取り出す。王ドラはその映像を証拠として言う。
王ドラ「密かにあなたのことを調べさせていただきました。その直後にあなただったということに気付いたんです。この映像を証拠としてみんなに言うこともできますが?みんなに何かしたら、私が許しませんよ?」
???「・・・。すっかりほだされちゃって。可愛いもんだね、「カナタ」君」
すると、何者かは魔法を使い、王ドラに攻撃する!
王ドラ「!?」
幸いにも超小型カメラは壊されていなかったが、王ドラは小さな傷だらけだった。何者かは言う。
???「形勢逆転だね。ルーンロード様が狙っているのは「シェゾ・ウィグィィ」や「四勇者」だけじゃなく、キミもだよ。「カナタ」君」
何者かはそれだけを言い残して去った。「ナイトヴァイオリン」を持ち去りながら。
王ドラ「・・・(良かった。幸いにもカメラは壊されてないみたいですね。それより、この映像を証拠としてみんなに伝えないと!」
王ドラは大広間のところに走る。一方、三人はショッピングに出かけていた。カービィは買い物を楽しみながら。
カービィ「これと、これと、これと・・・(ほとんどが食べ物」
メタナイト「・・・;」
ツースト「メタナイト、懐が寂しくて困ってんのか?俺が出すよ;」
続いてゲームセンターに行った三人はメタナイトがパンチアウトに挑戦していた。
メタナイト「王ドラの馬鹿やろーーーーーーーーー!!!(パンチアウトで殴り、今までにない高得点を出す」
ツースト「おお、すっげ;」
カービィ「メタナイト、すごーい!よーし、ボクも!コピー能力ファイ・・・」
ツースト「待てカービィ!!それは流石にまずい!!」
すると、カービィは楽しかったからか少しは元気が出てきた。
カービィ(あっ・・・いつも通りにはしゃいじゃった。遊んだおかげかな?)
一方、シェゾはアコール先生から渡されたユラの電話番号の紙の通りにユラに電話をかける。すると、ユラが電話に出てきた。
ユラ「はーい!シェゾ、久しぶりー!」
シェゾ「ユラ!?アコール先生に俺のこと探すよう伝えたんだろ!?何で・・・」
ユラ「ああ、悪い話じゃないわ。実はあなたの後輩のことで伝えに来たの」
シェゾ「ゼオが何かしたのか?言ってみろ」
ユラは四勇者の三人にダークヴァイオリンが奪われたことをシェゾに話す。その話を聞いたシェゾは驚愕した。
- 真実のプラエルディウム その3 ( No.134 )
- 日時: 2016/04/04 22:30
- 名前: 桜 (ID: KVMT5Kt8)
シェゾ「えええええー!!!?また何という馬鹿なことを!!!」
ユラ「それでダークヴァイオリンを取り返すために情報を頼ってルイやアルフォンス中佐と一緒にスマブラ屋敷に来たの。多分、スマブラ屋敷内の地図をたどれば分かるわ」
シェゾ「おい!!何勝手に考えてんだよ!!今の内にセキュリティに任せるからなっ!!」
ユラ「え〜;そういうと思ってセキュリティをぶっ壊して来たわ!」
シェゾ「明朝、あのセキュリティを壊したのはお前らか!!あっ、待て!!切るな!!」
大変なことになったシェゾは怒鳴り込みにゼオのところに行こうとする!シェゾはゼオの声がする大広間にたどり着くが・・・
シェゾ「ゴルァ、ゼ・・・「だから、あいつは悪い奴なんかじゃないって!」!?」
王ドラ「でも、この映像をもう一度、見て下さい!間違いなく、この子何ですよ!」
クリオラ「最近ではあんな映像、PCで作れるって言うしねえ・・・」
王ドラ「だから、本物ですよ!この映像は作ったものなんかじゃない、私はこの目で見たんです!ほら、みなさんもあんな奴の言うことなんて・・・!」
夏美「王ドラ!!それ以上言うと怒るわよ!!?(激怒」
王ドラ「タママさんからも言ってやってくださいよ!」
タママ「いや、ボクも直接見たわけじゃないので・・・;」
王ドラ「もう!みんな、信じて下さいよ!!」
すると、ある穏やかな男と背の高い男とサイドテールの女性が来た。ダークヴァイオリンを取り返しに来たアルフォンスとルイとユラだった。
ゼオ「!!「悪の中佐」アルフォンス!!」
カレン&スマブラ屋敷に来たぷよぷよ組&他の戦いを知っているオリキャラ全員「!!」
アルフォンス「久々だね、ゼオ・ウィグルゥ君。突然だけど、ダークヴァイオリンを・・・」
