二次創作小説(映像)※倉庫ログ

第5話:個性とピアノと心の強さ その1 ( No.208 )
日時: 2016/05/05 02:13
名前: 桜 (ID: zwFbxykG)

お待たせしました!魔界ガチャのジュリアと追撃組のまぐろとボスのアコール先生と初代ぷよのウィッチとぷよぷよ〜んのジャァーンを育てたら遅くなりました・・・;次回は無理せずできるだけ早く執筆頑張ります!






一方、クルミは自分の宿直室に走っていた。例のアルバムの整理のためだ。


クルミ(クルーク)「まだ盗られてないかな?」


すると、部屋に入ると出てきたのはそのアルバムだった!クルミはひとまずほっとする。


クルミ(クルーク)「良かった〜。誰かに盗られたらとんでもないことになるもんね;シンガンとプラマジのメンバーの一人でもバレてないみたい。「クルーク」が「クルミ」だってことに」


クルミはドアを閉める。そのドアの隣にいたのはミューモン形態のアイオーンだった。幸いにもギリギリの位置にいたためぶつかっていない。アイオーンは「クルークがクルミである」ことを確信した。


アイオーン「・・・」






星華(王ドラ)「はーい!みんなちゅうもーく!」


その翌日、ピアニッシモでは星華がパンパンと拍手する。クロウは聞く。


クロウ「何だ?」
星華(王ドラ)「聞いて驚きなさい。実は来週、エルガーとのフェスティバルが開催されることになったの!」
シアン「えっ!?じゃあ、クリクリや徒然もいるにゃん?」
星華(王ドラ)「そりゃもちろんいるわよ、新人の御披露目したいんでしょ」
ロム「今から頑張らねーとな!」
アミティ「あのー、頑張るのはいいんだけどさ」
ロム「何だ?」
アミティ「あっちの方を何とかしてあげて」


すると、アミティが指を指したのはツーストに指摘された個性を個性が強い衣装で模索するcantabileだった!


ヤイバ「故に何をやっている?」
ゼオ「えっ?コスプレみたいなのをやってるんだ。個性を模索してたら、いつの間にコスプレにたどり着いちゃって・・・」
マルク「アホかてめーらは!!ツーストが知ったらマジで怒るわ!!」
チュチュ(ロムの強化版みたいな感じですか?)
レトリー「あっ、これ、ぷよクエのエルマの衣装じゃん!着ていい?」
ププル「いいよー」
ヤイバ「こっちはレジェント・オブ・ぷよクエのクロードの衣装ではないか!着てよいか?」
クルミ(クルーク)「いいですよー」


レトリーとヤイバは早速、それぞれの控え室でその衣装に着替える。すると、エルマコスのレトリーとクロードコスのヤイバが入って来た!


シアン「わぁ!レトリー、可愛いにゃん!(可愛らしい笑顔」
クロウ(俺も着ようかな・・・)
レトリー「パシャパシャパシャパシャパシャ(ry」
ヤイバ(エルマコスのレトリー・・・(パシャ)
モア「そういえば、“ぷよクエ黒王子”の“オラーンジュ”さんの噂は聞いたぴゅる?」
レトリー&ヤイバ「何!?」
ロム「オラーンジュ?」
チュチュ「最近人気のぷよクエ実況動画投稿者ですわよ」
モア「モア、発信したぴゅるけど、ここら辺に住んでるって聞いたぴゅる!多分、今の内に会えばできるぴゅる?」
レトリー「じゃあ、会ってくる!(駆ける」
ヤイバ「それで故にサインをもらう!(同じく駆ける」
ロム「その格好で街中をうろつくなあああああー!!!」
星華(王ドラ)「まあ、今の内に少しだけ会うならいいでしょう。休憩は必須だからね!」
ゼオ「あれ?オラーンジュって・・・」
クルミ(クルーク)「そういえば、アイオーンさんは?」
ロム「そういや、今日の練習以外は見てねえな」


