二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第3話:トラクロとの対バン! その1 ( No.193 )
日時: 2016/04/20 21:05
名前: 桜 (ID: NLcS5gZX)

今回はcantabileがトラクロと対バンです!シュウ☆ゾー君って、ロムとの関係はアニメでしか描かれないんですよねー。アニメや彼の過去から見ると、はっきり言って、シュウ☆ゾー君はロムに何となく執着してます。
また誤投稿してしまった・・・OTL見てくれた人に申し訳ないOTL
動画を投稿しました!






ププル「今日の練習、疲れたー;」


cantabileはゼオのストイックさにより長かった練習が終わり、ゼオ以外は疲れきっていた。同じくバンド練習が終わったレトリーはププルとクルミにお茶を出す。


レトリー「お疲れ様。あのチワワ、そんなに厳しいの?」
ププル「厳しいよ!!めっちゃ!!あれのストイック何か尋常じゃないし、やっとできたのだって、酷評の嵐だよ!!・・・まあ、全部本当のことだけど・・・」
シアン「ストイックなのはそれだけ音楽に真剣に向き合ってる証拠にゃん。いいにゃー、あたし達の音楽もあんな風に厳しくしてほしいにゃーん♪」
クルミ(クルーク)「シアンさん、羨ましがらないで下さい・・・;」


すると、王ドラがピアニッシモ食堂に入ってきた!彼女(正しくは彼)は慌てながら言う。


星華(王ドラ)「カンタービレっ!大変よっ!」
モア「どうしたぴゅる?」
星華(王ドラ)「今あのディーヴァから連絡があってっ、こないだデビューした大人気夢銀河アイドルバンドと対バンしたいって要望があったの!名指しでよ!?すごくない!?」
ププル「本当ですか!?」
チュチュ「夢銀河・・・アイドル・・・そのバンドって、もしかして・・・」


王ドラが幻のおやつを買いに行ったゼオを探す中、チュチュがそのバンドのことをそのバンドのリーダーの関係者であるロムに話した。


ロム「はあああああー!!?トラクロ、ディーヴァのところにいんのか!!?」
チュチュ「しかも、cantabileと対バンしたいって・・・」
ロム「シュウか・・・;トラクロ、リーダーのシュウは俺達以外のバンドに負けたことなんてマジでなかったからな・・・;マジでcantabileも負けたりして・・・;」
チュチュ「そんなことありませんわ!cantabileだって、トップアイドルに負けないすごい演奏をするんですもの!確か、まだ大人気の新人だって聞きましたが」
ロム「その“新人”という階級が問題何だよ」


ロムは今までトライクロニカと対バンしてきたのと社会人として身につけた知恵から判断力があるのだ。だから、ロムの言った指摘は正しかった。一方、幻のおやつ、神業プリンを買ったゼオはププルとクルミから聞く。


ゼオ「えっ!?トライクロニカと対バン!?」
ププル「そうなんだ。大人気の夢銀河アイドルバンドらしくて・・・すごいけれど、何でボク達も・・・」
ゼオ「そんなに不安になるな。相手が誰であろうと俺達cantabileは戦うだけだ!」
クルミ(クルーク)「はい!」
ゼオ「よし!明日からの練習メニュー、一部もっと厳しいものに変更だ!」
ププル&クルミ(クルーク)「えーっ!!!?」


cantabileが打倒トラクロを目指して練習に励む中、アイオーンがそれを聴いていた。


アイオーン(cantabile、まだ練習してんのか・・・)


アイオーンが数歩歩いた後、今度はホルンの音が聞こえた。吹くことが難しいホルンにしては綺麗で多彩な音。アイオーンはその音に見覚えがあり、すぐに走る。そしてたどり着いた時に見たのはリデルがホルンを吹いていた。
リデルはアイオーンに気づく。


リデル「アイオーンさん!?」
アイオーン「いや、綺麗で美しい音を奏でてるなと思ったら、リデルか」
リデル「(おにいさまに褒められたみたいだ)よく気付きましたね、ここでゼオさんやププルさんに内緒で練習してることに。あなた以外のシンガンさんやプラマジさんはともかく他の人達は知ったのに」
アイオーン「じゃあ、cantabileで唯一知っているのはクルミか」
リデル「クルミさんは私の大切な友達ですからね」


すると、リデルはアイオーンの持っていたホーリーアークを見る。リデルは聞く。


リデル「・・・それ、棺桶型のギターですか?」
アイオーン「ああ、ホーリーさ・・・いや、ホーリーアークというのでな」
リデル「もう一回、こないだのデビューライブで聴いたあの曲を聴きたいです〜(目がキラキラ」
アイオーン「この神のギターテクニックよりも音楽を聴きたいなんて物好きだな。普通の愚民共(彼なりに愛情を込めた家畜への代わりの呼ぶ言葉)はそうなのに」
リデル「アイオーンさんの曲、とってもカッコいいんですから!ちなみにその曲、星華社長さんから聞きましたが、シンガンさんのデビュー曲何ですよね?」
アイオーン「そうだ。「TSUBASA」」


アイオーンはそのデビュー曲を弾く!


