二次創作小説(映像)※倉庫ログ

菜の花のクロアテュール その1 ( No.156 )
日時: 2016/04/12 17:39
名前: 桜 (ID: mXDJajPZ)

「ペールノエルと四勇者編〜それぞれの真実〜」&第3部、ついに最終回!!ぷよクエのクロード、めちゃくちゃカッコいいよおおおおおー!!!あやクル並のイケメン!!もちろん両方持ってないけど、オールスターガチャであやクル取ってみせる!!!
・・・初日で取れました☆(鼻血)






そして翌日の朝。カービィはそっと目を覚ました。


カービィ(もう朝・・・)


すると、カービィの隣にいたのは寝ているメタナイトだった!


カービィ(メタ////////!?)


シーン・・・


カービィ(そっか。ボク、ルミーの話を聞いてから気を失って・・・)


すると、カービィはメタナイトに抱きしめられていることに気付く。口では言わないが、「どこにも行くな」と言われている気がした。


カービィ「(ずっと抱きしめててくれたんだ。メタ・・・)ありがとう・・・」


カービィはそっと起き上がり、一人寝ているメタナイトにやっと来たルミーが起こす。


ルミー「やいっ!メタナイト!」
メタナイト「ん・・・」
ルミー「起きろっ!起きやがれっ!ぐんもーにんっ!」
メタナイト「カービィ・・・(カービィと間違えてルミーを抱きしめる」
ルミー「ぎゃーっ////////!!!アタイはカービィじゃねえ〜っ!!!」


すると、ルミーの声にメタナイトはパチッと目を覚ます。メタナイトは急いでカービィを探すが、見つけた。


メタナイト「カービィ!」
カービィ「あっ、おはよう!メタ(ご飯を食べる」
王ドラ「あーっ!やっとご飯にありつけますよっ」
カービィ「メタ、朝食は和食派で・・・「ぎゅっ」きゃっ・・・////////・・・。メタ?」
メタナイト「・・・また、またいなくなったのかと思った・・・」


ズキッ・・・


カービィ「だ・・・大丈夫だよっ。もうボク、あの頃とは違うんだからっ!」
クルーク「あの、カービィ。そのヘアゴム・・・」
カービィ「ごちそうさま!じゃあ、ボク、乱闘試合に行ってくるね!」


カービィは乱闘に向かいに走る。悶怒は言う。


悶怒「・・・カービィさんがご飯を36杯しかおかわりしないなんて・・・やっぱり、アミーさんのことですね?」
シェゾ「ああ、いつもなら軽く50杯は行くのにな・・・」
アルル「つか、キミ達、基準がおかしくなってない?(汗」
ゼオ「・・・ごちそうさま」
クリオラ「えっ、もう!!?おかわりまだ37杯目よ!!?」
ルルー「あんたらの基準もおかしいでしょ!!?」
夏美「しょうがないわよ;ゼオ君は自分のせいでカービィを傷つけたって思いこんでんだから;」
ヒロ「・・・」


マホロアはカービィを心配しつつもクルークに聞く。


マホロア「ソウイエバ、クルーク、カービィにナニを言おうとシタノ?」
クルーク「!・・・いや、何でもないよ」


一方、あいりは帰ってきたツーストから話を聞いた。


あいり「・・・そう。カービィに全てを話したんですのね」
ツースト「ああ。アミーに傷つけられてカービィは思ったよりもショックを受けてるみたいだが・・・ごめんな」
あいり「・・・いいえ(こんなこと、最初から分かってましたのにーーー・・・」


あいりは早く真実を伝えれなかったことに後悔と怒りの間の感情に悩むことになった・・・。






ゼオ「・・・」


ゼオの今日の音は今までよりも格段に弱々しい。アミーのことで立ち直ってないから、表現も上手くできない。そこにヒロが入ってきた。


ヒロ「あの時騙された俺達も悪かったんだけどさ、そんな風に無防備で騙されやすいからこんな目に遭うんだよ」
ゼオ「・・・」
ヒロ「大体、アミーが現れた時から怪しかったんだ。フルーティストで魔導師のくせにまだまだ雑魚だな」
ゼオ「うっさい!!!」