マルク「おい!!四勇者にやられてものこのことやって来やがって・・・!!」
マホロア「ヤッパリ、キミタチがペールノエル側のニンゲンナノ!!?」
夏美「おかしなことが起こる時にすぐあんたらが近くにいるわね!」
アルフォンス「私達はっ;キミ達の敵ではないっ;」
キッド「オレは騙されないぜ!」
アルフォンス「ち・・・違う!信じてくれ!」
ドラメッド「雷よ!これ以上悪いことができないように落ちるであーる!!(疑いの三人に雷を落とす」
疑いの三人「うわぁっ!!!」
ドラメッドに雷が落とされた疑いの三人は倒れる。キッドは言う。
キッド「ざまあみやがれ!」
クルーク「馬鹿!!(三人に雷を落としたドラメッドを殴る」
ドラメッド「げぼぉっ!!!」
キッド「ちょっ!!?クルーク!!?それ、オレの今年一番のショックだよ!!?」
クルーク「ショックなのはこっちだよ!!アルフォンスさんはねぇ・・・!!」
すると、カレンはびっくりしながらアルフォンスに駆け寄る!そして・・・
カレン「お父さん!!しっかりして!!」
アルフォンス「カレン・・・」
一部の人達以外全員「・・・え、えええええー!!!!?」
一方、遊びに行った三人はゲームセンター内の迷路コーナーに行っていた。
カービィ「出口まで平均15分だって」
ツースト「じゃ、競争だな」
メタナイト「ああ。先手必勝!(カービィを連れて出口まで走り出す」
ツースト「ああっ!!ずるい!!(ニヤリ」
すると、ツーストも走り、彼が先に出口に着く。そしてあいりが書いた作文を見る。彼は微笑んでいた。それに書かれたのは自分じゃなくても・・・。すると、黒い人影がツーストの後ろに現れる。人影はツーストに手を伸ばそうとするもツーストは言う。
ツースト「それで俺を洗脳する気か。4番目の呪術師ラーリア」
ラーリア「・・・なぜ、俺だと分かったのだ」
ツースト「こいつが教えてくれたんだよ(クフィーヤの中からシマリス姿のクロスを出す」
クロス「ぷはっ。出られた;もしかして、ずっと付けてきたのか?」
ラーリア「「四勇者の三人とアリス団の信頼を裂け」という任務だからな。まあ、個人のな。俺にルーンロード様が今度この任務を成功したら、必ずカレンを捕まえて結ばせると約束してくれたのだ。それを俺の「オリジナル」に奪われたくは・・・」
ツースト「お前、カレンとその影、どっちに惚れてるんだよ」
ラーリア( °_°)☆
ツーストの質問にラーリアは何も迷いはなく言う。
ラーリア「馬鹿馬鹿しい質問だな。あいつは一人ではないか」
ツースト「カレンの影って見張ってないと、危なっかしいような奴だったのか?」
ラーリア「俺の光ならそれでいい・・・俺はあいつのオリジナルのカレンがいい」
ツースト「あのなあ;カレンはそんな二番煎じの薄っぺらい想いで手に入るような女じゃないぞ。残念だったな。カレンはランリしかダメなんだよ」
ツーストはラーリアにそう言ったまま迷路を後にする。ツーストが出口に着いた後のカービィとメタナイトに言う。
ツースト「おい」
カービィ「?」
ツースト「カービィにプレゼントがあるんだ。ちょっと早い誕生日プレゼントだがな。ほら(あいりの作文を渡す」
カービィ「?(あいりの・・・(ドキッ」
その内容は・・・
あいりの作文「“私の大切な人”。私には強気で意地っ張りで無知で苦手な友達がいます。学校でも私には友達がいます。でも、そのほとんどはライバルでもあったので窮屈ではないけど、緊張はありました」
カービィ(そういえば、一度だけ・・・)
カービィとあいりが初めて出会ったばかりの頃・・・。
カービィ『あいり、学校はどう?』
あいり『いえ、窮屈ではありませんけど、ライバルが多いから緊張はありますわね;』
カービィ『じゃあ、ボクがあいりの緊張を解す側になってあげる!約束だよ!』
あいり『!はい』
あいりの作文「その友達がいつも私の緊張を解す側で、本当の友達でした」
メタナイト「・・・」
カービィ「なに、これ」
カービィ「これ・・・ボクのこと・・・?」
あいり、本当に?ボクのこと、敵何じゃなかったの?
メタナイト「カービィ・・・」
あの時。
カービィ『ずっと、“勇気が欲しかった”・・・』
あいり『信じて欲しいなら、信じなきゃ』
あいりが来てくれた。初めは全部「信頼されてる」んだって嬉しかった。
あいりも同じ気持ちだったの・・・?