BGM:ギター版TSUBASA


アイオーンのギターは厚みは欠けるものの一人でもソロデビューできるほどの腕前だった。その演奏に感銘を受けたリデルはホルンを手に取り、そのTSUBASAを吹く。アイオーンはこれに気付きながらも止めることなく合わせる。


BGM:ギターとホルン版TSUBASA


クロウ「おっ。合わせてるけど、何となくハモっただけでこの高レベルか」
シアン「リデル、ホルンを吹けるなんてすごいにゃん!」
クロウ「シアン。お前、アイオーンの書いたTSUBASAの楽譜見てたけど、リデルに見せたのか?」
シアン「ううん」
クロウ「じゃあ、耳で覚えたのか。あの角っ娘。見かけによらずやるじゃねーか。俺様の次に」


偶然聴いていたクロウとシアンをよそに二人はTSUBASAを曲の終わりまで演奏した。そしてリデルは言う。


リデル「この曲、クロウさんのすごい歌声だから意外と難しいんですね」
アイオーン「今のどうやって覚えた?」
リデル「シンガンさんの曲が外にまで流れて、アイオーンさん達の練習、こっそり見て真似してたんです(演奏邪魔されて怒ってます??)ごめんなさい!」
アイオーン「お前、やるではないか」


すると、アイオーンはリデルの頭をぽんぽんと撫でる。アイオーンは笑顔になりながら言う。


アイオーン「これはお見逸れしたな!よくロムにバレなかったな」
リデル「ぱあっ(おにいさまに頭なでなでされたみたいだ・・・」


一方、ヤイバはcantabileの叫びを聞いていた。鬼の練習みたいなスパルタの声が・・・


ヤイバ(何か故に練習が戦場になっている!!?)

第3話:トラクロとの対バン! その2 ( No.194 )
日時: 2017/03/13 21:56
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

そしてトラクロとの対バンの日。cantabileとマネージャーに変装しているキッドとドラメッドが対バン場所のライブ会場にやってきた。


ププル「こんな大きなとこでするんだねー」
ゼオ「まあ、最大手事務所のディーヴァだからな」
クルミ(クルーク)「トラクロに挨拶しましょうか」


cantabileとマネージャーの二人はトラクロの控え室に入る。そのリーダーのシュウ☆ゾーは気付く。


シュウ☆ゾー「やあ!キミ達がcantabileだよね?僕はギターボーカルのシュウ☆ゾー!よろしくねっ☆」
ゼオ「フルートのゼオ・ウィグルゥ。よろしく」
リク「僕はベースのリクです。よろしくお願いします」
カイ「俺はリクの双子の兄のドラムのカイ!よろしくな!」
クルミ(クルーク)「ピアノボーカルのクルミです。よ、よろしくお願いします」
ププル「ボクはヴァイオリンのププル!よろしくね」


城戸(キッド)「俺、マネージャーの城戸潤平です」
目取(ドラメッド)「僕、チーフマネージャーの目取千之助です。よろしくお願いします」
工藤「ああ、よろしく(チッ・・・アイオーンは来ていないのか・・・」


すると、ライブの時間となる。最初の出番はcantabileだ。


ゼオ「じゃあ、俺達行くからな」
シュウ☆ゾー「うん!楽しんで行ってきてね☆」
ゼオ(ウザい)


cantabileはステージに上がる。すると、会場一体がcantabileムードになり、演奏とともにクルミは歌う!


BGM:黒犬と白犬


cantabileはまた腕が上がり、トラクロもこれに少しだけ心を揺らがす。すると、ロムが入ってきた。


ロム「おい。久しぶりだな」
シュウ☆ゾー「ロム!聞いたよ、cantabileと同じ事務所に入ったんだって?あの社長、才能があるミュージシャンしか入らせないのに」
ロム「まあ、あの社長の気まぐれ何だろうな」
シュウ☆ゾー「(気まぐれではないと思うけど)ロム、あの子達の音楽に興味を持ってるんだね」
ロム「・・・。多分な」


シュウ☆ゾーが笑う中、彼はその後にロムに聞く。


シュウ☆ゾー「ねえ、ロム。もう一度会えたら前から聞きたかったことがあるんだ。cantabileの中に経歴も素性も一切公開していないメンバーがいるらしいんだ。クルミちゃんがそうなんじゃないの?」
ロム「・・・。多分、な」
シュウ☆ゾー「・・・。やっぱり、そうなんだ」
ロム「でも、cantabileはクルミのプロフィールを公開しようとするまで勝とうとは思ってない」
シュウ☆ゾー「・・・。そうみたいだね」