すると、ゼオが涙目になりながらヒロに怒る。


ゼオ「どうせ、俺は騙されやすいんだよ!!信じやすいんだよ!!だけど、あの悲劇は俺のせいでカービィを悲しませたことは事実だ!!ちゃんと向き合えればよかったんだよ!!俺が一番・・・余裕ぶってなきゃ良かった!!!」


すると、ヒロがゼオの頭を撫でる。ヒロは言う。


ヒロ「はい、元気になった」
ゼオ「えっ?」
ヒロ「お前は悲しむよりも怒る方が似合うよ。悲しむお前なんていつも余裕ぶってるお前らしくもねぇんだよ」
ゼオ「ヒロ・・・」


ゼオはその日は泣いた。ヒロに頭を撫でながら泣きやむまで泣いた・・・。






アルル「そういえば、サタン、一体何のニュースを手に入れたんだろうね?」


アルルの問いにドラケロ防衛隊と夏美も一緒にいるシェゾはこう答える。


シェゾ「さぁな。多分、また下らないことだろう?」
夏美「確か、せいれいせきという美人を作ったって・・・」
ケロロ小隊「!!」


すると、ケロロ小隊は何かに気付く!ギロロは言う。


ギロロ「星霊石のことか!!?」
キッド「えっ、知ってんの!?」
タママ「あれはボク達の先祖の古代のケロン人が作った石ですぅ!!それがないとケロン星は動かせないと言われる名誉ある石ですぅ!!それのおかげで闇の流星は生まれちゃいましたけど!!」
王ドラ&夏美「おい、今何つった?」
ドラリーニョ「とにかく、サタンのところに行こう!」


一同はサタンがいるDXサタン城に行く。そしてサタンのところにたどり着き、サタンは言う。


サタン「何だ、そんな話しか。代わりのエネルギーをケロン星に照らすことは可能だぞ」
ケロロ「そうじゃなくて!!あれは根本的な科学力がないと作れないであります!!」
クルル「俺も知ってはいたんだが・・・」


「星霊石」はどんなものでも作れる奇跡の石・・・。その石は願いを叶うだけでなく、星の楽器や闇の楽器で奏でさすと、闇の流星などどんなものでも作れることができる。それがある限り、ケロン星は止まることはない。


クルル「失礼だが・・・星霊石以外ではケロン星を動かすことはできないが、魔王さんは一体、どんな魔法を・・・?」
サタン「そんなこと私の膨大な魔力にかかれば造作もない。それに代わるエネルギーを“大量”に作ってやっただけだ」
ドロロ「で・・・ではケロン星は!!」
サタン「ああ・・・星霊石とやらの力を借りなくても動かせるぞ。私としたことが知らなかったとはいえとんだ手助けをしてしまったみたいだな・・・」


すると、ケロロの後ろに夏美がいた。夏美は言う。


夏美「・・・星霊石、か・・・」
ケロロ「ギクッ!!」
夏美「闇の流星を生み出させるとは何だかとてつもない代物ね」
ケロロ「そりゃあ・・・ケロン星にとってこの世のかつてない宝でありますからな;」
夏美「じゃあ・・・闇の流星を滅ぼすには元の星霊石をぶっ壊すしかないじゃないの!!どうして教えてくれないのよ!!?」
ケロロ「言うと思ったよチクショオオオオオー!!!言ったらぶっ壊しそうな地球(ペコポン)人の女に誰が教えるでありますか!!星霊石がなければ、我がケロン星を動かすすら・・・!!」
夏美「でも、それならサタンが解決しちゃったのよねー」
ケロロ「う・・・;確かに・・・;」
王ドラ「だったら、私達にもそれをぶっ壊させて下さいよー。ねー、タママさん」
タママ「えっ!!?」
夏美「悪を滅ぼすには元を絶つしかないでしょう?あの闇の流星の元の星霊石のことはアークさんに連絡したわ♪」
タママ「いや、ボクの一存ではそのような大事なこと・・・;それに星霊石はケロン星を動かすだけではなく、様々なものの源に・・・;」
王ドラ「じゃあ、シェゾさんっ。その星霊石、滅ぼしてもいいですよねー?」
夏美「あっ、ずるいっ;」
シェゾ「・・・」