一方、レトリーとヤイバは街中を探し回る。しかし、なかなかオラーンジュは見つからなかった。


レトリー「なかなか見つからないねー」
ヤイバ「個人情報をさらすのは故によくないと言うからな;」


すると、ヤイバが誰かにぶつかった!その人のカバンの中身が盛大に散らかり、気付いたヤイバは謝る。


ヤイバ「すっ、すまぬ!故に拾う!」
レトリー「あーあ、バカー;」
???「いや、いい。俺が拾うから。つか、お前らこないだの・・・」
レトリー「!(サインズのヒロ!?」


レトリーはサインズのヒロに気付く。ヤイバはまた拾う。


ヤイバ「故にこれで全部か?」
ヒロ「いや、拾わなくていいって!マジで!」
レトリー「ん?」


すると、レトリーが拾ったヒロのスマホには・・・






「オラーンジュ」の名前のぷよクエアカウントが入っていた(爆弾投下)。






レトリー&ヤイバ( □□)(□□ )
ヒロ(;°ω°)
レトリー&ヤイバ(□□ )(□□ )
ヒロ(;°3°)〜♪






レトリー&ヤイバ「犯人はお前だあああああー!!!」
ヒロ「こんな街中で言うなあああああー!!!」






ヒロはレトリーとヤイバを人混みの少ないベンチに連れ出して、そして頼み込む。


ヒロ「お願いだヤイバ、レトリー!俺が動画実況してることうちの石蕗社長と俺達のファンには黙っててくれ!!何でもする!!下働きでも奴隷でも召使いでも何でもする!!」
ヤイバ「いや、故にそこまでしなくてもよい。拙者らも悪かったから;」
レトリー「でも、何で人気バンドメンバーのあんたが2525の動画実況なんかに・・・?」
ヒロ「ゲームが趣味だからだ。ぷよクエをやってくうちに「動画実況してみれば?」って、ルネに言われたのがきっかけ。それでアキに「バレなければいい」と許可を取ってもらっていつもの言動で実況してたら、いつの間にかぷよクエ人気実況者に・・・;」
ヤイバ「よくそんなレジェント・オブ・スリルなことを・・・;つか、拙者とレトリーもぷよクエをやっているのでな。故に給料で買った魔導石でガチャを回したら、ぷよフェスでクロードが当たったんだが」
レトリー「ボクはサロメ」
ヒロ「それ、ボイスのダウンロードができるぜ」
ヤイバ「本当か!?これ、見た目に反してかなり故に渋い声なのだな」
レトリー「ジュリアジュリアジュリアジュリアジュリア(ry」
ヒロ「これ、王冠クエストが難しいんだよなー。単色じゃなきゃ・・・」
レトリー「分かるー」
ヒロ「そういや、お前らギルド入ってないな。俺のAランクギルドに入ってみれば?」
ヤイバ「よいのか?」


おめでとう! ヒロが ヤイバと レトリーの ぷよクエ なかまに なった!

第5話:個性とピアノと心の強さ その2 ( No.209 )
日時: 2016/05/05 02:15
名前: 桜 (ID: zwFbxykG)

クルミ(クルーク)(今日はアイオーンと一緒に撮影だけど、いないなー(キョロキョロ)


クルミは今日の撮影で一緒になるアイオーンの姿を探すが、いなかった。すると、クルミは撮影をしているアイオーンを見かけた。


クルミ(クルーク)「(あっ、アイオーン!)おーい!」
アイオーン「・・・」


アイオーンの同級生A『できて当然だろう?あの大富豪に生まれたんだから』
アイオーンの同級生B『アイオーン君は音楽よりもちゃんと家のことを考えたら?住む世界が違うんだから』


スタッフA「アイオーンさん。このページは気高さのあるイメージで行きたいの」
スタッフB「そんなに元気ないんじゃ困るよ」
アイオーン「・・・すまぬ(またクルミにも離れられて行くのか・・・」
クルミ(クルーク)「・・・あの、ちょっとアイオーンさんと二人で話していいですか?」
スタッフB「えっ、は・・・はい!クルミちゃんに話しかけられちゃったよ」
スタッフA「バカ・・・;」