すると、カービィはその作文の続きを見る。それに書かれたのは・・・
あいりの作文「私の友達はどれだけ騙されても傷ついても、その心は1ミリも変わらない、自慢の友達です」
カービィ「何で、こんな文、書くの・・・?わけ分かんないよ・・・」
カービィはその内容に涙を浮かべた・・・。
ボクがあいりを嫌いにならなかったのは、あの時あいりが言ってくれた言葉が、ボクの中から消えないからだ。
ツースト「・・・。俺達じゃ・・・ダメか?」
カービィ「えっ?」
ツースト「俺達じゃ、お前の星のヘアゴムにはなれないのか?俺達が守る・・・ずっと・・・ずっとカービィを守るから・・・俺のあいりのために音符集めをやめてくれ・・・」
カービィ「(謝りたい。あいりに謝りたいよ。本当の気持ち伝えたい。だけど・・・)ごめんなさい・・・ボクには、アミーを裏切るなんてできない」
ツースト「!」
カービィ「だから今はツーストの願いにも応えられない・・・ごめんなさい。あの子さ、ルミーのこと心配してるんだよね。ルミーのことを酷く言っても悪く言うことなんてなかったよ。アミーがいなかったら、ボク・・・今もまだ弱いままだった。本当の人を想う気持ちなんて知らなかった。アミーが大切なのだからーーー・・・」
ツースト「・・・そのアミーが」
ツースト「“お前を裏切っている”ことを知ってもか?」
- 真実のプラエルディウム その4 ( No.135 )
- 日時: 2016/04/04 22:33
- 名前: 桜 (ID: KVMT5Kt8)
すると、風が吹いた。これにカービィとメタナイトは目を見開かせる。
カービィ「(ーーーえ・・・?)な・・・何言ってるの、ツースト・・・そんな・・・」
ツースト「本当だ」
カービィ「そんなの・・・あの「悪の中佐」のアルフォンスと同じような嘘を言わないで」
ツースト「アルフォンスは嘘を吐いたりしない男だと聞く。アミーこそルーンロード、ペールノエルの手先何だ」
カービィ(嘘・・・そんな・・・だって・・・)
すると、風が吹いた。ドールリペア女王の美しいハープの奇跡の風・・・。これにカービィは気付く。
カービィ(奇跡の風・・・。女王様!(アミーのところに走る)
メタナイト「カービィ!!」
アミーは走る中、アミーのことを思う。
アミーがボクを裏切ってる・・・?嘘・・・嘘だよそんなの・・・。ボクは信じない!!
カービィ「アミー!!」
アミー「カービィ!お帰りなさい!どうしたんですか?そんなに息を切らして」
カービィ「ううん、何でもない(いつものアミーだ。良かった・・・やっぱり、ツーストの勘違いだったんだ・・・」
アミー「ちょうど良かったです、カービィに渡したいものがあるんです。これ」
カービィ「これ・・・ナイトヴァイオリン?」
アミー「これでクライスラーの愛の悲しみを弾けば天国にいるカービィのお父さんにもきっと届きます!」
カービィ「うん!弾いてみるよ!(これで愛の悲しみを弾けば・・・天国にいるお父さんとお母さんに・・・」
シェゾ「カービィ!!」
カービィ「!?」
すると、カービィとアミーの目の前にはスマブラ屋敷の人達がいた!その中にもアルフォンス達もいた。
カービィ「みんな!それにアルフォンス・・・!さてはキミがみんなを洗脳したね!?」
シェゾ「違う!アルフォンスさんは「悪の中佐」じゃない!その天使の人形が嘘を吐いてたんだ!そしてそのヴァイオリンはナイトヴァイオリンじゃなくてダークヴァイオリン何だ!!」
カービィ「まさか〜・・・」
すると、カービィのライトパワーが少しずつ消え去ろうとしていた。クルークも必死に説得する。
クルーク「カービィ!!ペールノエルの手先なんかに騙されたらダメだよ!!」
シェゾ「アミーが!アミーが、本当の「5番目の人形」何だ!」
すると、カービィを追ったツーストとクロスとメタナイトが追いついた。人間姿のクロスは叫ぶ。
クロス「カービィ!そやつから離れろ!(天之羽々斬を変化させたロザリオを投げる」
カービィ「きゃあっ!(アミーから少し離れる」
ロザリオを投げられる寸前だったアミーは一瞬戸惑ったが、その直後にフッと笑う。そして・・・
ストーリアヴァイオリンの力でロザリオを止め、ロザリオとともにカービィ達を飛ばした・・・!
カービィ&メタナイト&ツースト&クロス「!!!!!」
ゼオ「カービィ!メタナイト!ツースト!クロス!」
アミー「あーあ、つまんないですねっ。もうゲームセットですか?まあ、ピンク音符をこれだけ集めれば上出来ですか。これでやっと帰れます」
アミー「愛しい愛しいルーンロード“様”の元へ・・・!」
カービィ(アミー!!!)
続く・・・!
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