シェゾは一瞬沈黙を貫くも答えを言った。


シェゾ「・・・いいだろう」
ケロロ「シェ・・・シェゾ殿っ!!」
シェゾ「星霊石が闇の流星の誕生の元凶ならそれしか方法はない」
アルル(・・・?ちょっと待って。カービィのお守りの星のヘアゴム・・・確か、“頑張れば、願い事が叶う”ってーーー)
クルーク『そのヘアゴム・・・』
アルル「!!!まさか!!」
全員「!?」


アルルは何かに気付く。カービィのお守りの星のヘアゴムの正体に・・・。






闇の流星の元凶・星霊石

菜の花のクロアテュール その2 ( No.157 )
日時: 2016/04/12 17:44
名前: 桜 (ID: mXDJajPZ)

一方、カービィはナーエの森にいた。もちろん薬の材料を採取するためだ。この日の乱闘は珍しく最下位だったため、カービィは落ち込んで薬の材料を探していた。


アミー『わたしはあんたのことがずっと大嫌いだったんですよ!』
カービィ「・・・」
アミー『ずっと大嫌いだったんですよ!!』
カービィ(どうして・・・あの時、アミーを助けれなかった!!ボクが!!)


カービィが拳を殴ろうとしているところをある人物が止める。アミティ達とあやクルと一緒に宿題の絵を書きに来たクルークだ。クルークはとても悲しそうな顔をしている・・・。


カービィ「クルーク・・・」
クルーク「アミティ達と一緒に宿題の絵を書きに来たんだ。そしたら、偶然キミがいたってわけさ」
カービィ「・・・大丈夫だよ。ボクにはお守りがあるもん!そのお守りがボクの強さだし、気にしてないよ」
クルーク「・・・」


カービィが意気揚々に薬の材料を探す中、そこにアミティ達が駆け込んで来た。あやクルは言う。


あやクル「クルーク・・・本当にするのか?」
クルーク「・・・」


クルークは初めてカービィと会った時のことを思い出した。


カービィ『あっ、クルーク!』
クルーク『!なぜ、キミがボクの名前を知ってるんだい?』
カービィ『シェゾに聞いたの!どうしてキミがこんなところに一人でいるの?』
クルーク『・・・魔導の練習さ。こんなグレイトな優等生がこんなところで一人で努力するのを見られたくないからね』
カービィ『へー。でも、ボクは他人にも自分にも厳しくて単なる自意識過剰じゃなくて努力家で・・・ボクはすごいなと思うな。それにね・・・』


クルーク「・・・」


クルークはその言葉の続きを思い出しながらカービィに言う。


クルーク「カービィ。そのヘアゴムを外してボクに貸してくれるかい?」
カービィ「?いいよ」
クルーク「フォッサ」


クルークはフォッサでその二つの星のヘアゴムを浮かす。そして・・・






ラフィーナ「ビューティフル・・・」
アミティ「ペアアターック!!」
カービィΣ(°Д° )






ラフィーナとアミティのペアアタックでその二つの星のヘアゴムに攻撃する!しかし、その二つのヘアゴムは固かった。


シグ「固いー」
リデル「やっぱり、もうちょっと強くなければ・・・」
カービィ「な、ななな、何すんだよ!!(あやクルにビンタ」
あやクル「ぎゃんっ!」
クルーク「あやクルー!!Σ(□Д□;)」
カービィ「みんな、分かってる!?あれはボクのお守りであり、強さのしるし何だ!それを・・・」
クルーク「だって」


