二次創作小説(映像)※倉庫ログ
- 「さようなら」のエンボリウム その1 ( No.142 )
- 日時: 2016/04/06 19:17
- 名前: 桜 (ID: KVMT5Kt8)
ついに知ったアミーの正体・・・。そしてアミーの過去が語られる・・・。
ぷよクエでついにオリジナルのシェゾが出ました!ありがとう、紫属性限定ガチャ!ついでにアミティも召喚Pガチャで出ました!ありがとう!
アミー『わたし、アミー!わたしは人形の国「ドールリペア」の女王様に「ピンクの音符宝箱」でジャスティスフルムーンの秘術の子守歌の残りの楽譜の音符を集める使命でスマブラ屋敷に行ったんです』
ついに正体を現したアミーは変身する。それは翼の色こそ変わってないものの、黒とピンクのボーダーキャミと黒のパニエの姿。そして額にはペールノエルの証である闇の刻石があった・・・。
カービィ「アミー・・・キミ・・・ペールノエル側の人形だったの・・・?」
アミー「違いますよ。5番目。5番目の人形アミー」
カービィ「嘘・・・嘘でしょう?アミー・・・ボクを裏切るなんて・・・ペールノエルの手先だなんて・・・からかってるだけだよね?アミー・・・」
カービィが震えながらそっとアミーに触れようとした時、アミーの周りに波動が放たれた!カービィは飛ばされる。
カービィ「きゃあっ!!!」
メタナイト「カービィ!!」
アミー「触らないで下さいよ。鬱陶しいですねぇ」
アミー「わたしはあんたのことずっと大嫌いだったんですよ!カービィ!!」
「大嫌い」という言葉にカービィはショックを受け、その顔を見たアミーはフッと笑う。
アミー「フフッ、いい顔・・・カービィ、わたしの本当の使命を教えてあげますよ」
アミーはカービィの胸ぐらを掴んで「本当の使命」を言う。
アミー「「先代の四勇者ポポポの後継者であり、子孫でもある星のカービィの心を傷つけること」」
アミー「女王と伝説の月の巫女と創造主がその身に封印した傷が治れる力・・・ライトパワーの一つの力である「再生」を目覚めさせ、傷つけて傷つけて邪心でいっぱいにして、そのライトパワー全部を消し去ること・・・ルーンロード様は女王の力をなくす方法として「シェゾ・ウィグィィ」を後に自分の子孫として生まれ、そのライトパワーを吸い取ろうとした。ところが最大の光である「アルル・ナジャ」の強大な魔力は吸い取れなかった。それどころかそのシェゾ・ウィグィィが他人から魔力を奪うことを止めていた。そこで・・・ある四つの勇者の存在を知ったんです」
その四つの勇者は本来は「リリスの力を継ぎし者」を守る「光の使い」のこと・・・。そのライトパワーがある限り、「闇」を打ち倒し、世界が滅ぶことはない。
「シェゾ・ウィグィィ」が生まれる前にルーンロード様はすぐに犯罪組織「ペールノエル」を作り、刺客を差し向けた。・・・が、その四勇者の諦めない心がルーンロード様を打ち倒した。四勇者は「光の英雄」とも謡われた。
アミー「そして闇の流星を生み出させた星霊石の力でルーンロード様が自身の身体を作り入り、四勇者の後継者の声を聞き届けたルーンロード様はある一つの策を考案なさった・・・」
ルーンロード『そうですか・・・』
ルーンロード『ライトパワーを消せないのなら、1番目の四勇者の内側から解き放てばよいのです・・・そのうち心を痛めつけて純粋さを奪えばその娘が持つライトパワーは消え、二度と私を倒すことは叶いませんよ。ドールリペアの女王の息もこの世界の創造主の息も絶えるでしょう』
ドールリペア女王(ルーンロード)『力を目覚めさせるのです、カービィ・・・』
ドールリペア女王(ルーンロード)『それをあなた達に取り返してきて欲しいのです・・・』
カービィ「じゃあ、あの時の声と姿は・・・!!」
アミー「そうですよ・・・魔法で声と姿を変えられたルーンロード様。そしてあんたはまんまと解き放ってくれました。あんたを傷つけるために極めつけはこのわたしの裏切り。嬉しかったんでしょう?必要としてくれたわたしの存在が・・・かけがえのないくらいわたしのことが大切でしょう?ずっと自分を守って来たんでしたよね・・・可愛そうな子・・・それが全部仕組まれたことだとも知らず・・・」
カービィ(え・・・)
クロス「どういうことだ・・・?」