クルミは座っているアイオーンの隣に座る。クルミは言う。


クルミ(クルーク)「あの、アイオーンさんの曲、すごかったです。リデルさんも気に入ってるみたいですし、あの曲ほど覚えやすいものはないですからね。最近・・・元気ないんですか?」
アイオーン「・・・(大きな優しさを持ってて、音楽や仕事で認められていて、頑張り屋で、こんな童に悩みがあるわけない。でも・・・)・・・実は俺、お祖父様譲りの未来予知能力があるのだ」
クルミ(クルーク)「えっ?」
アイオーン「大富豪に生まれたから、隠蔽もできたしな。だが、大富豪の息子として音楽やいろんな習い事や勉強をしてくにつれ周りの奴に色々言われるのが苦しかったり、自分がだんだん傷つけられて弱くなりそうで・・・クルミからしてみれば、こんなことで悩むのはおかしいだろうがな」
クルミ(クルーク)「顔を上げて下さい」


すると、クルミはアイオーンの頬に手を添える。アイオーンは突然のことに顔を上げる。


クルミ(クルーク)「悩みなんて一つもない方がどうかしてますよ。自分の人生に対して真剣になって、何が悪いんですか?周りの人に何言われたって、どんな挫折があったって、今その姿と才能で生まれて今生きてます。たった一回だけ何ですから。・・・ボクも手に入れたものより失ったものの方が大きく見える時があります。でも、悩みが出てくるなら悩み抜けばいいんです!頑張りましょうね」
スタッフC「クルミちゃん、撮影始めますよー」
クルミ(クルーク)「はーい」


スタッフD「クルミちゃん、確かゼオさんとププルさんの悪口を言われたのを処理してるって」
スタッフE「アイドルの先輩から二人の悪口を言われてかばったのを見た?クルミちゃんがそのアイドルの先輩を説き伏せたらしいね」
スタッフF「クルミちゃん、実力あるし優しいしねー」
スタッフG「ちゃんといい子って分かってるから、アイドルの先輩もクルミちゃんの悪口は言えないでしょうね」


アイオーン「・・・!」


すると、アイオーンはクルミがちゃんと頑張ってることを知り、その健気さに涙が流れた。
ああ、そうか。ゼオとププルがクルミを守ってるんじゃない。クルミが二人を守ってるんだ。繰り返した挫折もどんな悪意も、ちゃんと庇おうと頑張ってる。強さが彼にあるからだ。
悩みもみんなあるんだ。それでもちゃんと強くなろうとしている。きっとそれが“勇気”ってこと何だ。


アイオーン「・・・」


すると、アイオーンは何かを決意する!エルガーとピアニッシモのフェスティバルでクルミにできること・・・。
そして撮影が終わると、アイオーンは星華の姿の王ドラの元に訪れる。


星華(王ドラ)「アイオーン!撮影、どうだった?クルミちゃんと一緒だから大丈夫何でしょうけど」
アイオーン「あの、星華社長。エルガーとのフェスティバルでお願いがあるんだが」
星華(王ドラ)「?」


アイオーンはそのお願いの内容を言った。そしてエルガーとのフェスティバル当日になった。

第5話:個性とピアノと心の強さ その3 ( No.210 )
日時: 2016/05/05 02:20
名前: 桜 (ID: zwFbxykG)

石蕗「ただいまピアニッシモとエルガーのフェスティバルが始まりまーす!まずはglasses!」
イチイ「ふっ。可愛らしい子猫達よ。このglassesの演奏を聞くがいい!」
glassesファン「キャーvvv!!!」


まずはglassesの演奏から始める。これをテレビから見たクロウはイチイの弟であるラピスに聞く。


クロウ「あれがお前の兄貴?変わってるな;」
ラピス「いや、イチ兄の歌もglassesの演奏もすごいんです!俺達はcantabileにもglassesにもいつか追いつくことを目標にしています!」
ロム&ゼオ(いい弟だなぁ・・・(ジーン)


そして出演バンドが大半が大盛況のまま終わろうとしている中、星華の姿の王ドラが言う。


星華(王ドラ)「ここで終わりたいところ何ですが、次が最後でピアニッシモからのサプライズプレゼントです!」
観客A「えっ、何!?」
観客B「Deuilがゲストで出てくるのかな?」
ゼオ(あれ?聞いてないんだが・・・?)
ヤイバ(クルミ、故に何か知っておるのか?)
クルミ(クルミ)(知りません)


すると、スポットライトに照らされたのは・・・






1台のグランドピアノの前に座るアイオーンだった・・・!