すると、クルークは突き刺すように言う。


クルーク「キミ、このままだと壊れちゃうよ」
カービィ「!?」
クルーク「ずっと身につけてるお守りだって言ってたけどさ、それ、数年前からだよね?それまで何してたの?」
カービィ「・・・」
クルーク「強さのしるしって言うけどさ。でも、それって・・・」






クルーク「“それがなければ弱い”のと一緒だよね」
カービィ「!!」






クルークからの認めたくなかった事実にカービィはこう言う。


カービィ「し・・・知った風に言わないでよ・・・!ああ、そうだよ。それをなくすことが嫌で切れても何度も直したんだ、それにこの400年、弱いまま戦ってきたよ、キミの言った“そのお守りがなければ弱い”みたいにね・・・!でも、そのお守りはボクが頑張ったから、叶えてくれたんだ」
フィーバー五人組&あやクル「・・・」
カービィ「それを・・・キミ達は・・・キミ達はっ!!否定するって言うの!!?何でよ・・・何でそんなこと言うの・・・」


カービィの泣きながらの問いにクルークは答える。


クルーク「・・・。上手く伝わってないようだけど」


そしてフィーバー五人組はぷよクエの☆5衣装に変身する!


クルーク「否定はしないよ」
カービィ「何する気・・・やめて・・・やめてえええええー!!!!!」


カービィの止めもむなしく、アミティとラフィーナ、リデルとクルーク、シグとあやクルでペアアタックを発動する!そして・・・






アルル「カービィ、どこー?」


一方、一同はカービィを探していた。理由はカービィのヘアゴムについて調べてそれを壊すためだ。ケロロとタママは言う。


ケロロ「ねー;あれ、壊したらカービィ殿、泣いちゃうでありますよー;」
タママ「いくら、サタンさんが代わりのエネルギー作ったからって・・・;」
王ドラ「・・・ケロロさん、タママさん」
ケロロ&タママ「?」
王ドラ「あんまりしつこいと死ぬまで殴りますよ」
ケロロ&タママ「え・・・;」


すると、轟音がした。夏美は気付く。


夏美「えっ!?何!?」


すると、そこにいたのはフィーバー五人組とあやクルと・・・






二つの悪魔のような異形の姿だった・・・!






ギロロ「悪、魔・・・!?」
シェゾ「これがカービィの星のヘアゴムの中にあった二つの星霊石の正体。“奇跡”だなんて言っているが、中身は人の弱い心を付け込んだ本当の悪魔だ。まあ、ケロン人はその悪魔に踊らされたってわけだ」
ドロロ「そん・・・な・・・」
アルル「でも、カービィを助けなきゃ!ただでさえ、フィーバー五人組とあやクルが戦っているというのに・・・!「スッ」!」


すると、アルルの前を通り過ぎたのは・・・






メタナイトとゼオとあいりだった・・・!






三人は戦意喪失になっているカービィの前に現れる。メタナイトは言う。


メタナイト「・・・迎えに来たぞ」
カービィ「!みんな・・・?迎えに来たってどこに行くんだよ・・・」
ゼオ「どこって・・・スマブラ屋敷に帰るんだ(ドーン」
あいり「あなたを縛るのはもう何もありません、あなたは自由ですわ」
カービィ「みんなもボクはお守りから自由になるべきってそう言いたいの・・・?」
メタナイト「・・・ああ」
カービィ「でも、ボクがお守りを外したら、みんなが・・・」
ゼオ「大丈夫だ。クルーク達(あいつら)ならきっと何とかしてくれる」
カービィ「何、その自信、キミ達、仙道なの?」
あいり「冗談は言えるようですわね、行きましょう」
カービィ「・・・みんな」
あいり「!」


すると、カービィは顔を上げると、涙を流しながら言う。


カービィ「ボ、ボクのお守りが・・・強さのしるしが・・・なぐなっぢゃっだぁ。お守りなしは嫌だよぉ・・・ずっとボクはあのお守りと一緒に・・・一緒に・・・」
メタナイト&ゼオ&あいり「・・・」
あいり「・・・役目を終えたあの星霊石はもうじきに消えますわ。ですが、あなたは違う。前に進むしかないですわ。あなたは生きているのですから。目の前で見る仲間の強さを見ないわけにはいきませんのですから」