アミー「ライトパワーの封印を簡単に解き放つため・・・放った手先を簡単に受け入れさせるため・・・カービィを一人で抱え込む子に育てることが秘策だったんですよ。まだ分かりませんか?」
アミー「ゼオとププルやアズサやあんたの両親は、ずっとルーンロード様が仕組んだものだったんですよ。400年間ずっとね!!」
衝撃の事実。じゃあ、アズサのことも・・・。カービィは涙を流す。
カービィ(ゼオ君・・・ププル・・・アズサ・・・お父さん・・・お母さん・・・ずっと、ずっと、ボクのせいでーーー・・・(メタナイトの肩に倒れる)
メタナイト「カービィ!!」
アミー「そしてルーンロード様は女王や創造主や今の月の巫女が大切なあんたにだけは攻撃できないことを逆手に取って、黒音符回収もあんたらにやらせてたってわけ」
王ドラ「くっ・・・!!」
アミー「でも、それも今日でおしまい。さよなら、カービィ」
アミーはスマブラ屋敷から去る。カービィが必死に引き留める。
カービィ「や・・・行かないでアミー!」
メタナイト「カービィ!?」
カービィ「行かないでぇっ!(この気持ちが作り出されたもの・・・?)嫌だ!アミー!アミー!!(この涙も嘘なの?胸を突き刺すこの痛みも・・・幸せだったあの時も・・・全部嘘なの!?」
アミー『家族はいませんか?だったら今日からわたしがカービィの家族ですよ』
カービィ『アリス団かぁ・・・』
アミー『でも安心して下さい!カービィとメタナイトには指一本触れさせませんから!わたしに任せて下さい』
アミー『ゼオ、酷いです!カービィの頼みを断るなんて許しませんよ!』
アミー『今度、辛いことがあったら、一番最初にわたしに言って下さい。もう黙っていなくなったりしないで下さい』
カービィ『満月ちゃんのこと守れなかったんだ・・・ボク達のせいで・・・』
アミー『違いますよ!満月ちゃん、笑ってましたよ。心はちゃんと守れましたよ、カービィのおかげで・・・』
カービィ『これ・・・!お父さんのヴァイオリンと一緒・・・!』
アミー『わたしがプププランドの楽器店で買いました。これなら一頭身のあなたでも弾くことはできます。週に4回。ここにおいで下さい。わたしがあなたのヴァイオリンの師範となりましょう』
カービィ「・・・っ」
カービィ「そばにいてくれるなら天使でも悪魔でも良かったのに!!アミー!!!」
カービィがショックで泣き出す中、アミーは夜の空を飛んでいた。そのアミーに声をかける人物がいた。護衛のラーリアを連れた3番目の鳥の姫バードだ。
バード「ついに正体がバレたのかい?」
アミー「(びくっ)バード、ラーリア!」
バード「不甲斐ない。せっかく、ラーリアがアリス団側からカービィ達にキミのことが漏れぬようあの2組を引き離そうとしたのに・・・」
アミー「うるさいです!ルーンロード様の言いつけが終わったならわたしの前をうろつくなです!」
バード「ではキミもアジトをうろつくのを止めていただけるかい。その身体に染み付いたドールリペアの匂いが気に障る」
アミー「!!」
バードとラーリアが去る中、アミーは思う。
アミー「・・・(人間界にもドールリペアにもペールノエルのアジトにも・・・わたしの居場所なんてどこにもありません・・・」
アミーはぎゅうっと目を閉じながら言う・・・。
アミー「ルーンロード様・・・ルーンロード様だけ・・・信じられるのはルーンロードの御心だけ何です・・・」
闇の刻石を刻まれたあの日からーーー・・・。
- 「さようなら」のエンボリウム その2 ( No.143 )
- 日時: 2016/04/06 19:15
- 名前: 桜 (ID: KVMT5Kt8)
今から200年くらい前。ドールリペアでは人形達が楽しそうに幸せそうに暮らしていた。その住民であるアミーは歩いていた時にピーターパンの格好をした男の子の人形が飛んでいた。彼はアミーの名を呼ぶ。
???「アミー!(アミーに飛びつく」
アミー「きゃあっ!(倒れる)ピート!どうしたんですか?」
ピート「あっ、あのね、あのね・・・」
アミー「あっ!腕に銀の紋章・・・ってことは・・・」
ピート「今日からボクも準戦士だよだよ!」
アミー「きゃあーーーーーーっvおめでとうございますーーーーーーっv(ピートに抱きつく」
ピート「アミーに続いてボクも2番目に準戦士になれたから、ボクも人間界に行けるよーーーーーーっv」
ルミー「けっ、下らない」
すると、ルミーの声がした。アミーの双子の妹の声にアミーは気付く!