そしてcantabileのライブが終わり、cantabileは大拍手と大歓声のままステージを後にする。ゼオは言う。


ゼオ「終わったよー。あれ?ロム、来てたんだ。他の奴らは?」
ロム「テレビで見るってさ。・・・ただでさえ、うちのメンバーが狙われてるっぽいからな(ボソッ」
ププル「?」
シュウ☆ゾー「じゃあ、僕達は行くからねっ☆行くよ、ツインズ達☆」
ツインズ「はい!シュウ☆ゾー君!」


トラクロはステージに走りそして上がる。これに夢銀河ツーリスト(トラクロファンのこと)は大歓喜になり、そして演奏とともに歌う!


BGM:Get the Sound


トラクロの演奏に会場が一体になってノリノリになる。ちなみにこの対バンは投票制であり、一番多く票を獲得したバンドが勝利となる。トラクロの票が一気に上昇するが、しかし・・・


審査員A「おい!これ・・・!」
審査員B「えっ!?これ・・・」






審査員全員「同票!!!?」






審査員C「こんなことって・・・」
審査員D「わー;奇跡、初めて見ました僕;」
審査員E「・・・どうするんですか?」
審査員A「でも、対バンで引き分けはないし・・・どちらかを選ばないと」
審査員B「それなら・・・」


トラクロの演奏にcantabileがゾクッと稲妻が走る中、自分達の実力を思い知った。自分達の実力を見れば、トップの芸能人にはまだまだ及ばないことを。


ロム「あの・・・cantabile、その・・・」
ゼオ「・・・俺達の負けだな」
ロム「えっ?」
ゼオ「あれには俺達は適わない。あれだけ長くいた人にはこの世界のことは分かる。・・・だがな」


すると、ゼオはロムの方に振り向きながら言う!


ゼオ「次は必ず勝つ!さっきよりももっといい演奏をして、トラクロを見返すんだ!」
ロム「!・・・ゼオらしい言葉だ」


そして対バンはあることによってトラクロが勝利した。しかし、シュウ☆ゾーは作り笑いのような笑みを見せていた・・・。






トラクロのデータです!


・「夢銀河アイドル」シュウ☆ゾー
大人気夢銀河アイドルバンド「トライクロニカ」のリーダーでギターボーカルである男の子。MIDIシティでもトップクラスの知名度を誇るアイドル。
性格は明るく気さく、それと同時に破天荒。面白いことや楽しいことが大好きな人であり、たまにふざけてはライバルのロムや木属性バンドのオシオキ組に説教されることが多い。だが、根は音楽や仕事やバンド活動には熱く、プロ意識やこだわりも強い。後輩のカイやリクだけでなく、他のバンドの子達への影響力も強く、時には自ら嫌われ役になってでも相手の成長を後押しする一面がある。そのため、同業者やライバル達からは何だかんだで認められている。かつて今と違うような姿があり、当時は違う一面があり、音楽のジャンルも違っていたらしい・・・?対バンでcantabileに勝利したが、彼だけは喜べず、そこには芸能界にありがちな理由が・・・?一人称は僕、「シュウ」の時は俺。


・「ツインズの双子の兄」カイ
大人気夢銀河アイドル「トライクロニカ」のドラムである男の子。リクの双子の兄。
性格は元気で無鉄砲な性格。楽しいことや面白いことが大好きな重度の悪戯好きで毎回悪戯を仕掛けてはロムや木属性バンドのオシオキ組に説教されている。だが、泣かせてしまった相手にはちゃんと謝ったり、後輩の面倒をちゃんと見たりするいい子である。後輩のジュニアの子達の指導を行っている。シュウ☆ゾーに心酔しており、彼の性格面で同族である。頭を使うことは苦手で勉強も苦手であるが、いざという時の機転や悪戯に頭を回すことがある。一人称は俺。


・「ツインズの双子の弟」リク
大人気夢銀河アイドルバンド「トライクロニカ」のベースある男の子。カイの双子の弟。
性格は大人しく、勉強家で生真面目。読書好きで中世ボカロ世界のユキナ=フリージスの小説も愛読している。漫画にも理解している人物でリボンの少女漫画「オヤジ☆女子高生」をジャンルを越えて愛読している(本人曰わくありえなづくしで逆に面白い)。純粋な子でもあり、性格のおかげで周囲から可愛がられている。彼の持っているベースはコントラバスと酷似している。勉強したためかジャンルにこだわりが強く、料理も細かいところまで凝っている。一人称は僕。


トラクロのデータは基本的にはほぼ原作通りですが、オリジナル設定も入っています。






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