一方、フィーバー五人組とあやクルは星霊石の正体の二つの悪魔と戦っていた。ダメージは何とか与えているが、体力が多すぎる。


クルーク「チッ・・・!!ウィス・アトラ・・・(悪魔の攻撃に当たる)うわぁ!!!」
ラフィーナ「クルーク!!」
ドラメッド「魔法のじゅうたん!(魔法のじゅうたんを使ってクルークを受け止める」
クルーク「ドラメッド!」
夏美「みんなー!私達も戦うわ!あなた達だけじゃないわよ!」
アミティ「みんな!」


総攻撃が続く中、二つの悪魔の体力は2分の1ほどあった。その後ろに・・・


王ドラ「隙あり」


最終形態に変身した王ドラだった・・・!王ドラはスピニングバードキックで二つの悪魔に攻撃する・・・!そして・・・






攻撃音が収まった中、幸いにもサタンが結界を張ってくれたおかげで被害は軽かった。カービィを連れてきたメタナイトは言う。


メタナイト「・・・これは一体・・・?」
夏美「あっ、お帰り!あのへんてこなのは倒したからね!」


悪魔が倒された中、クルークは落ち込んでいるカービィに言う。


クルーク「カービィ。キミに連れて行きたい場所があるんだ」
カービィ「・・・?何・・・?」


一同はナーエの森の奥に突き進む。すると、そこにあったのは・・・






春にしか咲かない一面の菜の花畑だった・・・!これはカービィの瞳に美しく映った・・・。






アミティ「あそこね、あたし達が見つけた春の秘密の場所何だよっ」
クルーク「・・・なっ。少しは元気になっただろ?」


カービィ『それにね・・・ボクはそういう人って人に感動を与えて元気にさせてくれるって思うんだ。クルークはその中の一人ってことかな?』


カービィはその時のことを思い出した。そして全ての悲しみから解放された彼女は言う。


カービィ「・・・うん。うん・・・!」

菜の花のクロアテュール その3 ( No.158 )
日時: 2016/04/12 17:48
名前: 桜 (ID: mXDJajPZ)

すると、シェゾは何かを思い出したかのように言う。


シェゾ「そういえば、ダークヴァイオリンと数多くのピンク音符、アミーに奪われたまま何だっけ!!?」
王ドラ「ああっ!!!」


アルルとシェゾとサタンと夏美はすぐにアルフォンス達のラクティ街道にある隠れ家に行く。そこでアミーにダークヴァイオリンとピンク音符が奪われたことをアルフォンスに話した。


アルフォンス「・・・そうか。ダークヴァイオリンも、大半のフルムーンジャスティスの楽譜の音符も奪われてしまったのか・・・」
ルイ「でも、カービィの星のヘアゴムの正体の星霊石は壊せたし、いいんじゃありませんか?」
ユラ「そうですよ、アルフォンス中佐。またあのヴァイオリンと音符を取り返す機会を窺って待ちましょうよ」
アルフォンス「・・・そうだね。それがいいんだ・・・」
アルル「あのっ、本当にすみませんでした!」
シェゾ「どうか、うちの馬鹿共を許して下さい!」
サタン&夏美「お願いします!!!」
アルフォンス「いや、本当に悪いのはペールノエルだからね。気にしてないぞ」


アルフォンスに許しを受け、一同はひとまず安堵する。メタナイトは言う。


メタナイト「そういえば、まだ4番目の四勇者、見つかってなかったんじゃないか?」
カービィ「そうだった!ルミーの力を借りて何とか探し出さなくちゃね!」
あいり「あっ」


すると、あいりは何かに気付いたように言う。






あいり「それ、私ですわ。4番目の四勇者」






すると、四勇者の三人は驚く。4番目の四勇者であるあいりは言う。


あいり「初めてルミーと会った時にルミーが私のライトパワーを察知したんですの」
メタナイト「何ですぐ言わなかった!!」
あいり「・・・あの時、敵同士だったのをお忘れじゃなくって?」
カービィ(じゃあ、これで・・・四勇者が全員揃ったんだ!)