アミー「ルミー!また熟してないペルの実食べてる!もう!熟す前に取ったら次の収穫期にいい実ができなくなっちゃうでしょう!?人形の大切な命の星の元ですのに!そんなことばっかりしてるからいつまで経っても見習い楽師のまま何ですよ」
ルミー「何だとーーーーーー!!?」
ピート「アミーアミー。ルミー、やけ食いしてるんだよだよ。大好きな双子の姉のキミと一緒に人間界旅行に行けないから」
アミー「じゃあ、3番目にもう準階級になった子がいるんですか!?」
すると、その準階級になった準海賊の男の子の人形が現れる。彼の名はルック。アミーのことが好きな男の子の人形だ。
ルック「俺のこと呼んだか、アミーv嬉しいなあ、お前と一緒に人間界旅行・・・二人のパラダイスがもう開園だな」
アミー「ルック・・・;」
ルミー「オラオラオラーーーーーー!!!(ペルの実の木から飛び降りる)アタイのお姉ちゃんに触るなこの自意識過剰ナルシスト!!」
アミー「アミーフラッシュ!!(フラッシュでルミーを焼く」
ルミー「」←焼かれた
アミー「好きであんたの双子の姉に生まれたわけじゃないです!んべ!(向こうに行く」
ルック「ありゃありゃー;」
ピート「いつもいじめてばかりいるからだよだよ;」
アミー、ルミー、ピート、ルック。四人は同期の中でも一際仲良しだった。特に双子として生まれたアミーとルミーはお互いに大切な家族でもあった。
その四人が初めて別行動を取ることになった。この時、すでに運命は決まっていたのだ。
正階級の一人であるアーサー王の格好をした女顔の美青年の人形であるララクはアミー、ピート、ルックに下す。
ララク「アミー=オリン。ピート=カーベル。ルック=チョウセル。卵の期に生まれた1200の見習いの人形の中の最先に準階級となったこの三人に人間界降臨を3昼夜許す」
アミー&ピート&ルック「ありがとうございますっ」
ララク「ただし、人間に存在を気付かれてはならない・・・陽の光や星の光を浴びて星の力を存分に増やすがいい。わたくし達人形は死した良い人間の命に女王様がほんの少し奇跡を与えて下さった人形・・・自ら力を蓄え、いつの日か「魂」へと励みなさい。健やかにあれ」
ララクの言葉も終わり、アミーの周りに見習い階級の人形達が集まっていた。
見習い階級の人形A「アミー、すっごーーーーーーいっ、さっすが優等生!」
見習い階級の人形B「ねえ、アミー、人間界の花、取ってきてー!」
アミー「ごめんなさい、人間界の物は一切持ち帰れない規則何です」
そして人間界に発とうとアミーが走る時、ルミーが声をかける。
ルミー「アミー!」
アミー「ルミー・・・」
ルミー「あっ、あのさ・・・は・・・早く帰ってきて・・・」
アミー「えー?何ですかー?聞こえませーん」
ルミー「はっ、早く帰って来いよな!」
アミー「どうしよっかなー?」
ルミー「そっ、それで帰ってきたら頼みたいことがあるんだ!聞いてくれるか?」
アミー「気が向いたらですよ」
ルミー「ガーン!!!(ピアノ低音)しょぼ・・・」
アミー「クスッ。嘘ですよ☆いいですよ!」
これが双子の人形の初めてできた約束だった・・・。
ルミー「だけど・・・アミーは二度と帰っては来なかった・・・」
ゼオ「どうして・・・」
ゼオの問いにルミーは静かに答えた。
ルミー「ドールリペアにおいて最大の禁忌を犯したんだよ」
ルミー「人間を殺したんだ」
続く・・・!
感想をお願いします。