家畜A「キャーvvv!!!」
家畜B「アイオーン様、ピアノ弾けんの!!?」
アイオーン「・・・連弾を指名させてもらう。クルミ」
クルミ(クルーク)「!?」
ゼオ「行ってこい。リーダー命令だ」
ププル「頑張れ、クルミちゃん!」
クルミ(クルーク)「はっ、はい!」


クルミはすぐにステージに上がる。アイオーンの隣に座るクルミにアイオーンは言う。


アイオーン「クルミ、正確に弾かなくて大丈夫だ。あの時演奏した曲、覚えているだろう?」
クルミ(クルーク)「!はい」


アイオーンとクルミは連弾でピアノを弾き始める・・・。


BGM:ピアノ版TSUBASA


クロウ(これ、俺達のデビュー曲!?)
ヤイバ(アイオーン、故にピアノでアレンジして弾いておるのか・・・)
ロム(やっぱ、アイオーン、すげーな・・・)
リデル(!・・・)


リデルはこないだ見たことを思い出した。アイオーンがピアノで何度も失敗を繰り返しながらシンガンのデビュー曲をアレンジしたこと、アイオーンが誰かに何かピアノで必死で伝えようとしたこと、そしてアイオーンがその「誰か」ことクルミと自分を重ねていたこと・・・。リデルは思う。


リデル(アイオーンさん、必死に頑張ってた。苦しんでまでクルミさんに何かを伝えようとしてた。本当は苦しいなら止めさせたいです。だけどーーーアイオーンさんが苦しんでまで頑張ってるのに止めたくない!)


そんなリデルを見て王ドラは何かを感じ取った。


星華(王ドラ)『クルミちゃんとピアノ連弾したい?』
アイオーン『ああ。無理でも構わん。クルミに伝えたいんだ!』


星華(王ドラ)(そう。リデルさんがクルミちゃんを重ねていたのと同じように、アイオーンさんもクルミちゃんと重ねていたんですね。分かりますよ。苦しんでいるのにそれでも頑張ろうとしている気持ち。その気持ちは誰にだってあります。きっと、アイオーンさんの伝えたかった演奏はクルミちゃんに届いているはず・・・)


その時、王ドラの瞳から一筋の雫が流れた・・・。そしてピアノ連弾が終わり、観客から大拍手と大歓声を浴びる。アイオーンは小声で言う。


アイオーン「・・・お前」
クルミ(クルーク)「はい?」
アイオーン「ぷよぷよのメガネ何だろう?」
クルミ(クルーク)「!!なっ、何で知って・・・。・・・。・・・黙っててね;」
アイオーン「ああ、黙っとく。クルミもメガネも本当の親友になりたいからな」
クルミ(クルーク)「!」


そしてピアニッシモとエルガーの初のフェスティバルは幕を閉じた・・・。






その翌日。ピアニッシモではいつも通りに仕事や合奏に打ち込む中、アイオーンは昨日言った通り、クルミの正体を他のシンガンメンバーやプラマジにも言わなかった。クルミは言う。


クルミ(クルーク)(本当に何も言わなかった・・・それなのにボクは・・・)


クルミが思い出すのはアイオーンのピアノ、そして昨日言った「クルミとは本当の親友になりたい」。その様子にクルミはある決意をする!


クルミ(クルーク)(ちゃんとアイオーンに言おう。ボクの過去や「クルミ」になった理由の全部、アイオーンに打ち明けよう)






クルミ(クルーク)(自分の中の大事なこと、伝え合う関係になりたいから・・・!)






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