すると、クルークはあるものを持ちながらカービィに渡す。


クルーク「カービィ」
カービィ「?」
クルーク「あげるよ」
カービィ「・・・?」


すると、その袋の中身は二つの流れ星のヘアゴムだった・・・!


カービィ「わぁ・・・!綺麗・・・!」
クルーク「みんなでお金を出し合って、買ったんだよ。まあ、ちょっと早めの誕生日プレゼントってことだね」
カービィ「ありがとう!」
メタナイト(しまった!最初から買っておけば良かった!)


カービィはそのヘアゴムで髪をくくる。それをあいりが母の眼差しのように見ていた。すると、ツーストが来る。


ツースト「元気になったようだな、カービィ」
あいり「ツースト。・・・ええ。・・・カービィに振り回されたり、ほっておけなかったり、何かカービィに対して母親の情を持ったような・・・」


すると、何かに気付いたツーストはあいりの頭を撫でる。


ツースト「そうだな。母性本能らしい「恋情」の気持ちを持つと、誰だって戸惑うよな」
あいり「フフ・・・」


すると、透明の雫が流れる。あいりは泣きながらツーストに謝る。


あいり「ごめんなさい・・・ツースト以外の人を好きになって・・・ごめんなさい・・・!」
ツースト「・・・俺は別れる気はないし、軽蔑したりなんてしないよ」


距離を置いても、もう通じなくても、シェゾもカービィも私にとって大事な人ですわ。
私が、守りたかった。


あいり「でも、私の戦う理由・・・それだけじゃありませんわ」
ツースト「ほう・・・どんなだ?」
あいり「・・・。・・・ルミーの、大好きな双子の姉を救うため・・・」
アミー『カービィ』


ツーストの脳裏に優しく微笑むアミーがよぎった彼は決意する!


ツースト「(アミー・・・!)ああ・・・必ず連れ戻そう・・・!」


その決意は勇気となった。今回のことは一同にとって信じる勇気がまた一つ増えたのだから・・・。


FIN






「オリキャラ紹介」


・ガルシア=ローリンズ
世界的に有名なヴィオラ奏者。ドールリペアのことを理解している(恐らく逆らえないある強大な力の影響)。後進の教育のために数多くの弟子を取っている。七つ揃えば願いが叶うという逸話を持つ闇の流星を集めている。地下室では14歳くらいの少女が車椅子に座っている。その少女こそがガルシアの妻と実の妹のアミル(生前のアミー)とともに事故死してこの世に引きずり戻されたガルシアの娘ルシエラだった。ちなみに彼らは桜がリクエストし、交流相手であるYUMAさんが考え、再構築したオリキャラである。


「後書き」


今回はそれぞれの真実でした。ピートとルックのデータはまた後で書くので待っててね;
しかし、我ながらとんでもないシリアスもといシリアスを軽く越えた話を書いたもんだなーと思いましたよ;なぜ、私の書くシリアスって、鬱になりがちかと思う・・・;
個人的に一番お気に入りシーンなのは第2話でツーストがあいりを抱きしめた時に言ったシーンです。このシーンを書いた時に自分初めて泣いちゃったよ!!?
てなわけで「ペールノエルと四勇者編〜それぞれの真実〜」&第3部は終わりですが、プロローグとエピローグ付の全20話の外伝を書いた後の「ペールノエルと四勇者編〜四つの伝説の光の武器〜(全10話予定」の第8話できらりさんを出そうかと思います。きらりさん、その時は引き続き待ってて下さい!お願いします!つか、恐らくプロローグとエピローグ付いての全20話の外伝は外伝シリーズ上初めての試みです。






感想をお願いします。